佐村河内守の光と影
先日来マスコミを賑わす「佐村河内守」。全聾の作曲家の「交響曲一番」は大きな感動を呼んでいた。吾輩もその名声は聞いていたが、幸か不幸か音楽は耳にしていなかった。妻君はCDを買って聴いていたようで、「え~っ!?」とかなりショックを受けていた。
感動した人はCDをひとに奨め、演奏会には友人を誘ったであろう。その無念は想像に難くない。吾輩、「NHKスペシャル」を事実を踏まえ改めて見ると確かに不自然ではあるが、その音楽は重厚で心に深く響く。それがまた限りなく空しく悲しく・・・美しい。
われわれの芸術の光と真実
主人は絵が下手で幼稚! 高1の時、風景画の課題に「まともに描いては点が取れない」と、無茶苦茶に!描いたらしい。ところが芸大出の美術教師は10段階評価の10点満点。「生命力にあふれている」と激賞。斯くも芸術とは「わからん」ものである。
巧い者は巧い。主人がよく撮る大山、「妖怪の町」としてブレイクした主人の郷里境港の「一反木綿」「猫娘」。主人の友人はその写真を見て即!絵を描く。下左「一反木綿に乗って大山の空をとぶ猫娘」(QP画伯)。右「蒜山より眺む大山」(D画伯)。
さて冒頭の絵を見て「なんとまぁ可愛い」と思われた方は正しい! 正しい審美眼と言うほかない。なにを隠そう(隠してない!) これぞ吾輩である。先日UPした「吾輩も猫である37…雪より炬燵」で紹介した吾輩の寝姿に他ならない(左QP画伯、右D画伯)。
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