爽やかな五月の風にのって 少し早いですが 5月のQPカレンダーをお届けします。
私、10連休には何の関わりもありません。とは言うものの心は少し浮かれ、昨日はフェスティバルホールに参りました、遙かエストニアからとどく風をいただきに・・・。
5月のQPカレンダー "与勇輝風" Painted bu QP
3、4年前、N響恒例の「第九演奏会」をTVで視ました。TVで聴く管弦楽は大抵!印象に残りません。が、パーヴォ・ヤルヴィさん指揮の「第九」のなんと素晴らしかったこと! 以来、機会があれば彼が指揮する演奏会にぜひ!行きたいと思っていました。
ヴァイオリンの五嶋みどりさん。天才少女も40代後半、ダイナミックかつ成熟した音色を生で!聴きたいと思っていました。天才少女の頃の風貌がわが孫娘にどこか似ているところにも惹かれます。勿論!孫娘には天才の片鱗すらありまセーヌ河ですが・・・。
昨日のフェスティバルホール・・・まさにその二つの願いが叶った演奏会でした。加えて6年前のちょうど今頃、「バルト三国」と言われるリトアニア・ラトビアとともにエストニアを訪ねました。その最後の夜、エストニア管弦楽団の演奏も聴いたのでした。
勿論、今回の管弦楽団とは異なります。今回のエストニア・フェスティバル管弦楽団はパーヴォ・ヤルヴィさん肝いりに結成されました。メンバーの半数は将来を嘱望されるエストニアの若手を選りすぐり、残り半数は各国の一流演奏家を招いた管弦楽団です。
この管弦楽団のミッションは、エストニアの息吹を世界中に伝えること。そして気鋭の若手が一流の演奏家とコラボしながら音楽を創りだすことにより、一層大きく成長する・・・それがこの管弦楽団の生みの親パーヴォ・ヤルヴィさんの願いであり期待でした。
開演前の五嶋みどりさんとのプレトークでヤルビィさんが熱く語られました。
エストニアは人口150万人の小さな国ですが、国民の5人に1人が参加する大合唱祭(3年毎)で知られる音楽の国、音楽の民。素晴らしい自然とともにその音楽・文化を世界に紹介し広める大使としてこの管弦楽団を更に大きくしたい、と。
トームペアの丘より首都タリンの街を眺望
第1曲は、エストニア人の作曲家ペルトの「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」。初めて聴く曲でした。半鐘が小さな音色を刻む中、弦楽器がピアニッシモから入り半鐘とともに大きくうねります。無粋な「ブラボー」もなく余韻がしっかり心に残りました。
今回の管弦楽団ではなさそうですが、パーヴォ・ヤルヴィさん指揮によるエストニアのオーケストラの演奏をお聴きください。深い瞑想につつまれることと思います。
エストニアは「スカイプ」を生み出した電子先進国ですが、首都タリンの旧市街は中世の欧州の雰囲気を残し、郷愁を誘われるのか欧州からの観光客がたくさん訪れます。緩やかな坂道には昔のままの石畳が敷かれ・・・そよ吹く風が全身に心地良く感じられます。
次にフィンランドが生んだ大作曲家シベリウス「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」は五嶋みどりさん、大きな拍手で迎えられました。エストニアの首都タリンとフィンランドのヘルシンキはバルト海フェリーで2時間半の近さながら民族も文化も言語も異なります。両国ともロシアの圧政に長く苦しんだことでお互いに共感しています。
バルト海の浜辺からタリンの街を眺望
五嶋みどりさんは、昨年、エストニアのパルヌで開かれた音楽祭に出演、エストニアの人々に素晴らしい印象をもたらしました。「若い演奏家を育てる」ことでパーヴォ・ヤルヴィさんも五嶋さんに共感し、今回の日本における協演につながったようです。
激しい第1楽章から穏やかな第2楽章、そして再び激しく劇的な第3楽章へ。細身で軽やかな五嶋みどりさんの本質は烈しい!のかもしれません。ぎゅ~っと集中して聴き、聴きおわると放心・・・。管弦楽はなかったかのような印象のヴァイオリンの響きでした。
