アステラス製薬の社員拘束に対する中共の思惑についての考察がネットに飛び交っている今、林外相の訪中が決定した。
2月末に帰国した中国の孔鉉佑前駐日大使からの岸田文雄首相への離任あいさつの申請を断っていたらしい。
沖縄県・尖閣諸島周辺での中国の活動や中国の無人偵察用気球とみられる物体の日本上空飛行などの問題で国内世論が硬化したことが影響したらしい。
が、岸田政権は今回アステラス製薬の社員拘束の抗議という美旗を背負っての訪中となれば世論も納得と読んだんじゃないかな。
世論は中共との対話をいやがっている訳じゃないと思う。議論、抗議すべきもの山積してるし。
ただ、あの林外相じゃあ、中共の外交トップとどのような議論、抗議が、できるか不信感を拭えないのが実情だと思うよ。
あの方いつも「中国との間では主張すべきは主張し、責任ある行動を求めつつ、対話をしっかりと重ね、共通の課題については協力する建設的かつ安定的な関係を構築していくことの重要性が増している」という台詞ばかり。
政治家って言葉で人を動かす仕事でしょう。
この台詞聞き飽きた。もっと違う台詞ないの。
台本の使いまわしはやめようよ。
中共に「引っ掛かった、引っ掛かった。外相一本釣り。ウヒヒ。」と言われないようにしっかりやってよね。