Trip to the Waterside ~梅のいい釣り夢気分!~

三浦半島・伊豆半島をメインとした ルアー釣行記とそれにまつわる旅の記録を中心に、日常生活もろもろと

月下美人 EX AGS 76UL-S インプレ

2018-03-27 | ロッドの話
このロッドはだいふ古くなりましたがまだまだ全然現役です AGS搭載になってからの最初の月下美人です。



金色に塗装されたブランクスは好みが分かれそうですが、ワタシは夜でも見やすくまたこれぞ月下美人という感じで好きですね。

グリップまわりは『 89ML-T 』のときも書きましたが、今のスケルトンタイプよりも力が入れやすく、また握りやすさもあって古いこちらの方が好きです。月下美人のULクラスはワームの釣りを意識してか、操作性を良くする為だと思いますが、リアグリップ側が短めの設定となっています。しかし短すぎないこととグリップ形状が良い為、キャストは非常にやりやすいです。リールのサイズは2000番がベスト。




このロッドが発売された当時は、ジグ単の釣りでアンダー1gというのはまだメジャーではなかった為、ワタシは1/16ozをベースに使用していました。低活性メバルのモゾっとしたバイトもしっかり取れ、ペナンペナンとしているのに感度は高い。プラグの釣りでは流れの強弱も掴みやすく、ライトエギングのシャクリアクションも入れやすい。繊細なのに色んなことに使えるのがこのロッドの凄いところ。ただしメッキのようなロッドアクションをビシバシ入れる早い釣りには張りが少なく不向き。スローな釣りに最適です。また基本柔らかいロッドなので、根から魚を引き剥がすみたいなことには向きません。

長さも76とワタシ的には絶妙 ラインはフロロでもPEてもどちらもOK


ティップは食い込みも良く弾きが少ない。キャストの際はジグ単や軽量プラグなどはティップに乗せてキャスト、ライトエギングでは2.5号のエギをベリー〜バットに乗せてキャストすると快適でした。



テーパーはレギュラー〜スロー。ロッド全体でパワーを受け止め、ブランクスの弾性で魚を浮かせる感じ。柔よく剛を制すというような、不意の大物に対してはしっかりロッドを曲げてやり取りするのが良さそうです。