タリン港に程近い「太っちょマルガリータ」の愛称の海洋博物館(元は武器庫、砲台)
「テンペストの呪文」。エストニアの若手作曲家の作品で、日本初演です。今回の演奏の終わり方の雰囲気も You tube. とまったく同じでした(笑)
そしてメインのシベリウス「交響曲第二番ニ長調」。
外山雄三さん作曲の カンタータ「京都」 とよく似た雰囲気の曲です。暗闇と静寂の大地から光が静かにしのびより、やがて広く大きく激しく・・・。フィナーレは、指揮者が もっと!もっとだ!と言わんばかりの演奏を求め、奏者はこれでもか!これでどうだ!と応える凄い演奏でした。鳴りやまぬ拍手に、アンコールが2曲も!演奏されました。
Sibelius:Symphony No.2 https://www.youtube.com/watch?v=9FjV5yq4X6c (45分)
6年前に訪れたタリンの街並みを思い出しながら聴きました。日本人には珍しくも殆ど出会わない旅、ちょうど祭が開かれていて「欧州の旧い街の祭はこんな感じなんか」と。白夜ですから暗くなるのは10時過ぎ、広場では無料コンサートが開かれていました。
キリスト教会も方々にあり、聖オレフ教会はホテルのすぐ近く。如何にも静かな佇まいですが、お祭の際は教会の敷地内にテントのお店がたちならびました。そういう商売をされているのはなぜか殆どロシア系の方で、買うと「スパシーブル」と。
なんだか妙な終わり方になりました。みなさんの10連休は如何ですか? お孫さんの風が押し寄せるお家もあれば、引きこもり?のようにじぃ~っとしている10連休も・・・。まあそれぞれの10連休ではあります。それなりにそれぞれにお愉しみくださいね
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【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
私、10連休には何の関わりもありません。とは言うものの心は少し浮かれ、昨日はフェスティバルホールに参りました、遙かエストニアからとどく風をいただきに・・・。
5月のQPカレンダー "与勇輝風" Painted bu QP
3、4年前、N響恒例の「第九演奏会」をTVで視ました。TVで聴く管弦楽は大抵!印象に残りません。が、パーヴォ・ヤルヴィさん指揮の「第九」のなんと素晴らしかったこと! 以来、機会があれば彼が指揮する演奏会にぜひ!行きたいと思っていました。
ヴァイオリンの五嶋みどりさん。天才少女も40代後半、ダイナミックかつ成熟した音色を生で!聴きたいと思っていました。天才少女の頃の風貌がわが孫娘にどこか似ているところにも惹かれます。勿論!孫娘には天才の片鱗すらありまセーヌ河ですが・・・。
昨日のフェスティバルホール・・・まさにその二つの願いが叶った演奏会でした。加えて6年前のちょうど今頃、「バルト三国」と言われるリトアニア・ラトビアとともにエストニアを訪ねました。その最後の夜、エストニア管弦楽団の演奏も聴いたのでした。
勿論、今回の管弦楽団とは異なります。今回のエストニア・フェスティバル管弦楽団はパーヴォ・ヤルヴィさん肝いりに結成されました。メンバーの半数は将来を嘱望されるエストニアの若手を選りすぐり、残り半数は各国の一流演奏家を招いた管弦楽団です。
この管弦楽団のミッションは、エストニアの息吹を世界中に伝えること。そして気鋭の若手が一流の演奏家とコラボしながら音楽を創りだすことにより、一層大きく成長する・・・それがこの管弦楽団の生みの親パーヴォ・ヤルヴィさんの願いであり期待でした。
開演前の五嶋みどりさんとのプレトークでヤルビィさんが熱く語られました。
エストニアは人口150万人の小さな国ですが、国民の5人に1人が参加する大合唱祭(3年毎)で知られる音楽の国、音楽の民。素晴らしい自然とともにその音楽・文化を世界に紹介し広める大使としてこの管弦楽団を更に大きくしたい、と。
