「なにもなくなったけど、一番いいものを授かったね」 若く愚かな判断で裸同然になり、途方にくれたことがある。直後、第一子の妊娠が判った時の女房殿のことばである。それから、時はながれその子に子ができ私を慕ってくれている。「今度、泊まりにいくね」こうして、昔どん底で聞いたことばが明日への糧となり脈々と生きている。50代ブログ