天空海闊

チェンソー

カシの木よ、お前はなんと切り詰められたことよ!
なんとお前は異様に奇妙に立っていることよ!
お前はなんと度々苦しめられたことだろう!
とうとうお前の中にあるものは反抗と意志だけになった。

       「短く切られたカシの木」ヘッセ

 

 

以前、詩の題材にしていた桜の木が

取引先に向かう途中にあるが、

なんと

雨の中を数人の男性が

チェンソーで切り刻んでおり、

瞬く間に視界から消えた。

よく理由が分からない。

相当大袈裟に考えたら、

車の視界を少し妨げていたことか?

おそらく、以前から懸念していた

大型産廃車の通行関連かもしれない。

(これも利権絡み)

数十年、近隣を楽しませての

この始末。

余りにも無下である。

コメント一覧

手風
>桜色の色素を染色、陶芸などにして

さすがに良くご存知ですね。

私の地方でも、人の都合で風情が乏しくなりました。
ハスキー
長年かけて 育ってきた樹は大切にしてほしいものです。せめて、花の蕾をつける前なら、木の中に宿った 桜色の色素を染色、陶芸などにして残せたのに。
残ったのは 無念の思いだけというのは やるせないです。
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