SYUUのお天気屋さん

毎日の東京の天気と、花や景色の写真をご紹介しています。

ワーグナーのリング

2022-06-10 08:28:39 | 映像・音楽

(神代植物公園のバラ:ピース     5月18日撮影)

 

 

 

 『今朝の天気』

 

 

(7:00頃)  

 
今朝の温度(6:00) 室温 リビング:25.2、 洗面所:26.5、 湿度(リビング):52%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:24.7、最低気温:15.9  
本日の予想気温 最高気温: 26、最低気温:19)
 
 
 
(ガーデン・パーティー)
 
 
 
 雨はさほど多くないですが、曇り空が続きます。梅雨寒は解消されつつありますが、蒸し暑いのもありがたくないですね。我慢の日が続きそうです。
 
 目に負担をかけない生活が続いています。大好きなTVも夕方と夕食後の1時間、合わせて2時間程度で我慢しています。
 そのTVの時間、夕方は主にドラマを観ています。そのドラマ時間帯、ある番組が終わったのを機に水曜日は「オペラ」の時間が加わりました。
 オペラといば、これまで観たいと思い録画だけはしてきたのですが、3時間程度と長時間で、目への負担が大きく結局回避してきました。そこで、1時間程度づつ分割して観ることにしたのです。
 で、いきなり超大作にチャレンジです。ワーグナーの「ニーベルングの指環」(ウキペディア)4部作です。WOWOWで放送された2019年制作のメトロポリタンオペラを3か月ほどかけけて全作観終えました。
 
 ワーグナーが26年かけて完成させた作品ということですが、ともかく長いですね。観終えた感想はまさに「終わった!」です。
 「マシン」と呼ばれた舞台装置とプロジェクションマッピングを利用した舞台で、さすが現代のオペラといったところですが、意外と舞台はスッキリとしています。そこで、神々と人間界の黄金の指輪をめぐる愛の葛藤の世界が描かれます。
 オペラはこれまでも全くというほど観てきていないので、感想は?と言われても、まずは筋を知ることができた程度のことです。それと意外と筋も単純です。トールキンの「指輪物語」(映画:ロード・オブ・ザ・リング」)をイメージしていると、黄金の指環がテーマですが、あのファンタジック冒険世界とは全く違った世界が描かれています。ゲルマン民族の民話が土台になっているということで、本来素朴な物語だったのだと思います。
 
 まずは観ました。筋を追うのに精いっぱいでオペラを楽しむまで行きませんでした。次はオペラを楽しみたいと思います。それには多く観ることでしょうか。
 
 
 
(ガーデン・パーティー)
 
 
 
 
 
(ピース)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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自宅映画:ガス燈(1944)

2021-11-29 09:28:32 | 映像・音楽

(神代植物公園にて・バラ:花房   11月11日撮影)

 

 

 

 『今朝の天気』

 

(7:15頃)  

 
今朝の温度(6:00) 室温 リビング:20.0 洗面所:22.0、 湿度(リビング):34%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:14.4、最低気温: 3.8  
本日の予想気温 最高気温:15、最低気温: 5)
 
 
 
 
 
 
 今日も快晴の朝です。
 昨日東京の最低気温は5度を切りました。今日も同じぐらいでしょうか、かなり冷え込んでいます。
 さすがに暖房が欠かせなくなっています。着るものも次第に厚くなっています。
 
 さて、日曜日の映画の時間、懐かしの映画音楽に絡めた映画を観ていますが、今回は映画音楽抜きの懐かしの映画でした。1944年制作のアメリカ映画「ガス燈」(モノクロ)です。
 ネットで調べると戯曲の映画化ということで、1940年制作の英国版があって、そのリメイク版ということです。いずれにしても、戦前の映画ですから、懐かしの映画でいいでしょうね。
 
 
 (yahoo画像検索より転載)
 
