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歩くこととうつや認知症予防の関係

2020-06-25 09:20:00 | 日記

こんにちは

介護予防住民指導者

カワちゃんです😊

今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️

以前のブログで紹介しました、
毎日一定の距離を歩くことは、心と体の両面に効果が期待できます。
たとえば、近年増加傾向にあるうつ病の治療にも、ウォーキングが取り入れられています。

そもそも運動は筋肉や血流だけじゃなく、他にもさまざまな部位に影響をあたえます。

脳もそのひとつで、
運動によって血流が上がると、記憶をつかさどる「海馬」という部位が大きく発達することがわかっています。
それによって認知機能が向上するほか、手足を規則正しくふって歩くリズムが、脳内でセロトニンという精神を安定させるホルモンの分泌を促します。

セロトニンは「覚醒ホルモン」とも呼ばれ、記憶力や感情に関係して幸福感を生み、楽観的な明るい気分を作り出します。
散歩をしていて「気持ちいい」と感じるのは、このセロトニンが分泌されているからです。

また、歩くことは認知症の予防にもつながります。
この理由も、歩くことで脳に十分な血液が流れ込み、脳の働きを維持するからです。

脳の血流を維持することは、非常に大切なことです。
脳の神経細胞は血流不足に敏感で、一度失ってしまうと、二度と再生しないからです。

定期的な運動をするのが困難な高齢者が、寝たきりになると一気に認知機能が悪化し認知症にまで進んでしまうケースがよくありますが、まさにここに理由があります。

以前のブログで紹介した、中之条研究でも、
よく歩く人ほど認知症を発症しにくいことが証明されており、日頃の運動習慣と認知機能は密接に関わっていることがわかります。

脳の認知機能を維持するためには、引きこもっていてはいけません。
認知機能のおとろえを感じて不安ならなおさら、天気のいい日を選んで、ぜひ散歩に出かけてみてください。
適度な運動と美しい景色によって、少しずつ心が整えられていくのを感じられるでしょう。

次回は第2の心臓ふくらはぎです

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