宣伝美術家TOMのブログ [1000-B]

宣伝美術家TOMの日常・演劇・デザイン・カメラなブログ。

舞台写真 EVENT-STATION. sta,25 防人の剣-Sakimori no Tsurugi-

2013-11-27 12:18:57 | ●写真作品集●
先日舞台撮影した画像の紹介です。
順次追加更新します。

撮影メモ
王寺リーベルホール 2013年11月15日(ゲネプロ撮影)
機材 Nikon D3100 + 18-200mm VR
※レンズを24-120mm F4とどちらにすべきか迷ったのですが、今回あえて18-200mmにしました。
ピントハズレが増えるのが心配でしたが見せ場の100人切りなどでワイド側も欲しい舞台だったので。
心配した歩留まりは意外にも健闘しましたが、どうしても「線の太さ」が残りました。


物語の始まり。一瞬暗転して、直後に振り落としのタイトルが2~3秒だけ輝きます。
文字の透かし部分は座長他が手作りで数日かけた渾身の作。元字を僕が書いたのもあって、とても嬉しい演出です。


刀を「指す」しぐさ。過去何度か同じポーズを撮って選んでます。僕の好みでもあり、座長の好みでもあるということです。カッコいい!


くるりと振り返るような立ち回り。これも結構気に入ってますがコンマ何秒かずれたものも見たかった。写真は撮れたものが全て=それで終了なので、撮れてからいつもこういうことをたくさん考えます。尽きない悩み。これが楽しい!


「金持ちセレブ貴族!」をたたえるシーン。これだけ集まると、色とりどりの衣装が映えます。舞台セットの色合いにも注目。


ちっちゃいけど「聖武天皇」な役。金色などの創作も交えつつ、最高位の証しである薄紫色も使いつつの創作衣装。この舞台はほとんど「色明かり」ばかりを掛け合わせて照明が組まれているのでホワイトバランスがどうのと言ってる場合ではありません。目で見るともっときらびやかなんです。人間の目がうらやましい。


「手前と奥」は僕が撮るときによく狙う撮り方の一つです。立ってる位置にあわせてカメラが走り回って画面内に収めます。撮影中は走り回る、という所以のひとつです。


薄暗い「秘密基地」のシーン。パンフレットに手描きしたイメージ背景を、舞台セットできれいにそのまま再現してくれました。嬉しい配慮。明るさのムラがいい感じにリアル。


むりやりお辞儀をさせるシーン。二人に感情移入するならこの角度。可能なら舞台奥からこの二人を見る角度なんてのも面白いかも。


祈りの舞を舞うシーン。手が神々しいなと思って撮りました。しかし眼も大事なのです。手の向こうに「何か」を見出している眼が。


セットと照明が一番ハマっていたと個人的に思うのがこのカットです。ここがSEIYUの5階なのを忘れます。


見せ場「100人斬り」のラスト。舞台に限界まで近づいて横ワイドで撮れたらもっとよかった。当日ぶっつけ撮影だと、他はなんとかなるんですがこれ(タイミング命の決め撮り)ができません。これは自分への宿題。


宿命のひと太刀。時が止まる。

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