あらゆるものが
偏見材料になる
性別
国籍
肌の色
家系
訛り
趣味
じゃんけんで
区分けされたグループ
自分の側ではないものは
下劣とみなし
エスカレートすると
残酷なこともする
他人と比較し
他人を嫉妬することでしか
生きて行けない親たちは
世間の不条理という
モンスターに怯え
狡猾に生きていくことを
子に教え込み
歪んだ自尊心を保つ
人は他者の刷り込みから
そして
自ら差別主義者になる
強欲で傲慢
弱い心が
己の幸せを感じるために
今日も
踏み台になるものを探す
・・そして夢に出てきたこの場の瞬間