ああ、筒美京平さんの訃報の悲しみが癒えないうちに、またも訃報が………
東京新聞 2020年10月18日付記事
「トランペットの近藤等則さん死去 フリージャズ奏者、71歳」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/62729?rct=entertainment
即興演奏のジャズトランペット奏者として活躍した
近藤等則(こんどう・としのり、本名俊則=としのり)さんが10月17日午後8時45分ごろ、
川崎市内で死去した。71歳。
愛媛県出身。葬儀は近親者で行う。
喪主は長男空太(くうた)氏。
京都大卒業後に上京し、フリージャズ奏者として活躍。
渡米し、著名な音楽家らと共演した。
1980年代、自ら率いたバンドIMAで人気を集め、CMにも出演。
1993年には拠点をアムステルダムに移した。
大自然の中で即興演奏するプロジェクト「地球を吹く」や、
戦争と核兵器の廃絶を訴える「ピカドンプロジェクト」にも取り組んだ。
代表作にアルバム「337」など。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
ファンからは「日本のマイルス・デイヴィス」とも言われるくらい、型にはまった表現を嫌い、
それこそ鉈(ナタ)で原野を切り拓いてきたタイプの方だった。
交友関係も日本国内にとどまらず、
ハービー・ハンコック Herbie Hancock のファンクなアルバム『サウンド・システム』(1985)にも参加。
HERBIE HANCOCK - SOUND SYSTEM (1985)【超高音質】3DSS6.1ch
近藤氏のファンクサウンドに強い影響を与えたのは言うまでもない。
さて、近年は再び日本に戻り、自身のトランペットの音を自然に溶け込ませる試みを続けていました。
そのさなかのYouTubeの取材映像を貼っておきます。
Youtubeのコメントに対して|近藤等則
近藤等則「エフェクターの効果〜Delay/Reverb〜」
近藤等則「エフェクター解説!〜Delay/Reverb〜」
近藤等則「エフェクター解説!〜何らかの解放〜」
「アコースティックトランペットで終わってれば家の2・3軒は建ってても良かったのに、
エレクトリックにしたおかげで財産全部使っちゃった…」
こ、近藤さん、まず家建てるべきだったんじゃ(笑)。
近藤等則に聞く「サックスだったらミュージシャンになってない」(subtitled)
近藤等則に聞く「ジャズが革命したもの」(subtitled)
近藤等則に聞く「絵描きがいるとする」
自然の中でトランペットを吹く~秋の阿蘇~ by Toshinori Kondo
この発展形のライブは、これになるのでしょうね。
共演者がIMA以来のつきあいである山木秀夫氏と、なんとSUGIZO氏だった。
近藤等則ライヴ “~Toshinori Kondo plays Standards~あなたは恋を知らない” 2nd Set
@ Shibuya Club Quattro, Tokyo
29th June 2015
Electric trumpet & tracks : Toshinori Kondo
Electric drums(Rolland V-Drums) : Hideo Yamaki
Electric guitar : SUGIZO
では最後に、自分にとって近藤等則さんと言ったらファンクバンド「IMA」でしたので、
彼等のシャープなサウンドを楽しんで下さい。
まずは、辛口ビールで一世を風靡した「アサヒスーパードライ」の売り上げに貢献したCM音楽です。
Toshinori Kondo 近藤等則 IMA - Fly, Jack -(1991)
オリジナルアルバム『Brain War』に収録。(現在廃盤なのが惜しい)
そして、貴重なテレビ番組出演の映像です。
今観てもやっぱりカッコイイし、ありきたりな“ジャズ”ではなかった事がわかります。
近藤等則・IMA
TBS 「LIVE-G」1990年 02月06日
No more borderline (0:00~)
Misora (4:59~)
China demonstration (10:06~)
近藤等則 IMA
近藤等則 : Electric Trumpet , Vocal
酒井泰三 : Electric Guitar, Vocal
Reck (FRICTION): Electric Guitar , Eletric Bass
富樫春生 : Keyboards
山木秀夫 : Drums , Percussions
『TOKYO ROSE』 アルファ・レコード(これも現在廃盤、復刻希望!)
丁度この時期にリリースされ、今回の番組もこのアルバムの収録曲であり、
近藤さんのひとつ(ファンク・バンド“IMA”)のピーク期を象徴するアルバムだった。
意志半ばだったんですよね。
本当に悲しいです。 淋しいです。
最後に山木秀夫さんの追悼パフォーマンスを貼って、おしまいにいたします。
悲しみとやりきれなさがひしひしと伝わってきました(涙)。
近藤等則さんのご冥福をお祈り申し上げます。
R.I.P.