トームペアの丘より首都タリンの街を眺望
第1曲は、エストニア人の作曲家ペルトの「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」。初めて聴く曲でした。半鐘が小さな音色を刻む中、弦楽器がピアニッシモから入り半鐘とともに大きくうねります。無粋な「ブラボー」もなく余韻がしっかり心に残りました。
今回の管弦楽団ではなさそうですが、パーヴォ・ヤルヴィさん指揮によるエストニアのオーケストラの演奏をお聴きください。深い瞑想につつまれることと思います。
エストニアは「スカイプ」を生み出した電子先進国ですが、首都タリンの旧市街は中世の欧州の雰囲気を残し、郷愁を誘われるのか欧州からの観光客がたくさん訪れます。緩やかな坂道には昔のままの石畳が敷かれ・・・そよ吹く風が全身に心地良く感じられます。
次にフィンランドが生んだ大作曲家シベリウス「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」は五嶋みどりさん、大きな拍手で迎えられました。エストニアの首都タリンとフィンランドのヘルシンキはバルト海フェリーで2時間半の近さながら民族も文化も言語も異なります。両国ともロシアの圧政に長く苦しんだことでお互いに共感しています。
バルト海の浜辺からタリンの街を眺望
五嶋みどりさんは、昨年、エストニアのパルヌで開かれた音楽祭に出演、エストニアの人々に素晴らしい印象をもたらしました。「若い演奏家を育てる」ことでパーヴォ・ヤルヴィさんも五嶋さんに共感し、今回の日本における協演につながったようです。
激しい第1楽章から穏やかな第2楽章、そして再び激しく劇的な第3楽章へ。細身で軽やかな五嶋みどりさんの本質は烈しい!のかもしれません。ぎゅ~っと集中して聴き、聴きおわると放心・・・。管弦楽はなかったかのような印象のヴァイオリンの響きでした。
タリン港に程近い「太っちょマルガリータ」の愛称の海洋博物館(元は武器庫、砲台)
「テンペストの呪文」。エストニアの若手作曲家の作品で、日本初演です。今回の演奏の終わり方の雰囲気も You tube. とまったく同じでした(笑)
そしてメインのシベリウス「交響曲第二番ニ長調」。
外山雄三さん作曲の カンタータ「京都」 とよく似た雰囲気の曲です。暗闇と静寂の大地から光が静かにしのびより、やがて広く大きく激しく・・・。フィナーレは、指揮者が もっと!もっとだ!と言わんばかりの演奏を求め、奏者はこれでもか!これでどうだ!と応える凄い演奏でした。鳴りやまぬ拍手に、アンコールが2曲も!演奏されました。
Sibelius:Symphony No.2 https://www.youtube.com/watch?v=9FjV5yq4X6c (45分)
6年前に訪れたタリンの街並みを思い出しながら聴きました。日本人には珍しくも殆ど出会わない旅、ちょうど祭が開かれていて「欧州の旧い街の祭はこんな感じなんか」と。白夜ですから暗くなるのは10時過ぎ、広場では無料コンサートが開かれていました。
キリスト教会も方々にあり、聖オレフ教会はホテルのすぐ近く。如何にも静かな佇まいですが、お祭の際は教会の敷地内にテントのお店がたちならびました。そういう商売をされているのはなぜか殆どロシア系の方で、買うと「スパシーブル」と。
なんだか妙な終わり方になりました。みなさんの10連休は如何ですか? お孫さんの風が押し寄せるお家もあれば、引きこもり?のようにじぃ~っとしている10連休も・・・。まあそれぞれの10連休ではあります。それなりにそれぞれにお愉しみくださいね
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吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
北の羊さん
丁寧なコメントありがとうございました
