なんですと?
社会的フレイル(虚弱)って?
社会的フレイルは、ずばり社会とのつながりを失った状態のことです。
生活の変化等 例えば、
会社を定年退職した、
ケガや骨折で家から出なくなった、
引越して長年の友人と会えなくなった、
ずっと続けていた趣味の教室をやめた
などなど、こんなきっかけで人や社会とのつながりが希薄になると徐々に社会や回りの情報にうとくなり刺激も減って好奇心や行動力を失い、やがては人前に出る自信がなくなり、他者との交流の機会を減らしたり、避けたり、食事もいつも一人で食べたり(孤食)、最終的には家から出ない引きこもり状態になります。
そこでも生活の改善をしなければ、社会性の欠如から認知機能の低下につながったり、食事や口の健康への関心がなくなってオーラルフレイル(口腔虚弱)になり低栄養から体を動かす機会も減って運動機能も衰えてやがて身体的フレイルにもつながります。
そうなると身体的、精神的・認知的、社会的の3つのフレイルが重なってじきに要介護者になってしまいます。
フレイルは健康な状態と要介護の中間の状態です。
要介護から健康に戻ることは非常に難しいし、戻れてもほんの少しの幅ですが、
フレイルからなら健康に戻れます。
社会的フレイルを防ぐには日頃から
身だしなみに気をつかうとか、やりたいことや興味を持っているものがあるかなど
例えば、
室内着と外出着を分けている、
近所に出かけるときでもお化粧をする、
スケジュール帳で予定を管理している、
地域のサークルに入っている、
新聞や雑誌、本を読んでいる、
メル友がいる、
SNSを活用している、
などなどフレイル予防のため日頃から社会とのつながりを持つ努力をしましょうね。
次回は骨盤底筋トレ です。
やはりいつまでたっても社会とのつながりは大切です。
100歳超えてもみんなと一緒なら怖くありません。大爆笑できますよ。
今後ともよろしくお願い致します。