月色パラダイス

宝塚歌劇団月組を応援します。

興味深い上田久美子先生論

2021-05-21 21:33:00 | 公演
とあるbloggerさんが『桜嵐記』の作者、ウエクミ先生について語られています。

このbloggerさんが文中で
【「Flying Sapa」でも、ヒロインの星風さんが自暴自棄になって身体を売るという設定がありました。「FFF」の真彩さんが世の中の不幸を歌う場面で、女性が強姦されて…という趣旨の歌詞を歌っていたように思います。


昔、石田先生がパワハラセクハラまがいの台詞や設定で、私も怒り心頭した事も多かったのですが、あれは下品なだけで、これほど直接的な表現でなく、正直、男性の私からすれば宝塚でこの類いの台詞を聞くと、ドキっと、おののいてしまいます。」と述べられています。】


これ…男性だけでなく、女性もドキッとします(笑)

…というよりも、女性である私的にはドキッとというよりも、不快かもしれません😠


特に『フライングサパ』では自暴自棄で身体を売るとか?理解出来ませんし、幼い頃のヒロインが兵士に強姦された…と連想させる場面は不快を通り越して、嫌悪感さえ覚えました。

もっと言えば…もしも、もしも、万が一、観客席の女性で強姦された又はそれに近い目にあった、身を売った経験者でそれを悔いている方がいたとしたら…

宝塚歌劇を観て楽しく元気になる為に劇場に足を運んだのに、不快な気持ちになったら、残念この上ないです。

この『フライングサパ』観劇回数を重ねたら、中毒性にやられて何度も観たくなりました。

しかし、月日が経つと…もしも再演されても観に行かないと思い、好きではないと感じるようになりました(笑)

ですが…今回の『桜嵐記』には感動しました。

私にとっては、ウエクミ先生の作品は本当に好き嫌いがハッキリと両極端に分かれる不思議なものです。




月組トップコンビサヨナラ公演初日観劇 感想まとめその③

2021-05-21 10:36:00 | 公演

中村暁先生の作演出のショー『ドリームチェイサー』🌙


ごくシンプルでサヨナラ色をあまり感じない、上品な大人のショー❣️

しかも、サヨナラサヨナラしていなくても、退団者や組替えの生徒さん達への愛情はしっかりと詰まっていて、私は好きです🌙

奇を衒わずに肩に力が入っていない、おおらかな伸びやかさを感じました❣️


特に印象に残ったのは

プロローグ

夢追い人珠城りょうさん始め、大階段に全員が登場して軽やかに華やかにスタート。


華やかな場面から、スパニッシュの場面へと繋がって行きますが、この場面は美園さくらさん、鳳月杏さん、暁千星さんの3人をメインにした情熱的なスパニッシュでバリバリと踊ります。

この場面…最初は暁千星さんと美園さくらさんの2人が組んで踊る場面からスタート!


このありちゃん、サクサクちゃんのコンビは『アルカディア』を思い出させます💖

この『アルカディア』はサクサクちゃんの初の別箱ヒロイン作❣️

素敵な作品で暁千星さんと美園さくらさんの主演コンビはとても素敵でお似合いでしたし、私も大好きな作品でした。

きっと、ありちゃん、サクサクちゃんも忘れられない作品に違いないと思います💕

中村暁先生の愛を感じました!


でも『アルカディア』とは違い、この場面はスパニッシュで2人ともキリッと踊ってましたが(笑)

しかし、ありちゃんの表情は絞まり、顔つきがこれまでの可愛いありちゃんから大人の男、暁千星さんへと変貌していました❣️


そして、次に印象に残ったのは

美園さくらさんが娘役を従えて踊る場面

しなやかに力強く美しく踊るサクサクちゃんはカッコ可愛く素敵でした💕


さらにやっぱり印象なのは

ラスト近くの大階段の黒燕尾のダンス!

珠城りょうさんはシンプルな飾りのない皆と同じ黒燕尾姿!

やっぱり!黒燕尾のダンスはこうでなくては❣️✌️


そして、美しい流れでトップコンビのデュエットダンスに繋がります。

やっぱり、珠城りょうさんの力強いリフト!

