人間の道は困難で、罪と死がその糧(かて)である。
しばしば彼はやみに迷い、生まれざりしならばと、
感じることもしばしばである。
しかし彼の上には永遠に彼のあこがれと
使命が輝いている。即ち、光と精神とが。
そしてわれらは感じる、危きもの、人間を、
永遠なものは特別な愛をもって愛しているのを。
それゆえ、われら迷える兄弟には
仲たがいのうちにあっても、愛は可能である。
裁きと憎しみではなくて、
忍耐づよい愛が
愛する忍耐が
われらを神聖な目標に近づける。
ヘルマン・ヘッセ (高橋健二 訳)
*裁きと憎しみの連鎖に関与してきた
様々な存在は終息に向かいつつある。
しかし夜明けの前は最も暗くなる。
それでも和の道、気の遠くなるほどの
忍耐の道を進まなければならない。
新たな中道、愛の道を・・・
我らは共に神の子、兄弟(はらから)なのである。
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辻風
はな みずき
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