久しぶりに和知(京都府)を訪ねました。お目当ての一つ 自然食レストラン "菓歩菓歩" には人があふれ… ただでさえ料理にたっぷり時間をかけるレストランですから 即!断念。もう一つの目当てであったミモザの樹は やはり昨秋の台風のダメージから甦らず… 跡形もなく姿が消えガックシでした。
ミモザは喪くなったけど "菓歩菓歩" の木蓮は 和知の碧空によく映えていました。
山野草苑に行くほかなく道の駅で地産の総菜、サンドイッチ(照焼チキン、焼鯖)を買い山野草苑の駐車場へ。が、かつてない混み様で いったい何事!? 週末、森で野外アート展があり 出展者とその友人がわんさか!訪れた由。いつもノンビリ遊んでるような?スタッフも眼をきらきらさせてはりました。
出展は35点。受付で頂く森の地図に1~35のポイントが記され、ほぼその順に巡りました。作品に説明は殆どなく "感じられるまま感じてください" 風でした。発想も使われる素材もよく似ているのは仕方ないかな…。出展者も見る方も若い方が多く、老年組としてはちょっと気恥ずかしかったですが…。
天女の羽衣でしょうか … 樹間に巡らされ春風に妖しく翻っていました。
よくわかりません。その場のまま!に "感じて" くださいね。
"珪石" で作られた破片?が樹々に吸いつくようにはられていました。
かつては郷里との往復によくお世話になったJR山陰線。亀岡~京都の保津川沿いの鉄橋、高層ビルの屋上を走っているような余部鉄橋など特徴のある鉄橋がたくさんあります。山野草苑の森にはJR山陰線が走り、この鉄橋を列車が通過する際は ゴト~ン!ゴト~ン!とかなり大きな重い音がします。
太い枝に吊り下げられたシャボン玉のようなものが た~くさん!
焼いて炭化した木材。龍安寺の庭のように… と言うにはちょっと無理があるかな?
枯れ枝を人の顔にデフォルメ? それとも大きな鳥さんに棲家をプレゼント?
あなたの身体は戴いた生命でできている You are what you eat. SUSHI-BAR-MARU ちょっとお寿司でもいただこうか…と思い あたりをさがしましたが、それらしきお店はありません。ん? もしかしてこれも一つの展示なのかな? どうやらそのようでした。展示企画だとしても… やればいいのにね。
浅い池の水面に幾つかの金魚すくいのようなワッカが並んでいました。
現場に制作者…武蔵野美大卒の30歳女性。道に延々と松葉を並べつつ「腰が痛くなる」。
山頂に忠魂碑があります。延々と松葉を並べていた女性に『忠魂碑は見られました?』と訊くと、見たい!と一緒に山頂へ。日露戦争で斃れた数十名!の兵士の名が刻されています。小さな村に如何ほど大きな悲しみであったことか。「ウクライナ侵攻」「戦争と平和」について暫く語りあいました。
恐竜の卵?と思う2~3mの殻はくりぬかれ中に絵が一点。どちらが出展品? どちらも!
"魔界" を囲み封じたのでしょうか…
この野外展示で最も強烈な印象を受けた作品。
沖縄の或る島で 馬の糞を沁み込ませた和紙に 野晒しの馬の屍体(骨)が写し採られています。
山野草苑の森を由良川が流れています。河畔でキャンプする人を見ました。なんだかとても仕合せな人々だと思いました。知らなかったのですが "ヒロシ" という一発芸でブレイクしたタレントさんはキャンプ好きが注目され 今やキャンプ芸で売っているそうです。仕合せなタレントさんですね。
山野草の森では ハッとすることもあります。この日は樹間を歩きながら ふと眼前に赤い色のアセビ(馬酔木)が現れビックリ! 馬のような大きな動物でも食すれば酔いつぶれる毒性がある由。森の動物たち、お腹を空かしてこの如何にも美味しそうなアセビを見れば「頂こう」って思うでしょうねぇ。
"山野草" 苑にふさわしく そこ此処に野草を見かけます。山路きてなにやらゆかしすみれ草… 如何にも芭蕉らしい破綻のない均整のとれた一句。はい。生意気にも芭蕉は好きではありません。野に咲く花は "大御所" たる芭蕉さんではなく そこらへんの私が詠みたい …「山路きて用を足したくなるデ某」。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d
ミモザは喪くなったけど "菓歩菓歩" の木蓮は 和知の碧空によく映えていました。
山野草苑に行くほかなく道の駅で地産の総菜、サンドイッチ(照焼チキン、焼鯖)を買い山野草苑の駐車場へ。が、かつてない混み様で いったい何事!? 週末、森で野外アート展があり 出展者とその友人がわんさか!訪れた由。いつもノンビリ遊んでるような?スタッフも眼をきらきらさせてはりました。
出展は35点。受付で頂く森の地図に1~35のポイントが記され、ほぼその順に巡りました。作品に説明は殆どなく "感じられるまま感じてください" 風でした。発想も使われる素材もよく似ているのは仕方ないかな…。出展者も見る方も若い方が多く、老年組としてはちょっと気恥ずかしかったですが…。
天女の羽衣でしょうか … 樹間に巡らされ春風に妖しく翻っていました。
よくわかりません。その場のまま!に "感じて" くださいね。
"珪石" で作られた破片?が樹々に吸いつくようにはられていました。
かつては郷里との往復によくお世話になったJR山陰線。亀岡~京都の保津川沿いの鉄橋、高層ビルの屋上を走っているような余部鉄橋など特徴のある鉄橋がたくさんあります。山野草苑の森にはJR山陰線が走り、この鉄橋を列車が通過する際は ゴト~ン!ゴト~ン!とかなり大きな重い音がします。
太い枝に吊り下げられたシャボン玉のようなものが た~くさん!
