たいへん悲しい訃報がまた飛び込んできた・・・
「炎のランナー Chariots of Fire(1981)」
「南極物語 Antarctica(1983・日本作品)」
そして、「ブレードランナー Brade Runner(1982)」 etc. etc.、
冨田勲さん同様、彼の前にも後にも、この世界を築けた人はいないだろう。
ヴァンゲリス氏。
ローリングストーンズ 2022年5月20日付記事
「ヴァンゲリスが79歳で死去 『炎のランナー』『ブレードランナー』など映画音楽の巨匠」
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/37678/1/1/1
『炎のランナー』『ブレードランナー』の映画音楽を手がけた
ギリシャ出身のシンセサイザー奏者/作曲家、ヴァンゲリスが5月17日に亡くなった。
享年79。
彼の個人事務所からの声明で明らかになった。
死因は明らかにされていないが、ギリシャの地元紙によると、
新型コロナウイルスの治療を受けていたフランスの病院で亡くなったという。
(以下省略)
またも、コロナウィルスが偉大なる人を連れ去ってしまったのか―――
近年、特にこの5年くらいは
大いなる人の訃報や世代交代的な報せが絶え間ない。
なんて先の読めない時代に来てしまったのか――
-------------------------------------------------------------------------------------------------
そこで、嘆いてばかりでないで、
当ブログでも彼のあまりにも偉大な功績を辿ってみたいと思います。
まずは1970年代から。
自分が初めて彼の名を知った曲でした。
多分「コスモス」というテレビ番組からだったかもしれません。
Vangelis - Pulstar パルスター (1976)
「パルスター」について(ウィキペディア解説より)
・かつて、テレビ朝日で放送されていたニュース番組「こちらデスク」、
および5社ニュース(関東地方の独立UHF放送局向け)として中日新聞社が製作した
「東京新聞ニュース」(三重テレビ放送にも「中日ニュース」に改題してネット)の
それぞれオープニング・テーマとして使用された(但し、冒頭部分のみ)。
・これは余談の部類だが、このタイトルは英語の"Pulsar"(脈動星)と"Star"のヴァンゲリスによる合成語である。
Vangelis - Alpha アルファ (Audio・1976)
「アルファ」について(ウィキペディア解説より)
・1980年のテレビ番組『コスモス(宇宙)』で使用され、 ヴァンゲリスのベスト盤等にも複数回にわたって収録されている。
その過程で、新たな編曲で演奏し直したバージョンや、
原曲に一部新たな音を加えたリミックス・バージョンがヴァンゲリス本人によって制作されている。
詳細:https://w.wiki/5BuX
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![](https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=shining132-22&language=ja_JP&l=li2&o=9&a=B00FG1EVBM)
2曲ともオリジナルアルバム『反射率0.39 ALBEDO 0.39』に収録。
次も典型的なアナログシンセサイザーの音ですね。
リミックス・バージョンがあったので、こちらを貼ることにしました。
Music by VANGELIS ♪ Spiral 螺旋♪ «Remix» (Original : 1977)
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![](https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=shining132-22&language=ja_JP&l=li2&o=9&a=B00FG1F0KI)
同名オリジナルアルバムに収録。
つぎは発表年は前後しますが、
この哀感に満ちた曲も紹介せずにはいられません。
以前「ふたつのスピカ」というコミック(2001~2009)とテレビアニメがあったのをご存じでしょうか。
宇宙に魅せられた少女アスミと、同じ宇宙科の学校に進学したクラスメイトたちの
宇宙飛行士を目指した日々の物語で、
テレビアニメのほうは残念ながら「B級レベル」止まりのうえに中途半端に終わった感が強かったものでした。
だから、何度リメイクされたらなぁーと思ってたのですが、多分あり得ないでしょう。
(ドラマ版は見てないし関心なかったので、自分はノーコメントです)
その中に、この曲にふさわしいシーンがありました。
主人公アスミの宇宙学校の日々に影ながら彼女を応援する存在で「ライオンさん」と名図けられた人がいましたが、
彼の少年時代のわずかなひと時に出会った病弱の少女(宇喜多まりか)と出会い、
彼と会うために花火大会の夜こっそり家を出てきたのですが、
森の中で血を吐いていたうえに力なくうずくまっていた所を彼に見つけられ、
彼におぶさって家に戻ろうとする場面でした。
夜空を彩る花火を見つける彼女、黙って彼女を背負う少年。
二度と会うことはなかったふたり。
この曲を聴くとそのシーンを思い出し、涙があふれます。
La petite fille de la mer 海辺の少女 (Remastered) (1973)
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オリジナルアルバム『動物の黙示録』に収録。
