Back to Sapporo・その33「大地震後、制約のなか知人を訪ねて」

来月の父の一周忌が近づいた。

疲れが溜まっていた。

何より、札幌の知人・友人の地震後の暮らしが気になっていた。

そこで、自分なりの「夏休み」を兼ねて札幌行きの切符を手に入れた。

11時初のANAに乗り、新千歳に到着直後、間一髪で大谷地行きの高速バスに飛び乗る。
（なにせ30分おきしかないため）


いつもの友人の店でランチをご馳走になりながら、先の地震の体験談を聴いた。

清田区の住宅地で大規模な地滑りが発生したが、幸い彼の家の周辺、および知人たちの間では
被害はなかったそうだ。

とりあえず一安心できた。


去年も10月下旬に帰札したが、見たところ紅葉は遅れ気味のようだ。

今回の宿は中島公園のそばで外資系。


とても新しく、広くてきれいだった。


さて、今回の帰札はいろいろ制限があった。

まず予算。
地震前に予約したのだが、「楽天トラベル」も「じゃらん」も高かった。
７万円以上ばかりだったので、発想を変えて旅行代理店のパンフレットで安いのを厳選した。
手軽だった旅行サイトも外国人観光客の激増で値段がつり上がり、あてに出来なくなってきた。
時間帯別の追加料金もなく、宿も良かった。
JTB・近ツリの方々に感謝いたします。

そして体調。
この旅の初日まで１週間、胃の中のピロリ菌退治の薬を呑む破目になり、
旅のさなか腸の中にガスが溜まって食欲が出ず、何かにつけトイレの個室に入ってガスを抜いた。
また経費節減も手伝って、「北海道の幸」とほとんど縁のない旅となった（涙）。


つづく。