焼いて炭化した木材。龍安寺の庭のように… と言うにはちょっと無理があるかな?
枯れ枝を人の顔にデフォルメ? それとも大きな鳥さんに棲家をプレゼント?
あなたの身体は戴いた生命でできている You are what you eat. SUSHI-BAR-MARU ちょっとお寿司でもいただこうか…と思い あたりをさがしましたが、それらしきお店はありません。ん? もしかしてこれも一つの展示なのかな? どうやらそのようでした。展示企画だとしても… やればいいのにね。
浅い池の水面に幾つかの金魚すくいのようなワッカが並んでいました。
現場に制作者…武蔵野美大卒の30歳女性。道に延々と松葉を並べつつ「腰が痛くなる」。
山頂に忠魂碑があります。延々と松葉を並べていた女性に『忠魂碑は見られました?』と訊くと、見たい!と一緒に山頂へ。日露戦争で斃れた数十名!の兵士の名が刻されています。小さな村に如何ほど大きな悲しみであったことか。「ウクライナ侵攻」「戦争と平和」について暫く語りあいました。
恐竜の卵?と思う2~3mの殻はくりぬかれ中に絵が一点。どちらが出展品? どちらも!
"魔界" を囲み封じたのでしょうか…
この野外展示で最も強烈な印象を受けた作品。
沖縄の或る島で 馬の糞を沁み込ませた和紙に 野晒しの馬の屍体(骨)が写し採られています。
山野草苑の森を由良川が流れています。河畔でキャンプする人を見ました。なんだかとても仕合せな人々だと思いました。知らなかったのですが "ヒロシ" という一発芸でブレイクしたタレントさんはキャンプ好きが注目され 今やキャンプ芸で売っているそうです。仕合せなタレントさんですね。
山野草の森では ハッとすることもあります。この日は樹間を歩きながら ふと眼前に赤い色のアセビ(馬酔木)が現れビックリ! 馬のような大きな動物でも食すれば酔いつぶれる毒性がある由。森の動物たち、お腹を空かしてこの如何にも美味しそうなアセビを見れば「頂こう」って思うでしょうねぇ。
"山野草" 苑にふさわしく そこ此処に野草を見かけます。山路きてなにやらゆかしすみれ草… 如何にも芭蕉らしい破綻のない均整のとれた一句。はい。生意気にも芭蕉は好きではありません。野に咲く花は "大御所" たる芭蕉さんではなく そこらへんの私が詠みたい …「山路きて用を足したくなるデ某」。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d
森の野外アートが見られましたね。前衛芸術家というのか 天才たちの作品はまず
珪石破片はキノコかと思いますし 武蔵野美大卒の松葉作品を これなら私にもできる
と思いますがこの発想が浮かびませんので やはり彼らは天才です。
余部鉄橋なつかしいです。この鉄橋を渡るため1駅だけ乗りました。ツアー旅でしたが
どのおばちゃんも 薄幸の夢千代さんになりきって しんみりしました。
今も美しいですが 夢千代さんをやったころの小百合さんが一番美しかった。
馬酔木は毒です その昔飼っていた山羊がこれを食べて死にましたから。
「山路きて用を足したくなる・・・」これはあることです。山歩きで運動が足り
腸が活発になって 便が下がってくると友は言います。
藪に入り穴を掘り 大をするそうでお尻はフキの葉で拭きます。
あとは穴を埋めたらそれでおしまい。山で出す大は爽快と言ってました。
さすがに女性ではなく おじさまです。
コメント ありがとうございました
引っくり返りそうになりながら辛くも持ちこたえています。
>お気に入りの和知の「菓歩菓歩」...
以前ほどではありませんが ランチをオーダーから1時間余は...待てまセーヌ河
> 前衛芸術家...
前衛とは時代の遥か先を行きリードする人々
まぁ それほど前衛!な作品ではありませんでした。
ちょっと前のめりになるぐらいです
> 武蔵野美大卒の松葉作品...