今回のラストにもう一曲。
これもスケール大きい大好きな一曲です。
邦題通り雄大で、すべてのものを温かく包み込んでくれるようなメロディーです。
Hymne 讃歌 (Remastered) (1979)
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オリジナルアルバム『野生 Opera Sauvege』に収録。
もっと紹介したい曲はあるのですが、今回はここまで。
次からはもっとメジャーな曲が目白押しです。
「炎のランナー Chariots of Fire(1981)」
「南極物語 Antarctica(1983・日本作品)」
そして、「ブレードランナー Brade Runner(1982)」 etc. etc.、
冨田勲さん同様、彼の前にも後にも、この世界を築けた人はいないだろう。
ヴァンゲリス氏。
ローリングストーンズ 2022年5月20日付記事
「ヴァンゲリスが79歳で死去 『炎のランナー』『ブレードランナー』など映画音楽の巨匠」
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/37678/1/1/1
『炎のランナー』『ブレードランナー』の映画音楽を手がけた
ギリシャ出身のシンセサイザー奏者/作曲家、ヴァンゲリスが5月17日に亡くなった。
享年79。
彼の個人事務所からの声明で明らかになった。
死因は明らかにされていないが、ギリシャの地元紙によると、
新型コロナウイルスの治療を受けていたフランスの病院で亡くなったという。
(以下省略)
またも、コロナウィルスが偉大なる人を連れ去ってしまったのか―――
近年、特にこの5年くらいは
大いなる人の訃報や世代交代的な報せが絶え間ない。
なんて先の読めない時代に来てしまったのか――
-------------------------------------------------------------------------------------------------
そこで、嘆いてばかりでないで、
当ブログでも彼のあまりにも偉大な功績を辿ってみたいと思います。
まずは1970年代から。
自分が初めて彼の名を知った曲でした。
多分「コスモス」というテレビ番組からだったかもしれません。
Vangelis - Pulstar パルスター (1976)
「パルスター」について(ウィキペディア解説より)
・かつて、テレビ朝日で放送されていたニュース番組「こちらデスク」、
および5社ニュース(関東地方の独立UHF放送局向け)として中日新聞社が製作した
「東京新聞ニュース」(三重テレビ放送にも「中日ニュース」に改題してネット)の
それぞれオープニング・テーマとして使用された(但し、冒頭部分のみ)。
・これは余談の部類だが、このタイトルは英語の"Pulsar"(脈動星)と"Star"のヴァンゲリスによる合成語である。
Vangelis - Alpha アルファ (Audio・1976)
「アルファ」について(ウィキペディア解説より)
・1980年のテレビ番組『コスモス(宇宙)』で使用され、 ヴァンゲリスのベスト盤等にも複数回にわたって収録されている。
その過程で、新たな編曲で演奏し直したバージョンや、
原曲に一部新たな音を加えたリミックス・バージョンがヴァンゲリス本人によって制作されている。
詳細:https://w.wiki/5BuX
2曲ともオリジナルアルバム『反射率0.39 ALBEDO 0.39』に収録。
次も典型的なアナログシンセサイザーの音ですね。
リミックス・バージョンがあったので、こちらを貼ることにしました。
Music by VANGELIS ♪ Spiral 螺旋♪ «Remix» (Original : 1977)
同名オリジナルアルバムに収録。
つぎは発表年は前後しますが、
この哀感に満ちた曲も紹介せずにはいられません。
以前「ふたつのスピカ」というコミック(2001~2009)とテレビアニメがあったのをご存じでしょうか。
宇宙に魅せられた少女アスミと、同じ宇宙科の学校に進学したクラスメイトたちの
宇宙飛行士を目指した日々の物語で、
テレビアニメのほうは残念ながら「B級レベル」止まりのうえに中途半端に終わった感が強かったものでした。
だから、何度リメイクされたらなぁーと思ってたのですが、多分あり得ないでしょう。
(ドラマ版は見てないし関心なかったので、自分はノーコメントです)
その中に、この曲にふさわしいシーンがありました。
主人公アスミの宇宙学校の日々に影ながら彼女を応援する存在で「ライオンさん」と名図けられた人がいましたが、
彼の少年時代のわずかなひと時に出会った病弱の少女(宇喜多まりか)と出会い、
彼と会うために花火大会の夜こっそり家を出てきたのですが、
森の中で血を吐いていたうえに力なくうずくまっていた所を彼に見つけられ、
彼におぶさって家に戻ろうとする場面でした。
夜空を彩る花火を見つける彼女、黙って彼女を背負う少年。
二度と会うことはなかったふたり。
この曲を聴くとそのシーンを思い出し、涙があふれます。
La petite fille de la mer 海辺の少女 (Remastered) (1973)
オリジナルアルバム『動物の黙示録』に収録。
今回のラストにもう一曲。
これもスケール大きい大好きな一曲です。
邦題通り雄大で、すべてのものを温かく包み込んでくれるようなメロディーです。
Hymne 讃歌 (Remastered) (1979)
オリジナルアルバム『野生 Opera Sauvege』に収録。
もっと紹介したい曲はあるのですが、今回はここまで。
次からはもっとメジャーな曲が目白押しです。