「限りなく〇〇に近い〇〇」にピン!とくる方は、たぶん還暦(せいぜい50代)以上でいらっしゃいましょう。「事実は小説より奇なり」で昔の人気TV番組 “私の秘密” を連想される方は団塊世代以上でしょうか? 昭和は遠くなりにけり!でございますなぁ。
CT(スキャン)を撮られた方は結構!多いと思いますが、持病を抱えている、あるいはがんの経過観察(術後定期検診)にある方を除いては、せいぜい5回までかと思います。このCTを受けた回数で概ねその方の病気の経過・現状が類推できるように思います。
Painted by QP.
CTとりわけ造影CTは精度の高い画像で病変を確認できるスグレモノながら、きちんと見なかったら宝の持ち腐れです。私は、腎がんの術後8年間に20回余のCT(ほとんどが造影CT)を撮り再発も他の臓器への転移もナシ!と診断されてまいりました。
ところが今回はじめてCT検査報告書で「胆嚢に異常がある」との指摘を受けました。
「だから術後の経過観察が大事だ。きっと初期で見つかったのだろう」と思いましたが、造影超音波で検査した結果、「胆嚢が胆石でびっしり!埋まって」いました
術後3年までは年4回の造影CTを撮っていましたが徐々に減り、一昨年から年1回の単純CT(造影剤なしのCT)になりました。しかしこれだけ頻繁にCTを撮ったのに・・・胆嚢が胆石でびっしり!埋まる? 僅か一年でそうなるとは、到底考えられまセーヌ河。
一言で言えば・・・「見落としてきた!」にちがいなく、改めて造影CTを撮ることになりました。ネットで調べると、「胆嚢は薄い膜で覆われた臓器につき胆嚢炎・胆石を放置すれば “がん化” しやすくリンパ節などに転移しやすい」由。思わず天を仰ぎました。
Painted by QP.
まぁ仕様がありまセーヌ河(くどい!)。時間は戻りまセーヌ河(やめっ!)。良くて(胆嚢にがんがない or がんでも転移がなければ)胆嚢の全摘!手術。悪ければ(がんがありリンパ節などに転移していれば)三大療法のうち手術よりまずは化学療法か放射線療法となります。
と言うことで50代以上の方には「限りなくブラックに近いグレー」、とりわけ団塊世代以上には「事実は小説より奇なり」と申し上げましょう。50代未満の若い方々には各世代共通にて「明日はわが身かも・・・」と顧みての私の実感を記したいと存じます。
偉人の名言もご紹介しておきます。寺田寅彦『健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復する楽しみがある(な~るほど)』。カーライル『病人だけが健康を知っている』(然り!)。カント『裕福で病むより貧乏で健康のほうがいい』(さすが哲人!)
何の脈絡もなく話題は「大草原の小さな家」へ。ご覧になられた方、さぞ多いと思います。毎回!涙があふれ傍に家族がいれば思わず抱きしめました。デ某一家の始まりと共に放送が始まったこの番組、インガルスさん一家がほぼ半世紀ぶりに帰ってきました。
古き良き開拓時代のアメリカ大陸に夢と希望を託してやってきた一家の物語です。誠実で逞しく正義感あふれるお父さん。強くて美しく敬虔で優しいお母さん。しっかり者の長女メアリー、お転婆なローラ(実はこの物語の原作者)、愛らしい末っ子のキャリー。
放送は毎週土曜日午前8:30~ BS3(プレミアム)で放送中です。
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【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
CT(スキャン)を撮られた方は結構!多いと思いますが、持病を抱えている、あるいはがんの経過観察(術後定期検診)にある方を除いては、せいぜい5回までかと思います。このCTを受けた回数で概ねその方の病気の経過・現状が類推できるように思います。
Painted by QP.
CTとりわけ造影CTは精度の高い画像で病変を確認できるスグレモノながら、きちんと見なかったら宝の持ち腐れです。私は、腎がんの術後8年間に20回余のCT(ほとんどが造影CT)を撮り再発も他の臓器への転移もナシ!と診断されてまいりました。
ところが今回はじめてCT検査報告書で「胆嚢に異常がある」との指摘を受けました。
「だから術後の経過観察が大事だ。きっと初期で見つかったのだろう」と思いましたが、造影超音波で検査した結果、「胆嚢が胆石でびっしり!埋まって」いました
術後3年までは年4回の造影CTを撮っていましたが徐々に減り、一昨年から年1回の単純CT(造影剤なしのCT)になりました。しかしこれだけ頻繁にCTを撮ったのに・・・胆嚢が胆石でびっしり!埋まる? 僅か一年でそうなるとは、到底考えられまセーヌ河。
一言で言えば・・・「見落としてきた!」にちがいなく、改めて造影CTを撮ることになりました。ネットで調べると、「胆嚢は薄い膜で覆われた臓器につき胆嚢炎・胆石を放置すれば “がん化” しやすくリンパ節などに転移しやすい」由。思わず天を仰ぎました。
Painted by QP.
