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音楽大好き男の徒然なる日記

亀田音楽専門学校ウラ補講/ダメ押しのメロディー学 「悲しみは雪のように」 by 浜田省吾

2013-11-29 | 音楽
どうもこんばんは。

……えー、我々の前をニュースが駆け抜けていきます。
ここ数日は特に、我が国の行方がほんとうに心配に感じました。
けれど、自分たちに出来る事は限られています。
どんな社会であれ、私達は生活を続けなければなりません。
明日また仕事を抱えた方、学校に通われる方、日常を取り戻すために時間と向き合う方、
いろいろいらっしゃると思います。
どうぞ毎日を大事に積み重ねて欲しいと思います。
国会前などでデモをなさる方、どうぞ翌日のことも考えて慎重に行動しましょう。
重い話になりました、また音楽学校のウラ補講に戻りましょう。

今夜は「ダメ押しのメロディー学」と題しまして、「サビ」の上に訴えるものとして
「大サビ」や「1行返し」なるロジックと例題曲を亀田校長がお話されました。
http://www4.nhk.or.jp/kameon/

さて、サザンの「涙のキッス」や椎名林檎の「ギブス」、小田和正の「ラブストーリーは突然に」、ミスチルの「Tomorrow Never Knows」などいろいろな例題がありましたが、
自分の好きな曲でそういうのってあったっけ、と思い返しました。
というのも、'70年代までの代表曲は「Aメロ」だけがずーっと繰り返されるものや、
せいぜい「Aメロ」「サビ(またはchorus)」だけという構成のものが多かったので、
'90年代以降のはなばなしい(ケバい?)J-POP特有の現象ものでないかい?、と思ってました。

いや、ありました。
ニューミュージック時代の名曲にもありました。
我が心の兄貴・浜省の極めつけの名曲「悲しみは雪のように」(1981/1992)です。
もともとは1981年リリースされた曲で、アルバム『愛の世代の前に』(編曲:水谷公生氏)にも収録されました。
それが1992年、フジテレビ系ドラマ「愛と言う名のもとに」の主題歌となり、星勝氏のリアレンジにより再録音され、大ヒット曲となりました。

概要(ウィキペディア解説より)
・1981年9月21日発売のアルバム『愛の世代の前に』に収録された後、同年11月21日にシングルカットされた。この当時はほとんどヒットしなかった。
・浜田の母親が脳閉塞(脳梗塞の一種)という病に倒れて意識不明の重体になった際、深い悲しみと絶望に暮れながらも、ふと人に対して優しい気持ちになれた、というエピソードを基にして書かれている。
数日後に母親は意識を戻し、半身不随を患ったものの一命を取り留めている。
・歌詞の世界観は、浜田が敬愛する詩人・吉野弘の「雪の日に」をモチーフにしている。
2007年11月27日の酒田市民会館のライブでは、吉野の地元ということもあって「雪の日に」を朗読し、続けてこの曲を弾き語りで披露した。
・1981年当時のシングル・レコードとして発表されたものは、アルバム『愛の世代の前に』収録のテイクとはボーカルやコーラ・スアレンジ、ミックスが異なっており、表記にはないが厳密には"シングルレコード・ヴァージョン"といえる。 そのため、後述のシングル・ヴァージョンと合わせて、同曲名で2種類のシングル・ヴァージョンが存在することになる。
これはデビュー・シングル「路地裏の少年」でも同じことが言える。


【Aメロ】
君の肩に悲しみが
雪のように積もる夜には
心の底から
誰かを愛することが出来るはず
孤独で
君のからっぽの そのグラスを
満たさないで

【サビ】
誰もが泣いてる  
涙を人には見せずに 
誰もが愛する人の前を 
気付かずに通り過ぎてく 

【Aメロ】
君は怒りの中で
子供の頃を生きてきたね
でも時には
誰かを許すことも 覚えて欲しい
泣いてもいい
恥ることなく
俺も独り泣いたよ

【サビ】
誰もが泣いてる 
涙を人には見せずに 
誰もが愛する人の前を 
気付かずに通り過ぎてく 

【大サビ】
君の幻想(ゆめ) 時の中で
壊れるまで 抱きしめるがいい

【サビ】
誰もが泣いてる 
涙を人には見せずに 
誰もが愛する人の前を 
気付かずに通り過ぎてく 
【1行返し( Coda )】
悲しみが雪のように積もる夜に…


ちなみにこの映像はビデオ『ROAD OUT “MOVIE”』からのものであり、ステージミュージシャンは
町支寛二 (Guitars & Backing Vocal)
高橋伸之 (Drums & Percussion)
関 雅夫 (Bass & Backing Vocal)
梁 邦彦 (Keyboards)
姫野達也(チューリップ/ALWAYS) (Keyboards , Guitars & Backing Vocal)
古村敏比古(Soprano Saxphone & Backing Vocal)
菅原裕紀 (Percussin)                           の皆さんでした。

あと余談ですが、オフコースや小田さんの「言葉にできない」(1981)もそうでしょう。
“あなたに会えて ほんとうに良かった
 嬉しくて嬉しくて 言葉にできない”の部分が「大サビ」に相当しますね。

きりーつ、礼っ。
お疲れ様でした。

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