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映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」@ユナイテッドシネマ豊洲(2023/3/3)

2023-03-03 19:11:27 | 映画感想
映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

2023/3/3、ユナイテッドシネマ豊洲、9番スクリーン。

公開初日とはいえ、金曜日の全館オープン前の初回上映(映画館は営業中)なのに、
100余名のキャパのところ、40人ほどはいたんじゃないか。(すごく多い)

アカデミー賞候補作の威力だろうか、GAGAのパブリシティ戦略の成功なのか。

**

ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ジェイミー・リー・カーティス。



老いた父、わがまま娘、頼りない夫に囲まれて、コイン・ランドリーを経営するエブリン(ミシェル・ヨー)
業務拡大のため、税務当局を訪れるが、担当の査察官(ジェイミー・リー・カーティス)は、領収証に疑問。
不認可を言い渡そうとするが、夫のとりなしで、その日の6時までに再提出すると約束させられる。

しかし、二人きりになった途端、夫は眼鏡をはずし、エブリンの両耳にイヤホンを強制装着。
エブリンはわけのわからない意識を見せられ大いに困惑する。

査察官に襲われる幻覚が高じたエブリンは、近づく査察官にパンチをお見舞いし、警備員につかまりそうになる。
すると夫が豹変し、ウェストバッグを武器として警備員複数を撃破してしまう。

夫によればこの世界は互いに関連する多くのマルチバースの一つであり、自分は世界の破壊をもくろむ大悪人、
ジョブ・トゥパキに対抗している異星人だという。

そして多くの別世界にいるエブリンはみんな、ジョブ・トゥバキに殺されてしまって、残るエブリンが頼りだという。
しがないコイン・ランドリーの女店主エブリンに混沌するマルチバースを救うことはできるのか。

**

よくぞというか、なぜにというか、なんでこれが「アカデミー作品賞候補」に選ばれたんだと思う映画。
かみさんは何度も笑っていたけど、どこが面白いのかよくわからなかった。

とにかくハチャメチャ。
ただ、様々なバースのエブリンが登場するので、手は込んでいるし、撮影も大変だったろうなとは思う。
下ネタもガンガン出てくる。

あまりの「すばらしさ」に途中何度も意識を失いかけたので、ストーリーは飛び飛びにしか入ってこなかった。

観客の大半の年齢層には。とっつきにくかっただろうし、理解しがたかったんじゃないだろうか。

マルチバースの概念が思ったものと違っていた。
これはマルチバースというよりもパラレルワールド。
でもセリフは確かにMultiverse。
訳は「多元宇宙」ということらしい。



主演のミシェル・ヨーは、カンフー映画などに多数出演。
還暦とは思えない身のこなし。

税務署の査察官は、ジェイミー・リー・カーティスに似てるなと思ったら本人だった。
「トゥルー・ライズ」でシュワちゃんの妻役、「ナイブス・アウト」では、死んだ金持ちの長女。

娘のステファニー・ヒューは初見。TVの出演が多いようだ。「シャン・チー」でもミシェル・ヨーと共演。

そして、キャストで一番びっくりしたのはさえないす夫役のキー・ホイ・クァン。
なんと「インディ・ジョーンズ2」の子役ショート。



チラシもう一種類。



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