近藤等則追悼
「こんちゃん、ありがとう」(yamakihideocollection)
2020年10月21日付訪問者数:295名様
お付き合いいただきありがとうございました。
東京新聞 2020年10月18日付記事
「トランペットの近藤等則さん死去 フリージャズ奏者、71歳」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/62729?rct=entertainment
即興演奏のジャズトランペット奏者として活躍した
近藤等則(こんどう・としのり、本名俊則=としのり)さんが10月17日午後8時45分ごろ、
川崎市内で死去した。71歳。
愛媛県出身。葬儀は近親者で行う。
喪主は長男空太(くうた)氏。
京都大卒業後に上京し、フリージャズ奏者として活躍。
渡米し、著名な音楽家らと共演した。
1980年代、自ら率いたバンドIMAで人気を集め、CMにも出演。
1993年には拠点をアムステルダムに移した。
大自然の中で即興演奏するプロジェクト「地球を吹く」や、
戦争と核兵器の廃絶を訴える「ピカドンプロジェクト」にも取り組んだ。
代表作にアルバム「337」など。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
ファンからは「日本のマイルス・デイヴィス」とも言われるくらい、型にはまった表現を嫌い、
それこそ鉈(ナタ)で原野を切り拓いてきたタイプの方だった。
交友関係も日本国内にとどまらず、
ハービー・ハンコック Herbie Hancock のファンクなアルバム『サウンド・システム』(1985)にも参加。
HERBIE HANCOCK - SOUND SYSTEM (1985)【超高音質】3DSS6.1ch
近藤氏のファンクサウンドに強い影響を与えたのは言うまでもない。
さて、近年は再び日本に戻り、自身のトランペットの音を自然に溶け込ませる試みを続けていました。
そのさなかのYouTubeの取材映像を貼っておきます。
Youtubeのコメントに対して|近藤等則
近藤等則「エフェクターの効果〜Delay/Reverb〜」
近藤等則「エフェクター解説!〜Delay/Reverb〜」
近藤等則「エフェクター解説!〜何らかの解放〜」
「アコースティックトランペットで終わってれば家の2・3軒は建ってても良かったのに、
エレクトリックにしたおかげで財産全部使っちゃった…」
こ、近藤さん、まず家建てるべきだったんじゃ(笑)。
近藤等則に聞く「サックスだったらミュージシャンになってない」(subtitled)
近藤等則に聞く「ジャズが革命したもの」(subtitled)
近藤等則に聞く「絵描きがいるとする」
自然の中でトランペットを吹く~秋の阿蘇~ by Toshinori Kondo
この発展形のライブは、これになるのでしょうね。
共演者がIMA以来のつきあいである山木秀夫氏と、なんとSUGIZO氏だった。
近藤等則ライヴ “~Toshinori Kondo plays Standards~あなたは恋を知らない” 2nd Set
@ Shibuya Club Quattro, Tokyo
29th June 2015
Electric trumpet & tracks : Toshinori Kondo
Electric drums(Rolland V-Drums) : Hideo Yamaki
Electric guitar : SUGIZO
では最後に、自分にとって近藤等則さんと言ったらファンクバンド「IMA」でしたので、
彼等のシャープなサウンドを楽しんで下さい。
まずは、辛口ビールで一世を風靡した「アサヒスーパードライ」の売り上げに貢献したCM音楽です。
Toshinori Kondo 近藤等則 IMA - Fly, Jack -(1991)
オリジナルアルバム『Brain War』に収録。(現在廃盤なのが惜しい)
そして、貴重なテレビ番組出演の映像です。
今観てもやっぱりカッコイイし、ありきたりな“ジャズ”ではなかった事がわかります。
近藤等則・IMA
TBS 「LIVE-G」1990年 02月06日
No more borderline (0:00~)
Misora (4:59~)
China demonstration (10:06~)
近藤等則 IMA
近藤等則 : Electric Trumpet , Vocal
酒井泰三 : Electric Guitar, Vocal
Reck (FRICTION): Electric Guitar , Eletric Bass
富樫春生 : Keyboards
山木秀夫 : Drums , Percussions
『TOKYO ROSE』 アルファ・レコード(これも現在廃盤、復刻希望!)
丁度この時期にリリースされ、今回の番組もこのアルバムの収録曲であり、
近藤さんのひとつ(ファンク・バンド“IMA”)のピーク期を象徴するアルバムだった。
意志半ばだったんですよね。
本当に悲しいです。 淋しいです。
最後に山木秀夫さんの追悼パフォーマンスを貼って、おしまいにいたします。
悲しみとやりきれなさがひしひしと伝わってきました(涙)。
近藤等則さんのご冥福をお祈り申し上げます。
R.I.P.
近藤等則追悼
「こんちゃん、ありがとう」(yamakihideocollection)
2020年10月21日付訪問者数:295名様
お付き合いいただきありがとうございました。