天空海闊

義父のことば


疲れて夕方からぼんやりしていると、

なぜか、義父のことばを思い出す

『戦友とのきずなほど深いものはない』

そういえば

私もかって戦地のようなところに居た

本当に人として生きていないような場所であった

普通の感情を押し込め

自由を放棄して

いや、まだ自分はよかった

一番の被害を受けたのは小さなものたちで、自傷行為に及ぶ子もいた

それを助けようともしたが、結局は見捨てた

時折、制御できない感情…

普段は全く忘れているが、

その自責の念が 今も何処かで自分を苦しめていることを

義父のことばと共に思い出した





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