天空海闊

時代の群像

いずれも劣らぬ面構え

真っ直ぐ見ているわけでもない

むしろ、やぶにらみである

吼えて威嚇するわけでもなく

ひっそりと、だが確実に

肝を蓄え、牙を研ぐ

この錯誤にも似た熱情が

あの時代を動かしたと云うのか


風涼やかな夕べ

足下では

積んでは くずし

積んでは くずし

狂気の群れが

傾きながらも進む

それは・・

過ってのような

武士(もののふ)たちの

饗宴



*武士(もののふ)たちとは
  褒め過ぎでしたが・・
 いづれ刷新しなければ終わりです。
 奇兵隊よろしく、素人が鍵を握っている
 ように感じるこの頃です。
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