 有名女性歌手が宝石泥棒に殺されます。その姪で同じく歌手を目指す女性と、その女性の歌のレッスンの伴奏をしていたピアニストが恋に落ち結婚します。
 ということで、題名のガス燈からしても、ガス燈の下での恋、といった恋愛映画かと思ったら、これがしばらく観ているとどうも雰囲気が違うのです。
 3分の1ぐらい観たところで、これはサスペンス映画だ、そして結末も予想できてしまいます。そして、予想どおりの結末となりました。
 
 ということで、映画の出来としてはどうでしょうね。心理描写巧みな当時としては斬新な映画だったのだと思います。ただ、今だとどうでしょう?ありきたりの筋書きと言えそうです。☆2つくらいでしょうか?
 でも、それを200%カバーしてくれるのが、何といっても主演女優のバーグマンですね。ともかく、2時間の映画ですが、十二分に鑑賞に堪えます。
 バーグマンを最初に知ったのは「カサブランカ」だったと思います。こんな奇麗な人がいるんだ、と思いました。ということで、鼻の下を長くしてバーグマンを観てください。そんな映画です!かな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ブルックナー:交響曲第5番

2021-11-04 09:06:52 | 映像・音楽

(神代植物公園にて:ダリア・作者管理者番号19-403   10月7日撮影)

 

 

 

 『今朝の天気』

 

(6:45頃)  

 
今朝の温度(6:30) 室温 リビング:22.5 洗面所:24.0、 湿度(リビング):38%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:22.1、最低気温:13.5  
本日の予想気温 最高気温:21、最低気温:13)
 
 
 
(作者管理者番号19-403)
 
 
 
 今朝も昨日よりやや冷え込みましたが、暖かい日が続いています。今週は穏やかな秋日和が続くようです。
 せっかくなので出かけようとも思うのですが、 御籠もり癖が抜けないようです。
 
 
 
(アント・ノーマ)
 
 
 
 タイトルは変われど、写真は変わらずで今日もダリアですが、今日は音楽のお話をしたいと思います。
 
 最近、ブルックナーを聴き込もう、と思い始めています。
 クラシックを聴き始めて50年ほどになりますが、20代はもっぱら交響曲中心の管弦楽ばかりを聴いていました。ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、チャイコフスキー、ドヴォルザークなどポピュラーな作曲家ばかりですが、繰り返し夢中で聴いていました。
 30歳を過ぎたころからバッハ、ハイドン、モーツァルトなどバロック、古典派系に、さらにショパンなどのピアノ中心の器楽曲にもと聴き込む曲の中心が変化していきました。
 40,50代は仕事も忙しくなって、ゆっくり音楽を楽しむ余裕もなかったのか、何を聴いていたのか思い出せません。
 そして、引退後は、集中して聴くジャンルもなく、クラシックもBGM的に室内楽や器楽曲を聴くことが多くなっています。
 そんな中でも、聴き込んだまではいきませんが、マーラーはある程度気を入れて聴いてきました。大曲主義者とでも言うのか、1時間以上の交響曲ばかりで、聴くのは結構しんどいですが、何やら神秘的な雰囲気に吸い込まれて、いつの間にか聴き終わっています。
 
 で、ブルックナーです。
 ブルックナーを最初に聴いたのは30代後半だった気がします。マーラー同様の大曲です。聴いたのは8番か9番だったと思いますが、長い曲でしかも重厚な曲です。その頃は結構きつかったですね。嫌いにはなりませんでしたが、積極的に聴こうという気にはその時はなりませんでした。
 その後は、7,8,9番を中心に時々NHKBSのクラシック番組で放送されるのを聴く機会がある程度でした。ただ、今でもよく聴くのは、ロマンティックの標題のある4番です。ブルックナーの曲ではその標題のとおりゆったりとした明るい優雅な曲で、ブルックナーといえば4番ということに私はなります。
 
 
 
(ピンク・パンサー)
 
 
 