ちょうどブログの更新中でしたので、前後してしまい失礼いたしました。
> バルト三国は憧れの国です
旧ソ連がまさに崩壊しようとしていた頃、姉が仕事でモスクワ、リガに出かけていました。
その時、お土産にもらったのがリガのキャビアと琥珀のペンダント(妻に)でした。
ドル紙幣で買えば、日本の市価の数分の1程度だったそうです。
つまらない話ですが、私がバルト三国に興味をもった小さな土産話?でした(笑)
> かつて所属していた合唱団では、歌をとおして北方圏の国際文化交流を深める立場から、
> エストニアやラトビアの“歌と踊りの祭典”に、先輩方が参加しています。
すごい!合唱団ではありませんか
タリンの「歌の原」が開催される野外ホールには参りました。
祭典のないステージながら、立つだけは立ちました(笑)
ビリニュスにもほぼ似たような野外ホールがあり、
ホテルからジョギングを兼ねて朝夕2回、参りました。
その途中に大きな公園墓地があり、
ここで斃れ異国の土となった様々な国の兵士の墓標に感銘を受けました。
> 1987年にはエストニア・・・1993年にはラトビア・・・
> 20万人を超える観衆の前で15,000人の合唱団とステージ最前列で演奏するラッキーな体験を・・・
ほんと!素敵ですね、その中に入りたいですよねぇ。
「千人の第九」は聴きましたけど、15,000人の合唱って・・・ぞくぞくします。
最前列に立つと、後ろから背中を音におされ観客席に落っこちそうです
> 団史を読んだり・・・団員の感動の語り草として折りにふれ聞かされ
> 一度は行ってみたい国として強い憧れの気持ちをいだいていました。
それはムベなる哉!でしょう。
きっとまた同様の機会が訪れるにちがいありません。
実現しますよう心よりお祈りいたします。
> 季節は過ぎ時は流れて、その思いも風と共に遠ざかりかけていたところ
> デ某さんから“エストニアの風”を届けていただき、むくむくと蘇えった次第です
いやぁ~甦ってくださって嬉しいです
この風とともにエストニアへの旅を、ぜひ!Please fly away with the wind to Estonia.
> バルト三国は合唱の宝庫・・・訪問の度に指揮者を先頭に数々の歌曲や民謡を採譜し、
> 指揮者が訳詞・編曲して『北方圏のうたを訪ねて』という歌曲集を発行・・・
> 定期演奏会やいろんなステージで度々演奏する機会に恵まれてきました。
5年毎に開かれているタリンの「歌の原」、
You tube.にたくさんUPされていますからぜひお聴きください
https://www.youtube.com/watch?v=NmmUOpLQnLs
> バルト三国は「歌の国」「歌をもって独立した国」・・・歌で民族がまとまり独立した歴史があり
> 美しい音楽の背景にはその特別の思いがこめられていて、
> せつなくなるほどに哀愁が漂い民族の魂を感じる曲が多いと思います。
バルト三国を訪ねたいと思った一つは、「歌う革命、歌による独立」の新しい歴史でした。
ヴィリニュス(リトアニア)では「人間の鎖」の起点にも参りました。
真冬は 氷河期?のような厳しい自然だそうですが、それ以外はとても住み心地良さそうです。
> その中の一曲、H.karmo作詞・A.Haug作曲・木内宏治編曲の“平和の子守唄”は、
> 石畳の長い坂・・・煉瓦色の屋根の家々が印象的なエストニアの風を感じ 心に沁みる曲で、
> 今も、♪か~ぜがふいてる~わ~たしのこころのなかに~♪と口ずさんでしまう大好きな曲です
You tube を探しましたが、残念!見つかりません。
でも検索で歌詞が見つかりました。
『昏い闇のむこうから あの日 見知らぬやつがやってきた
美しい祖国 悲しみにふるえ
寒い冬の時代のりこえて いま歌おう・・・』
なんだか今!の時代、今の国・社会の脆なさを歌っているようにさえ思われました。
> それにしてもエストニアの音楽の祭典は今年の7月とは!
