10月1日。孫娘の小学校運動会デビュー。前夜来の大雨で、ない!と思っていたら愚息から「あります」メール。慌てて琵琶湖畔の小学校へ向いました(途中、初めて見る緑色の電車が妙に嬉しく!)。
子ども一人に両親、祖父母(中にはダブル!)という少子高齢化の縮図の運動会風景、幼稚園は午前中で終わったのに運動の華?「組体操」が終ったのは午後4時。還暦も後半の身にはこたえました。
孫娘の運動会の日が「とと姉ちゃん」最終回。ドラマは昭和の大家族時代を背に展開しました。詳しい説明はしませんので、視た方も視なかった方もドラマとは別の気持ち?でお読み下されば幸いです。
「とと姉ちゃん」と「暮しの手帖」
NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」が終わりました。最初はほとんど視ていませんでしたが、「あなたの暮し」(実際は「暮しの手帖」誌)の話題になって興味をひかれ、見はじめました。ものごころついた頃からわが家にあった雑誌でしたからね。
子どもにも興味深い「婦人」雑誌
実際の「暮しの手帖」は、表紙は勿論、子どもにも興味深い雑誌でした。食べたくなるような料理やお菓子の作り方が載れば、間もなく我が家の食卓に上りましたし...。企画編集、絵・写真を担ったのが花山編集長(実在の「花村安治」さん)でした。
※ かんわきゅうだい40「美しい暮しの手帖」http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/d40dbeb55bfee72aa040f6383d000dbe
ともに闘ってきた花山と常子の別れ
その花山編集長が特集「戦争中の暮し」を出すところで病に倒れます。創刊準備の頃から一緒に取り組んできた社長の常子(とと姉ちゃん)が花山を見舞うと、日頃厳しい花山が常子に次号の表紙の絵を渡し、いつになく優しい笑顔で礼を言うのでした(上)
美しい情景に魅入られ...
ドラマには随所に美しいカットが散りばめられ、カメラワークと美術の素晴らしさに魅了されました。(下)は花山と別れ家を出るシーン...長屋のような花山の家に雪が舞い落ちます。高所から見おろし、常子の瞠いた眼の横顔へとカメラが展開しました。
限界とポテンシャル
花山の訃報が届き、花山家を弔問する常子。この女優の特質でしょうか、余り演技をしません(下左) 過剰にドラマチックなのも興醒めですが、やや抑え過ぎ...。そこにこの女優の限界とポテンシャルが共存しているのかも知れません(演劇評論家みたい?)
常子の立てた人生の目標
(下右)「家を建てる」は、昭和の家長の大きな目標でした。土地がどんどん上る中、私もこの目標に粉骨砕身!努力し(笑)実現しました。「鞠子(次女)と美子(三女)を嫁に出す」は、要するに子どもの結婚。私の息子も一家を構え無事?独立しました。
「家族を守る」...これに尽きます
かつてパワハラと言われる方が、仕事で落ち込む部下を怒鳴りつけるのを目撃しました。「何を落ち込んどるんや。お前は何のために仕事してるんや。家族のためやろ。家族のためや思て辛抱せんかい!がんばらんかい!」。この方を許す気になりました。
「べっぴんさん」だそうです
「とと姉ちゃん」は終わり、3日から「べっぴんさん」だそうです。大阪放送局制作ですし、タイトルもなんか柳の下のどじょうぽいですけど、主演の芳根京子さんは好きな女優さんです。大嫌いなNHKの宣伝はしたくないので「このへんに」しときます。
この季節にふさわしい数々の曲の中でも私はやはり「落葉松(からまつ)」。
そして数ある合唱の中でも一際!素晴らしく度々ご紹介した 合唱団「京都エコー」 の混声合唱を!
【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
夏のような蒸し暑さの中、運動会観戦お疲れ様でした。
未だ結婚のけの字も気配の無い息子故、まだ孫の運動会に参加する夢は実現するかどうか分かりませんが、幼稚園の運動会くらいなら観に行ってもいいかな~なんちゃって!
