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映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」@ユナイテッドシネマ豊洲(2023/9/29)

2023-10-01 11:32:59 | 映画感想
2023/9/29 ユナイテッドシネマ豊洲、9番スクリーン。

キャパ102人のスクリーン。
金曜朝一の上映だが、キャパの1/3程度は入っていた。
この日、映画館のある一角はららぽーと豊洲全体の開店時刻の10時前に開いてはいたが、
いつもはコンセッション前のロビーには客がまばらなのに、この日はポップコーン売り場に長い列。
ユナイテッドシネマ豊洲側のじゅうたんからあふれ、ゲーセン側(まだ開店前)にはみ出していた。
列に並んでいるのはほぼ若い男性。
この時間にこれだけの列に並んで上映開始に間に合うのか、いったい何を見るんだ、だとと余計なことを考えた。

ユナイテッドシネマ豊洲の方もいつもの調子でポープコーン売り場の窓口は1つしか空いていなかったので、
これだけの列になるとは予想していなかったのだろう。

**

キアヌ・リーブス、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、ビル・ステルスガルド、
真田広之、ドニー・イェン、リナ・サワヤマ。



冒頭、数分で過去のジョン・ウィック・シリーズ3作のダイジェストが流れ、この映画の世界観や
ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)の立ち位置、主席(High-Table)との関係が示される。

「主席」は全世界の殺し屋を統括するグループで依頼を受けて殺害対象に懸賞金をかける組織。
殺し親たちの絶対的安全地域であるはずの「コンチネンタルホテル」で、殺し屋通しのトラブルを起こし、
主席から追われる身となったジョン・ウィック。
殺し屋を倒せば倒すほど、懸賞金は跳ね上がり、ジョン・ウィックを狙う殺し屋は増えていく。

ジョン・ウィックはこの殺しのらせんから逃れるには主席を壊すしかないと考えた。



映画本編は砂漠で4頭の馬上の男たちの疾走で始まる。
3人の男を追うジョン・ウィック萩次人男を倒し、ついに主席のリーダーにたどり着く。
私を殺しても代わりはいくらでもいるというリーダーを殺したジョン・ウィック。

解放されるどころか賞金額の上昇を招いただけ。
主席はジョン・ウィック殺害を新リーダーのヴィンセント(ビル・ステルスガルド)に一任する。

ヴィンセントはジョン・ウィックを増長させた責任はコンチネンタルホテルにあるとして、NYの
コンチネンタルホテルを破棄(のちに爆破)、コンシェルジュのシャロン( ランス・レディック)を射殺。
支配人のウィンストン(イアン・マクシェーン)を放逐する。
ヴィンセントはジョン・ウィックの旧知で引退している盲目のケイン(ドニー・イェン)を呼び戻し、
ジョン・ウィック殺害を命じる。

ジョン・ウィックは大阪コンチネンタルホテルの支配人で旧知のシマヅ・コウジ( 真田広之)にかくまわれるが、
娘でコンシェルジュのアキラ(リナ・サワヤマ)は自分と父の身を心配する。

果たして、主席の配下の殺し屋連中が大阪コンチネンタルホテルに大挙して攻め込んできた。
壮絶な殺し合いとなる。

この後も殺し合いが続き、多くの人が死にゆく。
果たしてジョン・ウィックはこの戦いに勝利することができるのか。
結末や、いかに。



とにかく長い。

敵も味方もなかなか死なない。
いくら全員が防弾仕様の装備をしているとしてもあそこまで頑丈なものなのか。
(その割には即死する武器もあったが)
一人に拳銃5発ぐらい撃っているし、致命傷を与えない限り、撃たれてもすぐに立ち上がる。
あれだけ乱射したら、いくら予備のマガジンが大量にあっても、敵の銃器を奪っても弾が足りなくなるだろうし、
人間はあそこまで痛みに強くないと思うがどうか。
リボルバー・リリーよりひどい。ゾンビか。

ドニー・イェンも設定もすごいというか無茶と言うか。
「イップマン」でカンフーの達人だとはわかっているが、盲目なのは後天的なもので、しかも殺し屋を辞めるときだというから、
あそこまで座頭市になれるのかは不明。



リナ・サワヤマは初見だが、新潟生まれで幼いころにロンドンに移住。歌手でありモデル。
ずっとロンドンにいた割には日本語は全く違和感なし。

ビル・スイテルスガルドは初見だが、ステラン・スカルスガルドの息子。
ステラン・スカルスガルドは「パイレーツ・オブ・カリビアン」でウィル・ターナーの父、ビル。
「マイティ・ソー」シリーズでナタリー・ポートマンをサポートする大学教授。
「マンマ・ミーア」では、メリル・ストリープの元恋人の一人。
「DUNE 砂の惑星」にも出てる。
兄のアレキサンダー・ステルスガルドは「ターザン:リボーン」のターザンなどの俳優一家。



このシリーズはこれで完結。
よほどのことがない限り、次は作れない。

なお、エンド・クレジットの後に1シーン。
物語のメインイベントではないが、見ておいて損はない。


***

コンセクエンスはconsequenceとつづる。
字幕では「報い」とされていたが、辞書によると「結果」とか「成り行き」となっている。
用法を見るとたんなる「結果」というより、悪い結果、重大な結果のようであり、ある意味「報い」は適切かも。

また、発音は「コンシークエンス」(シーにアクセント)だと思っていたが、
副題通り「コンセクエンス」とコンにアクセントがあるし、伸ばさないようだ。

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