まぁ仕様がありまセーヌ河(くどい!)。時間は戻りまセーヌ河(やめっ!)。良くて(胆嚢にがんがない or がんでも転移がなければ)胆嚢の全摘!手術。悪ければ(がんがありリンパ節などに転移していれば)三大療法のうち手術よりまずは化学療法か放射線療法となります。
と言うことで50代以上の方には「限りなくブラックに近いグレー」、とりわけ団塊世代以上には「事実は小説より奇なり」と申し上げましょう。50代未満の若い方々には各世代共通にて「明日はわが身かも・・・」と顧みての私の実感を記したいと存じます。
偉人の名言もご紹介しておきます。寺田寅彦『健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復する楽しみがある(な~るほど)』。カーライル『病人だけが健康を知っている』(然り!)。カント『裕福で病むより貧乏で健康のほうがいい』(さすが哲人!)
何の脈絡もなく話題は「大草原の小さな家」へ。ご覧になられた方、さぞ多いと思います。毎回!涙があふれ傍に家族がいれば思わず抱きしめました。デ某一家の始まりと共に放送が始まったこの番組、インガルスさん一家がほぼ半世紀ぶりに帰ってきました。
古き良き開拓時代のアメリカ大陸に夢と希望を託してやってきた一家の物語です。誠実で逞しく正義感あふれるお父さん。強くて美しく敬虔で優しいお母さん。しっかり者の長女メアリー、お転婆なローラ(実はこの物語の原作者)、愛らしい末っ子のキャリー。
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吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
私も造影CTは何度も受けました。
でも、手術を受けた病院で造影剤を入れないで撮っていた5年間に、何度も胆石があると指摘されました。
最初はCTのスライスの幅が1㎝だったので、胆石が写る時と映らない時がありましたが、機器を新しくして5mmスライスになってからは、毎回胆石があると指摘されました。
私の胆石は6mmだそうで、最初に聞いたときはビックリして「どうしたらいいんですか」と焦って聞きましたが、医師は痛みが出たりしたら処置すればいいと答えたので、未だに胆石は温存しています。
わき腹が痛んだり、腰が痛くなると胆石が動いたのかな?と思うことはありますが、今のところ激しく痛むこともなく大丈夫です。
デ某さんの治療がうまく進みますように!
痛みが取れて、グレーがすっきりとしたホワイトになりますように!
>寺田寅彦『健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復する楽しみがある(な~るほど)』。
このように達観するには修行が必要かと…
リーのママさん
お早うございます。コメントありがとうございます
コメントいただくにはふさわしくないかも・・・
と閉じようとしたらママさんのコメントがありました。
でも軽く受け流していただき嬉しかったです
> 限りなく透明に近い…。この言い回しは流行りましたよね~でも、村上龍は読んでいません!
私は最初の1割がた読んでやめました(笑)
同じく芥川賞の平野啓一郎「日蝕」は、
作者が愚息と同い年、同じ大学にいたためガマンして読み切りましたが、二度とは...(笑)
> 私も造影CTは何度も受けました。
> 造影剤を入れないで撮っていた5年間に、何度も胆石があると指摘されました。
> 私の胆石は6mmだそうで...
CT撮ればわかりますよねぇ、私は今回はじめて指摘されました。
ママさんの宝石?は6mmの由、私の場合は小さくて多すぎて数もサイズもわかりません(笑)
長く放置するとがん化しやすいそうですから、お気をつけください。
腹腔鏡下で切除できるそうですが、がんがあれば開腹になるそうです。
なお、愚息によれば胆石の手術は「最も簡単で研修生レベルでも出来る」そうです。
> デ某さんの治療がうまく進みますように
> グレーがすっきりとしたホワイトになりますように!