 最近はジャズを聴きだすなど、あまり音楽のジャンルも気にせずなんでも聴いています。歳とともに一音一音をじっくり聴くということができるようになって、どんな音楽でも、初めての曲でも楽しめるようになってきています。
 ですから、若いころはちょっと無理っぽかったブルックナーですが、今なら楽しんで聴き込める気がしています。ということで、やはり聴くならレコードですね。4番は持っていますが、1番から9番までのレコードを手に入れようと思っています。
 
 ということで、最近5番と7,8番を入手しました。ネット通販ですが、大阪の馴染みの輸入レコード店からです。
 
 
 
 (yahoo画像検索より)
 
 
 
 で、昨日聴いたのがルドルフ・ケンペ指揮、ミュンヘンフィル演奏の5番です。5番を聴くのはおそらく初めてだと思います。もちろんブルックナーですから75分という大曲です。ただ、有名な後半の曲よりは、オーソドックスな曲作りという気がします。全体にゆったり目のテンポの曲ですが、それなりメロディアスです。特に第1楽章はメロディーが大きく変化して楽しめる曲調になっていました。傾向としては4番に近い曲調と言えそうです。
 次は7番を聴く予定です。他の曲もレコードを入手して、楽しみを続けたいと思います。
 
 
 
 
(シュガー・カット)
 
 
 ところで、何でブルックナー?と聞かれそうですね。
 答えは「長い曲だから」です。長い曲は聴くのは長い時間集中力を強いられ大変ですが、聴き終わった時の満足感が大きいのです。高い山に登る、に近いでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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自宅映画:シェルブールの雨傘

2021-11-01 10:29:16 | 映像・音楽

(神代植物公園にて:ヤマトシジミ   10月7日撮影)

 

 

 

 『今朝の天気』

 

(7:15頃)  

 
今朝の温度(5:30) 室温 リビング:22.3 洗面所:24.0、 湿度(リビング):46%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:16.4、最低気温:12.3  
本日の予想気温 最高気温:20、最低気温:13)
 
 
 
 
 
 
 衆議院選挙が終わりました。結果は選挙前の予想通りだったということでしょうか。政局に大きな変化はなさそうです。
 それより、昨晩、選挙結果を見ようとネットニュースを確認してびっくりです。地元調布・京王線の駅で起こった列車内での傷害事件です。火災も発生、重体者を含む多くのけが人が出たということです。同じような事件が小田急線でもありましたが、身近な場所で起こって一層驚きです。重体の方には是非助かってほしいものです。けがをされた方の早い回復を祈念します。
 
 さて、日曜日の映画の時間、このところ懐かしの映画音楽をテーマに、そのもとの映画を順次観ています。主にNHKBSで放送されたのを録画しておいたもので、もう30本ほどたまっています。
 昨日観たのは1964年制作のフランス映画「シェルブールの雨傘」でした。
 
 
 
 (yahoo画像検索より転載)
 
 今日も曇りですが、昨日は予報どおり午後から雨、雨なら雨の映画を観よう、ということで、「雨に唄えば」を観ようかと思ったのですが、確かミュージカルだったな、と思って止めました。どうもミュージカルは不得意なのです。
 で、シェルブールの雨傘、となったのですが、これが何とミュージカルでした。それも全セリフが歌という完全版、こてこてのミュージカルでした。
 ということで、やめようかと思ったのですが、少し我慢しようと観ているうちに次第に慣れて結局全部観てしまいました。
 内容は、前回観た「男と女」同様の単純な恋愛映画、もっともこちらは主人公同士は結ばれず、それぞれ別のパートナーと結ばれる内容となっています。
 
