みずのぉと。

もっと建設的な事考えたい。

函館旅行記7~星の夜に。

2006年02月23日 | 行っとけ。(旅日記)
…としっとりとしたタイトルなのですが、夕食の話からスタートです。
夕食はホテルのバイキングでした。「~号室です。」「こちらへどうぞ」とここまでは普通の客と従業員の会話。しかしその後「他にも用意してございますので、あまり取り過ぎないようにお願いします。」
???バイキングなのに取りすぎるなとはこれいかに?と思って席に着いたら「ドン、ドン、ドーンと」とホテルの用意した料理がある。茶碗蒸し付き。
「…不思議だねぇ。」「これなに?」「え、わかんない。」「だから取りすぎるなって言ったのか~。」…不思議な夕食だった。

最上階にある風呂は夜景が見る。特に露天は最高!函館市内が一望できて、上を見れば星が瞬いている。赤い光が並んでいるあそこは函館空港だと、函館在住のRが教えてくれた。露天風呂は不思議だ。時がたつのを忘れてしまう。湯の熱さを風が冷やしてくれるからいつまでも入っていられる。そして、心を正直にさせてくれるようななにかがある。
「munは最近どうなの?」「実はさ…。」そんな会話が続いていく。空を見上げる、湯気の向こうにオリオン座が光る。ずるいな…何に言うでもなくそう思いながら隠していたことをポツリポツリと話した。夜はこれからだ。

しかし、サービスで無料だったがラウンジのカクテルが850円だったことのほうがよっぽどずるいと思う。禁酒中の私は210円相当のラムネ、お子ちゃまか…orz