出発点から2~3mを撮りましたが 20~30mは続いていました
かなり腰にきているようで、話しかけたら ... これ幸いと立ち上がりお話を。
とても感じの良いお嬢さんでした。
> 余部鉄橋 ... を渡るため1駅だけ乗りました。
いろいろチャレンジされてますねぇ
あの鉄橋 ... かつて颱風で脆くなったことがありました
> 薄幸の夢千代さん ... 夢千代さんをやったころの小百合さんが一番美しかった。
早坂暁さんの "本" が素晴らしい上に吉永小百合さんですからねぇ
吉永さんは 映画では恵まれませんが、TVドラマの夢千代日記は極上!でした。
なお あの温泉町の温泉の銭湯 ... 数回行きました。
> 馬酔木は毒です
キノコもそうですが、毒のあるものほど美しいんですよねぇ
> 山路きて用を足したくなる ... 山歩きで運動が足り腸が活発になって 便が下がってくる ...
たいへんリアルなお話を伺いました
友が...仰っていたそうですが、
体験した方でなければ語れないディテールの際どい描写でありました。
いやいやいや 大便! 否! 大変!なことでございました
でも登山などでは結構!珍しいことではナイル川にございます。
ではでは...
、残念でしたね。。。さそかし美味しいのでしょうねーーー。マンボーが明けて、皆様が意気揚々と詰め掛けてしまったのでしょうか。。。
春コメ ありがとうございました
> 久しぶりにコメントを投稿
先日のサプライズ!で お元気とわかり 十分嬉しかったです。
此方にもお訪ね&コメくださり ありがとうございました。
> お目当ての 自然食レストラン "菓歩菓歩" さそかし美味しいのでしょうねーーー
料理が巧いと言うより 素材の良さでしょうか
お値段も結構!なものですし 調理にた~~っぷり!時間をとられます。
美味しくなかったら どなたも二度と行かれないと思います(笑)
私はもう数十回!の超リピーターですから...美味しい!ってことですね。
> マンボーが明けて、皆様が意気揚々と詰め掛けてしまったのでしょうか
マンボーが明けビンボーなお客さんも小金が貯まり詰めかけた...のでは なさそうです
やはり "忘れられない味" を求めて...かな
お返事 遅くなり申し訳ございません。
今日はもうお仕事でしょうか? ストレス溜まりますね
偶には有休で ぱぁ~っと!発散なさってくださいね(笑)
ではでは
P.S.
「くりまんじゅうさん」の前記 ... "野●●" のくだり、
桃太郎さんのリトアニアの旅を思い出して笑いがこみました。
リトアニアの首都 "ビリニュス" という名も なんだか意味深に思えます。
しっかし 幾ら閉塞感に満ちた昨今でも
"星空のウ●コ" は やっぱり ご遠慮なさるほうがいいと思います。
まぁ タイの首都であれば "星空のウ●コ" もあり得ますけどね。
なぜか? って? だってタイの首都は ... バンコク!
では先ごろ旅立たれた西郷輝彦さんを偲びつつ... ♬ "星のフラウンコ" を!
https://www.youtube.com/watch?v=n9Orr6t4YNY
ミモザは去年の台風で倒れてあるいは折れて、すべて片付けられてしまったのでしょうか?
もし切り株あるいは幹が残っていたらきっと復活すると思います。
木質はもろい代わりに成長は早いです。
私が長年見て来たミモザも強風で二股の半分が倒れ、残った幹は2年後に電信柱のように剪定されましたが、2年後には葉が伸び花を咲かせ3年目の今年は半分のボリュームですが、以前の高さまで復活しいっぱいの花を咲かせました。
近くので今は毎日会いに行っています。
"菓歩菓歩のミモザも復活しますように。
↓
その2年後には葉が伸び花を咲かせ、倒れてから5年目の今年は半分のボリュームですが、以前の高さまで復活しいっぱいの花を咲かせました。
時間経過が解りにくかったので訂正しました。
とても嬉しいコメント ありがとうございました
斃れたとき お店のスタッフの方は
「職人さんは 半々でダメだろう」のようなことを仰っていた と。
コロナで和知に、当然 菓歩菓歩にも 行く機会がグッと減り
今回は お店にも入りませんでしたので、詳しいことはわかりませんでした。
でも 沙羅さんの 「ミモザ復活記」に 希望がもてました
今度 行くときにはお店の方に詳しく伺いたいと存じます。
ありがとうございました
「イタリアのミモザと国際女性デー」を!
https://www.youtube.com/watch?v=cC1BCIVh1QI
私は普段、近所の山道を歩いていますが、スミレのようなポピュラーな草花に交じって春蘭のような希少植物を見つけては「採られないよう、注意しろよ」と声を掛けます。
ここでシイタケをゲットしたのでしょうか?元が取れて何よりです。