 舞台は、フランスノルマンディー地方の港町シェルブールの傘店(店名もシェルブールの雨傘)。女店主の16歳の娘(カトリーヌ・ドヌーブ)とその恋人で20歳のガソリンスタンドの青年店員が主人公の物語です。
 青年には召集令状が来て、2年の兵役のため戦地に赴くことになります。そして、赴任中に娘は妊娠していることを知ります。そんな時に、登場するのが、生活が苦しい女店主が宝石を売ろうとした相手・パリの宝石商です。この宝石商、娘に一目ぼれ、結婚を申し入れ、お腹この子の存在を承知で、結局二人は結婚します。
 そして、二年が経ち兵役を終えた青年がシェルブールに帰ってきますが、傘店は閉店しており、娘の行先も分かりません。青年は一時自暴自棄になりますが、やがて、一緒に住んでいた病気の叔母の世話をしてくれていた娘と結婚します。そして叔母の遺産でガソリンスタンドを経営、子供も出来て幸せな家庭を築きます。
 
 という映画です。
 
 では、この映画のきもは何でしょうか。ラストシーンもべたな感じですが、なかなか良いですね。何やら感じるものがあります。
 でも、この映画のきもは筋ではなく、やはりミュージカルということもあって、音楽でしょうか。
 テーマ音楽が随所で流れます。それと、二人の会話の場面でも、会話のメロディーにテーマ音楽が使われています。映画音楽全盛時代だった時期の映画ですが、先の男と女ではフランシス・レイ、この映画では名前だけは聞いたことがあるミシェル・ルグラン音楽監督の力量発揮の映画ともいえそうです。
 
 90分ほどの短めの映画です。私のようにミュージカル駄目という人も、音楽を楽しむつもりでご覧ください。
 この映画カトリーヌ・ドヌーブの出世作ということですが、この時ドヌーブ21歳、もともと妖艶な女優さん、16歳娘はちょっと無理があった気がします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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自宅映画:男と女

2021-10-25 08:48:26 | 映像・音楽

(神代植物公園にて:ダリア・大満足   10月7日撮影)

 

 

 

 『今朝の天気』

 

(6:45頃)  

 
今朝の温度(5:30) 室温 リビング:21.7 洗面所:24.0、 湿度(リビング):37%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:19.5、最低気温: 7.9  
本日の予想気温 最高気温:18、最低気温:11)
 
 
 
(大満足)
 
 
 
 日曜日の映画の時間、昨日は懐かしの映画音楽「ダバダバダ・ダバダバダ」で有名な「男と女」です。
 1966年制作のフランスの恋愛映画です。
 妻を自殺で亡くしたカーレーサーの男と、夫を事故で亡くした映画製作スタッフの女が、それぞれ預けている子供の寄宿舎で知り合い恋に落ちる話です。
 ストーリーは至って単純ですが、この映画はさすがフランス映画という気がします。ともかく全編をとおしてお洒落な雰囲気が漂い続けます。何故なんでしょうね?
 映画はいわゆるパートカラーという、我々世代の男性だと一寸ドキッとする用語でもある手法で制作されています。モノクロとカラーの切り替えの場面ごとの意図が一度観ただけでは十分に理解できませんが、いずれにしても、画面の雰囲気作りがうまいですね。夕暮れの海岸で二人の子供と一緒に遊び、そこに犬を連れた老人が散歩をするシーンなど、こんな写真が撮ってみたいと思わせる、素敵な映像となっています。
 男が有名なカーレーサーということで、ルマンやモンテカルロ・ラリーのレースのシーンも登場します。実際の映像も使われているのかもしれませんが、昔のドキュメントニュースを観るようでこれまた良いですね。
 フランス映画というと、正直私などには、『一体何が言いたいんだ?』と思わせる難しい映画が多くてあまり得意ではないのですが、この映画も私が恋愛には疎くて何もわかっていなくて狙いが見えないだけかもしれません。そうだとしても、雰囲気作りは最高でした。まさに「大満足」の映画でした。
 
 古い映画もいいもんですね!
 
 
 
(大利根)
 
 
 
 
 
(アイオライト)
 
 
 
 
 
(黄望)
 
 
 
 
 
 
 
 
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