吾輩は午睡のひとときなり
猫社会から見た佐村河内事件
作曲家が『音が降ってくるのを掴みとりに行く』と言えば、「なるほど作曲とはそういうものか」と思う。「音を失った作曲家」の作品と聞けば、静寂から音楽を究める天才に驚嘆する。その姿に、自らの人生の闇を重ね、聴くことで作品世界を完成せんとする。
そのように佐村河内氏の音楽に心酔し . . . 本文を読む
仕事上で知り合ったOさんは、なかなか腕の立つ外科医として知られています。今は外科の第一線は引き企業の社内診療所長。エネルギーをもて余すとみえ、以前から取り組んでいた環境(保護)運動にますます熱心にはまり、行政には恐れられて?います。
Oさんについて書けば結構!面白い話になります。しかしここでご紹介するのは彼と大学で同期だった塩崎均さん(近畿大学長)の「医者が癌になって判った事」。今朝のNHK . . . 本文を読む
主人が毎月、長距離ドライブしながら介護帰省していることは既に記した。吾輩も同行することがあるが、今回は主人一人の帰省であった。妻君とともに残った吾輩としてはまずは幸い!であった。なんせ5時間も車に閉じこめられるのは吾輩には拷問なのだ。
が、さすがの主人も毎月の帰省、年老いた両親とのあれこれ…に疲れ切っている。実際、長生きすることは容易なことではない。猫生はせいぜい長くて20年に対して人間 . . . 本文を読む
佐村河内守の光と影
先日来マスコミを賑わす「佐村河内守」。全聾の作曲家の「交響曲一番」は大きな感動を呼んでいた。吾輩もその名声は聞いていたが、幸か不幸か音楽は耳にしていなかった。妻君はCDを買って聴いていたようで、「え~っ!?」とかなりショックを受けていた。
感動した人はCDをひとに奨め、演奏会には友人を誘ったであろう。その無念は想像に難くない。吾輩、「NHKスペシャル」を事 . . . 本文を読む
主人が腎がんと判り手術したのは2011年7月、その頃から同病の方々のブログを訪ねるようになった。意外にも30~40代の方が多く、お子達はまだ成人されていない。そんな方々が普段に再発転移と闘う様に主人はいつも心から敬意を表し深い共感を覚えた。
その中の一人は、主人の息子と殆ど変らない若い方だった。多発性肺転移が発覚、手術は9時間に及んだ由。今月3日、ブログを更新され「足の浮腫みが酷く点滴漬けの . . . 本文を読む
美人吐くめぇ~
知人が開いた「誤字熟語展」。流麗な筆で書かれた「美人吐くめぇ~」「亭主美白」など傑作揃い。「発砲美人」には拳銃の煙を吹く女性の姿が描かれています。訪れる人もコテコテ!に洒落ていて「細川たかしの歌、なんやった?」「"心の凝り"ちゃいますか」。
かわいぃ~ チョーたのしい~
別のある個展では「かわいぃ~」「チョーたのし~」 が連発されていました。「メチャきもい~」と言ってやり . . . 本文を読む
炬燵が一番!も・・・
寒い。先日の寒波で全国的に積雪があり雪遊びをした猫もいると聞く。が、吾輩には炬燵が一番。暖かく、ちょこっと暗くて頗る居心地が良い。たまに主人が「さぶっ」と言って無遠慮に入っては蹴られ、思わず「ふぎゃ~っ」となるのが癪だが・・・。
不可解な人間の子
今年の関西は例年になく雪が少ない。先日の寒波でも薄っすら白くなった程度、陽が射すと瞬く間に溶けた。近所の悪童どもは「も . . . 本文を読む
硬膜下血腫で緊急手術
19日、主人の父親のいるグループホームから『言葉が不自由で食欲がない』との電話。主人は脳梗塞の前駆症状を疑い、日曜日であることから「救急搬送」をお願いした。結果、CTで両側慢性硬膜下血腫と判り緊急手術。主人の姉が帰省し付き添った。
重篤に思われるだろうが、硬膜下血腫は比較的軽症が多い。身軽な猫と異なり人間は軽く頭を打っても発症することがある。慢性は急性よりまだ . . . 本文を読む