みずのぉと。

もっと建設的な事考えたい。

函館旅行記7.5~番外編・後編

2006年02月26日 | 行っとけ。(旅日記)
彼女はポツリポツリと話し始めた。まずエレベーターを8階で降り、部屋を鍵で開けた。ドアを開けると部屋は暗かった。誰か消して行ったのかな?と特に気に止めずに電気をつけると…ひいてあったはずの布団もなく、私たちの荷物もなかった。クローゼットに掛けているはずの私たちのコートもなかった。まるで最初から誰もいなかった、誰も来なかったかのような部屋が目の前に広がっていたという。恐ろしくなり、電気を消して外に出た。あわてて「815」そう書かれた部屋のドアを閉めたという。…しばしみなの間に沈黙が流れた…。

「…。」「?」「!!」そして大爆笑!!「私たちの部屋「817」じゃん!!」そう、部屋を間違えたのである。しかも隣ではなく、向かいの部屋を開けたという。「いや~、ビックリだね。」「でも鍵は開いたんだよ~!」「え???」同じ鍵で違う部屋が開く。それはそれで不思議かもしれない…。

なおこの話は本人の了承を得て、多少脚色を加えて書いてみました。○○さんごめんなさい。そして、ありがとう(笑)

函館旅行記7.5~番外編・前編

2006年02月26日 | 行っとけ。(旅日記)
世の中には私たちが考えも及ばないような不思議な体験に遭遇することがある。今回のことは本当にその事を実感させられるものだった…。

私たちの部屋は某ホテルの8階にあった。入り口から入って手前左が物置のような部屋、右がユニットバスで、さらに入ると居間というのか布団をひいた部屋、コートを掛けたりするクローゼットもそこにある。ごく一般のホテルで見られる造りの、よくある部屋でその事件は起こった。

私たちは一人を除いてのんびりと露天風呂に浸かっていた(7.星の夜に参照)。「○○、なかなか戻ってこないね。」「そうだね~。」とのんきに、特に気にすることなく別の話に花を咲かせていた。荷物を取りにいった○○はなかなか帰ってこなかった。みんながさすがに少し気になった頃、彼女は戻ってきた。なんとも複雑な表情を浮かべて…。「○○、どうしたの?結構時間かかったじゃん!」そして私たちは、衝撃の事実を聞いた。(後編に続く…)

というわけで…。

2006年02月26日 | 書いとけ。(文章物)
10話にわたる函館旅行記、無事終了となりました。コメント等ありがとうございました。さて、次から網走旅行記となるわけですが、その前に…都合により本編に書けなかったものを番外編として書こうと思います。もう少しお付き合いくださいませ

函館旅行記10~それじゃ、またね。

2006年02月26日 | 行っとけ。(旅日記)
楽しい時間はあっという間に終わり、帰りの電車の時間が近づいてきました。帰りの電車で食べる晩御飯は「はせストの焼き鳥弁当」であると決めていたのにも関らず(あくまで食!)、もう疲労でいっぱいでした。「睡眠欲>食欲」だったようです。
改札を抜けた後、3人で函館の友人に手を振りました。彼女は私たちが見えなくなるまでそこにいてくれました(R、ありがとうね!)。
電車がガタンと音を立てて動き出しました。今度はいつRに会えるかな?今度会うときは何を話そうかな?足湯に入りながら飲める居酒屋の予約は取れるだろうか?そんなことを考えながらゆっくりと目を閉じました…。

(写真は函館駅で撮ったものです。イカすぜっ!)