キムラトモミの絵と版画 制作ノート

日常の中の非日常、目に見えない大切なものを
少しでも形にしたくて制作しています。猫のいるこの世界が好きです

楽(たのしい)にまつわるアート展

2014年09月23日 | 作品
9月27日(土)から10月6日(月)まで、東急ハンズ新宿店3階エスカレーター前で作品を販売させて頂きます。
http://www.art-meter.com/special/caravan/#shinjuku
「楽(たのしい)にまつわるアート展」というアートキャラバンの企画です。お近くにお住まいの方で、興味がありましたらぜひ見てやって下さい。私は顔彩や水彩、色鉛筆で描いたイラスト「河童の嫁入り」「獅子舞がーる」「回転木馬」「天狗の鼻血」など出品予定です。

キムラトモミ展~暮らしの中の解放区~

2014年09月17日 | 作品
すっかり秋めいてきましたね。

表現の可能性や出会いを広げるため、今年は兎に角、お話しがあれば挑戦する。その繰り返しでした。
猫展、手作り市、美術サロンでの作品展、版画やイラストの公募・・・
どれも、劇的な?評価を得られたわけではないです。
でも動けば(もがけば)それなりに、出会いが広がったという手ごたえはありました。
「場違いなんじゃない?」
そんなふうに思い、例えばそれは手作り市であれ、百貨店のサロンであれ、ギャラリーだったり公募先だったり、作るものと見せる場の不一致というものを感じることもあるわけでした。
多分、それは「売れない」からであって。
「入賞しない」からでもあって。
自分の作るものの価値の客観性・・・ということに私は悲しいことに疎いのだとも思います。
自分が生み出すものなので主観的には「やったぜ!サイコー傑作でけた」と、その時はヘンテコな
テンションの高まりをもって自信満々なのですが。

芸術性を高めたいなら、売れるものを作ろうとしてはいけない
という気持ち。実際、熱心に応援して下さる方はこんな風に励まして下さいます。
一方で、まずは人のため喜ばれる物を作る。自分のしたいことはその後で。という風に
商業的な手法も取り入れながら活動しては?と御助言も頂きます。
自分の中にも、この両方の価値観があり、

「売れたい」「評価されたい」「食っていきたい」
という欲求が、時々
「いいものを描きたい。つくりたい」の「いい」という自分基準をブレさせてしまう(媚びる・・・。というのでしょうか)
でもきちんと世間に媚びれたら、もっと売れるんでしょうし。きちんと媚びれてないから悩める幸せがあるのかもしれません。

ながながとすいません。何が言いたいのかといいますと「これからも頑張りますので、見に来てね」
ということです^^;


10月9日から20日までgallery幹さん(三条会商店街内)で作品展をさせて頂きます。
(火曜水曜定休)11字から7時まで
会期中の土曜日は在廊予定です。もしご興味がありましたらお越しくださいませ!