だって、小学校の運動会クラスになると、我が子がどこにいるか探すのだけでもう大変!中学になると、とうとう見つけられずに、お昼だけ食べに行ったようなものでした。
とと姉ちゃん、私も最初は興味がなかったのですが、暮らしの手帖のことを聞いてから見るようになりました。
結婚の機会を逸しても家族を守ったというのが、とてもとても立派で素晴らしいと思いつつ、本当に幸せだと思い続けられたのか?ドラマでは描かれない現実もあったように思いました。
両親に丁寧な敬語を使う所は尊敬します。敬語はこんなふうに使うのだと教えてもらったような気がします。
最近の朝ドラは戦争の場面が多いですね。べっぴんさんも戦争の時期を挟むようです。
戦争の記憶を無くさないようにという良心が、NHKにあるのだとしたらそれはいいことだと思います。
早速のコメントありがとうございます
今日は朝から「最後の栗」求め往復130kmのドライブから いま帰ったところです。
> 運動会が楽しいのは幼稚園まででしたねぇ~
公立小の多くが競争排除!のあまり「運動会は面白くない」ものでした
でも孫娘の運動会を見ると「面白くない」を返上しつつありますね
子ども以外はみんな「疲れる」のは、昔も今も変りありませんが...
> 結婚のけの字も気配の無い息子故...
> 孫の運動会に参加する夢は実現するかどうかわかりません
運動会にも晩婚化の気配を感じます
かつては30代の親世代が主流だった小学校の運動会ですが、
今は明らかに40代の親世代が殆どに思われますから...。
ママさん、世の中の流れには遅れていません...ご安心ください
なお、今はお昼も家族で一緒にいただきます。
しかしどの子も「いっしょ!」を恥ずかしがる自我の芽生えが...少し淋しい(笑)
> とと姉ちゃん、私も...暮らしの手帖のことを聞いてから見るようになりました。
「暮しの手帖」がなければ、盛り上がりに欠けるドラマだったと思います
> 結婚の機を逸しても家族を守ったというのがとても立派で素晴らしいと思いつ
> ドラマでは描かれない現実もあったように思いました。
人生は一度きり、選択肢が幾つあってもそのことに変りありませんからね
ヒトはヒト! ワレはワレ! ですかねぇ。
> 両親に丁寧な敬語を使う所は尊敬します。
> 敬語はこんなふうに使うのだと教えてもらったような気がします。
敬語は兎も角、タメグチ(親しさ表現?)がふえました
「タメグチはこんなふうに使うのだ」と教えなければならないようです(笑)
> 朝ドラは戦争の場面が多いですね。べっぴんさんも戦争の時期を挟むようです。
> 戦争の記憶を無くさないようにという良心がNHKにあるとしたら...それはいいこと
ニュース、ドラマを問わず制作の現場には良心があふれていると思います
しかし現場から遠ざかるほど良心は劣化し 最後はあの会長さんのように
「人間の品格」さえ貶める姿になります
1960年代の会長...阿部真之助、前田義徳の頃のNHKとは 様変わり!です。
関西では運動会が出来たのですね(*^_^*)
組体操って問題にもなっているようですけど、やっぱり華ですよね!
子供たちもかなり頑張るし(*^^)v
そうかあ・・・両親には祖父母が2人×2組ってことですねー!
運動会のお弁当は人数分用意するのかしら・・・
場所取りとか、私が子供の頃とは随分違うんだろうなあ(^○^)
コメントありがとうございました
> 10月1日はこちらは朝は雨が降っていました。
> 関西では運動会が出来たのですね(*^_^*)
前夜は土砂降りでしたから、想定外!でした
先生方と保護者が早朝に集合、グランドに砂を入れ...エンヤコラ!! ドッコイセ!!
でも午後から かん!かん!照り...おかあさん方は日焼け止めに必死!でした。
> 組体操って問題にもなっているようですけど、やっぱり華ですよね!