> 5年後を想定したとしても・・・ Me too! 時間がたりません
私の常套句?では 「時間が足りまセーヌ河」 となります(笑)
私は、今は親の介護などもあって無理ですが、
「あきらめないかぎり終わらない」と、気長に夢をあたためたいと存じます。
北の羊さん、ありがとうございました
かつて所属していた合唱団では、歌をとおして北方圏の国際文化交流を深める立場から、エストニアやラトビアの“歌と踊りの祭典”に、先輩方が参加しています。
1987(S58)年には、エストニア(タリン)の祭典に、そして1993(H3)年には、ラトビア共和国からの正式な招待を受けて、20万人を超える観衆の前で15,000人の各国の合唱団員とともに、ステージの最前列で演奏するというラッキーな体験をしてきています。
私が入団する前のことなので、団史を読んだり、当時参加した団員の感動の語り草として、折りにふれ聞かされてきたので、一度は行ってみたい国として強い憧れの気持ちをいだいていました。
季節は過ぎ時は流れて、その思いも風と共に遠ざかりかけていたところデ某さんから“エストニアの風”を届けていただき、むくむくと蘇えった次第です
バルト三国は合唱の宝庫でもあり、訪問の度に指揮者を先頭に数々の歌曲や民謡を採譜し、指揮者が訳詞・編曲して『北方圏のうたを訪ねて』という歌曲集を発行していて、私も定期演奏会やいろんなステージで度々演奏する機会に恵まれてきました。
バルト三国は「歌の国」「歌をもって独立した国」と言われるくらい、歌で民族がまとまり独立した歴史があり、美しい音楽の背景にはその特別の思いがこめられていて、せつなくなるほどに哀愁が漂い民族の魂を感じる曲が多いと思います。
その中の一曲、H.karmo作詞・A.Haug作曲・木内宏治編曲の“平和の子守唄”は、石畳の長い坂と絵本に出てくるような煉瓦色の屋根の家々が印象的なエストニアの風を感じ心に沁みる曲で、今も、♪か~ぜがふいてる~わ~たしのこころのなかに~♪と鼻うたのように口ずさんでしまう大好きな曲です
それにしても、エストニアの音楽の祭典は今年の7月とは!5年後を想定したとしても・・・・・
Mee too! 時間がたりません
讃岐さん
コメントありがとうございました
> コーラスを始めるまで、クラシック音楽やコンサートにはとんと興味がありませんでした。
> こちらでいろんな音楽を聴かせてもらって、本当に勉強になります。
現役!でモーツァルト、シューベルトらの歌曲に取り組まれる讃岐さん。
私の貧しい耳よりず~っと豊かに音楽の世界を楽しんでいらっしゃいます。
> いつか、海外でのコンサートにも行ってみたいです。
ホールで聴く!ことは勿論、ステージで演奏される試みもぜひ!
それぞれの地の日本の方々が大いに楽しみにされ何処も会場は満席になる由、
いつの日か海外公演に打って出られますよう お祈り&期待いたします。
> 早く行かないと時間が足りないかも(笑)
人生は案外?長いと思います、とりわけ讃岐さんは!
諦めなければ終わりにはなりませんから、
ぜひ本気で!海外公演をご検討ください。
え? まずは聴きに行きたい!と?
それは簡単!ではありませんか。
思いついたら即!海外に行かれる讃岐さん、
いつも腰の重い?おつれあいにもご同行を促し
合唱の演奏会が終わりましたら即!いらっしゃってください
5年毎に開催されているタリン(エストニア)の「歌の原」、
ちょうと今年7月4~7日に開催される由、
演奏発表会の前になるかもしれませんが、ぜひ!
