キムラトモミの絵と版画 制作ノート

日常の中の非日常、目に見えない大切なものを
少しでも形にしたくて制作しています。猫のいるこの世界が好きです

画家 古武康至先生のこと

2022年04月12日 | 日記
ギャラリー翔さんで知人を介して知り合った
古武康至先生
ものすごく元気で
ものすごく歩いて
とてもお喋りな方です
御歳85歳になられるんだとか


こちらは先生の個展の時に撮影させて頂いた1枚


お若い頃にアメリカでアクリル絵の具と出会ってこれからはアクリル画の時代と思われたそう

研究熱心で
沢山スケッチをされ
英語も堪能で
全然偉ぶらない気さくな方です



先日のわたくしの個展にもお越しくださいました。
久しぶりに油彩で描いた絵や
青い絵の具がウルトラマリンブルーとコバルトブルーで値段が3倍違ってびっくりした事をお話しさせて頂きますと
古武先生の目がピカ〜んと光り
絵の具は自分でこれとコレを混ぜるといいとか
絵の具に使う亜麻仁油や色んなオイルの事
筆を洗う時の注意事項
惜しみなく沢山の事を教えて下さいました。

「色の深みを出したい時はグレーを使うんや」

おお!ピカソと同じ事を仰ってる!
どこかで知ってる知識でも
生身の声として耳に聞くと
途端に輪郭がはっきり
理解度が深まります。
先生の貴重なご経験からの有難い助言に感謝の思いでいっぱいです

「もう85歳やけど後10年絵を描きたいわ〜」

入れ歯を入れない
クシャッとしたチャーミングな笑顔で
話されておられました。









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