> 子供たちもかなり頑張るし(*^^)v
何やかや徒に問題化すれば運動会はなくなるでしょうね(歓迎する方も...)
現に 林間学校、臨海学校はなくなりつつあるようです(歓迎する教員も...)
なお 頑張った子どもたち...終わって感激して泣いてる純情な子もいました。
なぜか それ ぜ~んぶ!男の子でした。
> そうかあ・・・両親には祖父母が2人×2組ってことですねー!
はい、そういうこと...どこかの国の「一人っ子」政策の世界
> 運動会のお弁当は人数分用意するのかしら...
お嫁ちゃんが奮闘してくれました
三段重ねの重箱...という昔なつかしいお弁当のご家族も発見しました。
さすがに写真は撮り(れ)ませんでした
> 場所取りとか、私が子供の頃とは随分違うんだろうなあ(^○^)
住区毎に標識があり、みなさん整然と...。
でもフリーの(グランドから遠い)校舎側の日陰が人気隠れたスポットでした。
応援より日焼け防止優先
「来年は運動会を見に来るわね」と言いましたが、ふと4人の両親が、わが子の運動会に来た時のお弁当作りの大変さを思い出しました。しかも父も義父も好き嫌いが多いし中身にも悩みました。そして…折角作ったのに昼時になると「暑いし、家で食べよう」と言う事になったのです。それも、今では楽しい思い出です。
コンちゃん
コメントありがとうございました
> 最終回は娘宅にいて見れませんでした。
> 翌日は息子宅。一週間後は保育所の運動会だそうです。
録画されればいいのに... も、もしかして、ろ、録画の仕方、知らないとか?
それは...仕方!おま変な
> 「来年は運動会を見に来るわね」と言いましたが、
> お弁当作りの大変さを思い出しました。
あれを 大変!と思っているうちは まだまだ修行が足りまセ~ヌ川です
三段重ねの重箱に詰めてこられた方がいらっしゃいました...アッパレ
> 父も義父も好き嫌いが多いし中身にも悩みました。
ここぞとばかり お父上や義父さんの大嫌いなモノを詰めて
子ども達に「好き嫌いするとロクなオトナになりませんよ」と諭すとか...
> 折角作ったのに昼時になると「暑いし、家で食べよう」と言う事になった
> それも 今では 楽しい思い出です。
「それも今では...」じゃなく、「それは今でも...頭にくる思い出です」ね
久しぶりのコメントとなります。
私は子供たちの運動会より孫たちの運動会の方に思い出が多いです。
現在高校3年生と高校1年生の長女の子供たちの運動会は、
幼稚園から小学校卒業までなんと皆勤です。
両家のおばあちゃん、娘手作りのお弁当持参でそれはそれは賑やか。
開催が5月末か6月頭で、晴れの日は子供達、親、ジジババの熱気で暑いこと!
毎回かなりくたびれました。
中学からはもう孫たちがもう来なくて言いよって!
今は小学4年生の孫息子の運動会を楽しみにしています。
「とと姉ちゃん」面白かったです。
そして今回の「べっぴんさん」、子供服のファミリアの創業者のお話ですね。
ファミリアは実家の母のお気に入りで、よく買って貰っていました。
お高くてなかなか私たちには手がでませんでしたので。
私の記事へのデ某様のコメントに関して一言。
京都の母校めぐり、父との思い出を綴ったのは私ではなく、姉のかれん桜です。
思い違いをなさっているようなので、この場を借りて訂正させて頂きます。
以前のブログでトラブルに巻き込まれた経験から、
私は個人情報にはかなり気を遣っているつもりです。
おはようございます。
早朝よりコメント頂戴し恐縮です。
> 私の記事へのデ某様のコメントに関して一言。
> この場を借りて訂正させて頂きます。
勘違いをいたしましてまことに申し訳ございません。
こちらにコメントくださいましたのも余程のことと存じ恐縮の極みです。
訂正すべきは私でございますので、別途当該欄に書き込ませていただきました。
心よりお詫び申し上げます。