再編
行きたいところに行けない
逢いたい者に逢えない
哀しみが漂う日々
......
己を知り
天命を知れば
人生に絶望なし
それを教えてくれるものは
形状は異なれど
すべて真理であり、
其々の信条の違いには、
(おそらく天命の違い)
季節の変化や
人の声の変化ほどの
意味もないであろう。
だがここに至って、
遺恨が残りそうな者
狡く見える者と
敢えて時間を過ごそうとは思わない。
生涯はあまりにも短く、
互いに向上できる関係は、
滅多にあるものではないからだ。
やがては人生の意味を知る者の
(おそらく大多数の者)
現在
或いは今際が、
どれほど惨めで
寂しく見えようとも、
後には何故だか
希望の兆しがある。
参考