そしてこちらでいろんな音楽を聴かせてもらって、本当に勉強になります。
まだまだ初心者ですので、いろいろ教えてくださいね。
いつか、海外でのコンサートにも行ってみたいです。
早く行かないと時間が足りないかも(笑)
ムベさん
コメントありがとうございました
> 素晴らしいエストニアの旅、ご夫妻で楽しまれご様子・・
> 重厚な雰囲気の美しい町の散策ですね。クラッシックがよく似合います。
訪れてからちょうど6年 ... 月日とともに私の白髪も増えました。
彼の地では お祭りや地方の城を訪ねると 特有の民族衣装を着た方に出会いました。
クラシック音楽も然りながら フォークダンスとか合唱がよくお似合いでした。
> 教えてくださってありがとうございます。
> 「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」、
> 鐘の音がとても清らかで、しんと終わるまで穏やかな緊張が心地よく...
穏やかに張りつめた音 ... に魅かれますね。
私にとって この日一番の曲、演奏でした。
> 先ほど送り出した長男家族。
> その賑わいから、一転心の静まる時を頂きました。
静まる ... その空気感がなんとも寂しくも 安堵をもたらす穏やかな世界。
我が家には明日、その喧騒が訪れますが... (笑)
クラシックに少し疲れた耳に懐かしい「おお牧場はみどり」(チェコ民謡)
https://www.youtube.com/watch?v=6XfHIz8hIvk
重厚な雰囲気の美しい町の散策ですね。
クラッシックがよく似合います。
教えてくださってありがとうございます。
「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」
鐘の音がとても清らかで、しんと終わるまで
穏やかな緊張が心地よくて・・
令和を迎えて先ほど送り出した長男家族。
その賑わいから、一転心の静まる時を頂きました。
mokaさん
お早うございます。コメントありがとうございました
> エストニアへ旅した気分に...とっても情緒のある静かな景色ばかりですね。行ってみたいなぁ〜
「旅した気分」より ぜひリアルにエストニアへ!
mokaさんの感性に心地よく響く... そんなエストニアの自然、街、人々だと思いますよ。
> 旅をされたのは6年前とありましたが、
> 腎がんの手術を受けてから、まだ月日が浅い時期でしょうか。
2011年夏に手術、その翌年初夏にトルコへ、
エストニア(バルト三国)には翌々年の初夏に訪れました。
> 奥さまと一緒にたたずむ写真の中のデ某さん
> どんなお気持ちでいらっしゃったのかな…と思うと、胸がギュッとなりました。
現職にあった頃は日々慌ただしく、
海外には... 愚息が社会に出る年の春、家族でイタリアを旅したその一回きりでした。
2011年は、腎がんの手術とリタイアがほぼ重なりましたので、
現職の頃の多忙な日々へのリベンジを兼ね(笑)
術後検診のクリアーを祝い記念し感謝して 毎年二人で海外を旅することにしました。
ですから仰るとおり様々な思いのこもる旅になりました。
しかしその後、私の両親、妻の母親の介護のため毎月のように帰省することになり
海外への旅は「お預け」となりました。
ですから つい!つい! 過去の思い出ばかり振返りがちになります(笑)
> さて。あと1時間程で新しい令和の時代の幕開けですね。
> 皆んなが心穏やかに過ごせる日がずっとずっと続きますように…
令和の朝を迎えました。
平成の天皇さんの平和への思いが 令和の天皇さんにしっかり受け継がれますよう
こころ静かに祈りをこめる令和元年第一日の朝となりました。
mokaさんにも良き令和の始まりとなりますよう心よりお祈り申し上げます
素敵なブログ記ありがとうございます。平成最後の夜にエストニアへ旅した気分になりました。とっても情緒のある静かな景色ばかりですね。行ってみたいなぁ〜
旅をされたのは6年前とありましたが、ちょうど腎がんの手術を受けてから、まだ月日が浅い時期でしょうか。奥さまと一緒にたたずむ写真の中のデ某さんは、どんなお気持ちでいらっしゃったのかな…と思うと、胸がギュッとなりました。
さて。あと1時間程で新しい令和の時代の幕開けですね。皆んなが心穏やかに過ごせる日がずっとずっと続きますように…
Anneさん
コメントありがとうございました
> エストニア管弦楽団! 私には全く馴染みがありませんでした!