ありがとうございます。
トル(手術する)気満々!でしたが、今は少し悶々!としています(笑)
>寺田寅彦『健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復する楽しみがある
> このように達観するには修行が必要かと
ですよねぇ。凡人には達観などできずただただ
でも、こんなこと書きながら、意外に?淡々としてるんですよねぇ。
九州はじめ西日本の豪雨、まだまだ大変・・・
心よりお見舞い申し上げます。
速やかなお天気の回復と復旧を念じています。
まぁ~ ❢ 見落とされるなんて~ ❢
唯一 信じて繋っているのに、、何てことでしょう 怒怒
腹立ち、悔しさ、如何ばかりかと 泣
『健康な人には・・・、病人には・・・楽しみがある』を胸に
治療に専念されますよう、応援しています ♡
ふじのりんごさん
コメントありがとうございました
> まぁ~ ❢ 見落とされるなんて~ ❢
> 唯一 信じて繋っているのに、、何てことでしょう
> 腹立ち、悔しさ、如何ばかりかと
そんなに怒らないでください(笑)
「脾臓」まで調べて「特記すべき所見なし」と丁寧に視ていただいている筈なのに、ですね。
機械は写し撮っても人の眼は?ってことかと思います。
> 『健康な人には...、病人には...楽しみがある』を胸に
> 治療に専念されますよう、応援しています ♡
ありがとうございます。
〇里丘陵の方角に向かって一礼させていただきました。
りんごさんも何かと不調をかかえていらっしゃると存じますが、
健やかな良い日々でありますよう心よりお祈り申し上げます
胆石がいっぱい?解せまセーヌ川ですね
腎癌の時の腫瘍も数ミリの誤差があって聞くと
5ミリ単位だから測った場所で数ミリの誤差は
出ちゃうっていうけど それとは違うものね
検査間隔があくとそういう意味で不安になりますね
私も右胸にある腫瘤が細胞診で悪性初見なしに
なったけど腫瘤はまだあるし癌にならないという
保証はないし経過観察するしかないですね
検査お疲れ様でした。
胆嚢に胆石がびっしりって驚いてます。
検査期間あくのは嬉しいことだけれど、ちゃんと隅々までみてもらいたいものです。
腹腔鏡で手術できるよう祈ってます。
すっかりお元気になられたとばかり思っていたので・・・ちょっと驚いています。
患者は、先生(お医者様)のおっしゃることしかわからないのだから、患者の立場になって話してくださる先生が一番なんですが、なかなかこれも巡り合わせで・・信頼できる先生に会うまでが大変。凡人さんも夢子も誤診を経験していますので身につまされて読みました。
どうぞ、かるい手術で快復されますよう祈ってます。 ご子息は、みなさん(患者さん)の気持ちの理解できる先生になってくださるように願ってます。
merumo=まゆさん
コメントありがとうございました
こうした話題は さらり短く...と思いつつ、お騒がせしています。
> 胆石がいっぱい?解せまセーヌ川ですね
とても「一年の仕事?」と思えないほどびっしり! ほんと!解せまセーヌ川です
> 検査間隔があくとそういう意味で不安になりますね
私の場合はちょっと例外!に思われますけど、
かと言っていつまでも頻繁にCT撮るのも被曝リスクが高杉晋作ですしねぇ
> 私も右胸にある腫瘤が細胞診で悪性初見なしに
なったけど
> 腫瘤はまだあるし癌にならないという保証はないし 経過観察するしかないですね
昨夜、愚息が
『一つ一つわからないことを心配してもストレスためるだけやからね』
『検査までの時間(経過観察中の時間)は、病気のことを忘れるのが最大の治療やと思うよ』と。
こうした言葉は よく耳にし、いつもは余り気に留めないのですが、
昨夜、この言葉に不思議なほど癒され心が和らぎました。
まゆさんも何かとご心配の多いと思いますが、
幾らかなり昨夜の私の気持ちを分けて差し上げたく思いました
toreruco=norikoさん
連日お疲れのところ コメントありがとうございました
> 検査お疲れ様でした。
降りつづく雨のように来週は今月三回目の検査、厭になります
> 胆嚢に胆石がびっしりって驚いてます。
私も画像を見せていただいたときは眼を疑いました
> 腹腔鏡で手術できるよう祈ってます。
ありがとうございます
でも今は なんでもこい! に近づきつつあります
夢子さん
コメントありがとうございました
> お久しぶりです。
こちらではお久しブリーフです(あれっ?)
> お元気になられたとばかり思っていたので...ちょっと驚いています。
元気は元気なのですが...好事魔多し、油断大敵!です
> 患者の立場になって話してくださる先生が一番ですが...信頼できる先生に会うまでが大変。
> 凡人さんも夢子も誤診を経験していますので身につまされて読みました。
お二人とも「誤診」を経験されていたとはビックリしました。
医療機器が進歩しても、「最後は人間のすること」 だと改めて認識しました。
> どうぞ、かるい手術で快復されますよう祈ってます。
ありがとうございます
手術ですっぱり全摘できるなら全身麻酔でも少々痛くてもOK!の心境です。
もしかして妊婦さんもこんな心境になられるのでしょうか?
> ご子息は、患者さんの気持ちの理解できる先生になってくださるように願ってます。
昨夜、愚息から電話があり少し長く話しました。
電話が終わったら なんか気持ちが軽くなっていました。
もしかしたら 愚息、名医になるかもしれません...
なんて いつまで親バカちゃんりんしてるんでしょうねぇ
これから夢子さんの頭痛には厭な季節かと思いますが、
凡人さんとのお出かけをふやされ...琵琶湖あたりへ、あるいは若狭あたりまで
大いに気分転換されつつ乗り切ってくださいね