日本には 大相撲の元大関 把瑠都さんぐらいしか馴染みのない国でしたからね。
ヤルヴィさんがN響の首席指揮者になられた頃から広く親しみがましてきました。
> 私にはエストニアといったらIT先進国!
> 選挙とかもネット投票... 仮想通貨で注目され... ブロックチェーンを利用した電子政府!
良し悪しは兎も角 総ての個人情報が一枚のカードによって管理され
収入も支出も総てこのカードを通過するため 税は自動集計され税務申告は不要の由。
> 日本にいながらエストニア国籍が取得出来...知り合いがエストニア国籍を取得しちゃいました
ひぇ~っ! 日本国籍は残るのでしょうか?それとも二重国籍でしょうか
> 同じ国でもデ某さんと私では見ているところが違うのはとても面白いなあ
Anneさんとはいつも大きく!異なりますので、どう異なるのか いつも楽しみです
> 次回訪ねる時にはエストニア国籍を取得して行かれたらどうでしょう!
私は保守的な人間で 先もそう長くないので このまま...このままで...
そしてバルト三国の中では 私は実はリトアニアが一番!好きなのです
海外に永住するならリトアニアの首都ヴィリニュスがいいなぁと...。
Anneさんこそ イングランドとかドイツあたりに移住なさっては如何でしょう?
移住の理由は「サッカー観戦!」なんちゃって...
それにしても自己満足なブログ記にコメント...ありがとうございました
私には全く馴染みがありませんでした!
私にはエストニアといったらIT先進国!
選挙とかもネット投票だし、仮想通貨で注目されるようになったブロックチェーンを利用した電子政府とか!
そして日本にいながらエストニア国籍の取得が出来るとか!
知り合いがエストニア国籍を取得しちゃいました(^O^)
元々起業家だからエストニアでの起業に興味があるとかで!
こうして同じ国でもデ某さんと私では見ているところが違うのはとても面白いなあ( *´艸`)
次回訪ねる時にはエストニア国籍を取得して行かれたらどうでしょう!
早速にコメント、ありがとうございました
> 5月のカレンダー 「おしん」「なつぞら」を連想です いいですね
> 昭和を引きずっている者には 子守の少女が愛くるしいです
与勇輝さんの描く... まさに昭和の懐かしい世界。
こうした情景をリアルに脳裏に描ける世代はもう少なくなりましたね。
> 昨日はフェスティバルホール... 感動の酔いの延長にブログUP ありがとうございます
時間がたつとリアリティがなくなるように思われ(笑)「今夜のうちに書いておこう」と。
結果、「今夜のうち」が午前2時をまわりました
> せめてワタクシ 終わり方の雰囲気も同じ You tubeで...
実は 最も感動したのは第1曲 「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」 でした。
You tube. がありましたので、先程 本文にUPしました。ぜひお聴きください。
> それとなく サラリとお写真UP雰囲気にぴったり
> とっても好いお写真 さりげなさが今日のブログUPと一対です
ありがとうございます。さりげなく目立ちましたか?(笑)
エストニアは もう一度!訪ねたい国です、大合唱祭「歌の原」が開かれる年に!
https://www.youtube.com/watch?v=OneQRawdLv4
> 好い連休をお過ごしください
お母ちゃんの徒然さんも 連休を大いにお愉しみください
いつになくひんやりした連休... お風邪など召されませんように
5月のカレンダー
「おしん」 「なつぞら」を 連想です いいですね
昭和を引きずっている者には 子守の少女が愛くるしいです
昨日はフェスティバルホールとのこと 感動の酔いの延長にブログUP
ありがとうございます
せめてワタクシ 終わり方の雰囲気も同じ You tubeで
それとなく サラリとお写真UP雰囲気にぴったり
奥様のお綺麗なこと
とっても好いお写真 さりげなさが今日のブログUPと一対です
好い連休をお過ごしください
デ某様へ 失礼します