クルクルと力強くサクサクちゃんを廻していました!


トップコンビのデュエットダンスのあとにさらにサプライズ?的な珠城りょうさんと数人の男役さんとの黒燕尾のダンスが用意されていました❣️


この場面は凄く印象的で中村暁先生の愛を強く感じました。

トップスターと数人だけの男役のダンスと言えば、普通は路線スターだけとなりますが…これまで珠城りょうさんを精神的に支えたであろう、絆で結ばれた上級生と下級生で構成されていました💖

メンバーは…

2番手、月城かなとさん

組長、光月るうさん

紫門ゆりやさん

千海華蘭さん

鳳月杏さん

輝月ゆうまさん

暁千星さん


この中で紫門ゆりやさんと輝月ゆうまさんは今回の公演を最後に月組を離れて専科に異動されますから、退団する珠城りょうさんと共にずっと育ってきた組を離れて行く辛さもあると思います。

観ているほうもしんみりしながらも、愛情と絆を感じる素敵なシーンとなりました💖


しかも、珠城りょうさんが7人皆んなの中に入って行く時に、組長の光月るうさんがたまきち君の額の汗を白いハンカチで拭っていました!😆

微笑ましい❣️


ドリームチェイサー!夢を追う人!

これから月組を離れる人も、これからも月組で生きて行く人も全員が変わらずに夢を追って歩き続ける❣️

そんな希望を抱かせるショー❣️

心の底に温かいものがありながらも、涙、涙の別れのショーにならないサラッとした明るいショー❣️

月組🌙らしいショーでした💖










月組トップコンビサヨナラ公演初日観劇 感想まとめその②

2021-05-21 10:32:00 | 公演

号泣の月組『桜嵐記』


最終的に悲劇であるのは、同じく大人気のウエクミ先生作、雪組『星逢一夜』と同じですが『星逢一夜』の場合には、悲しすぎて、哀しくて、しかも救いようがなく切な過ぎました。

単に誰が亡くなるとか、それだけではなく登場人物の気持ち的に、救いようがないのです。

あまりにも哀しくて、号泣でした💧

 

因みに、上田久美子先生の作品で好きなものは

月組『月雲の皇子』

雪組『星逢一夜』

宙組『神々の土地』

 

話を元に戻して(笑)

 

今回の月組『桜嵐記』は主人公の珠城りょうさん扮する正行は四條畷の戦いで、討ち死にします。


美園さくらさん扮する弁内侍を愛しながらも、命を落とします。

でも、弁内侍とお互いに心はしっかりと結びついています。


だから、悲劇ではありますがある意味悲劇ではありません。

命を落とすことを覚悟の上、仕えている後村上天皇の為に戦いに出て行くのですから、武士としての志を貫く覚悟、武将の美徳の死かもしれません。

そういう点が悲劇ではありますが悲劇ではないと思います。

 

なので、救いがある。

だから、切なすぎないのです😊

 


でもやっぱり、涙なくしては観られない『桜嵐記』

 

正行も正時も命を落とした後に、まゆぽん、輝月ゆうまさんがアカペラで歌う場面で大号泣!


まゆぽんの楠木正成は幼い我が子たち、正行、正時、正儀の3人と一緒にいます。

この歌は本当に父親の歌です

決して、朗々と歌わずに、朴訥としています。

歌うま、輝月ゆうまさんの歌ではなく、楠木正成の歌。

 

舞台上に居るのは確かに楠木正成。

月組生の端から端まで、この時代を確かに生きている。

 

本当に素晴らしい月組の『桜嵐記』











月組トップコンビサヨナラ公演初日観劇 感想まとめその①

2021-05-21 10:15:00 | 公演
お芝居『桜嵐記』は素晴らしくて号泣でした💧
しかも、ただの悲劇ではなく、随所に笑いも散りばめられています💖
南北朝時代の楠木正成の3人の息子達の物語。
トップ珠城りょうさんは長男正行、鳳月杏さんは次男正時、月城かなとさんは三男正儀。
真っ直ぐで真面目で懐の広い長男。
穏やかでおおらかな次男。
やんちゃで怖いもの知らずの三男。
三兄弟それぞれが特徴的に描かれていて、しかも兄弟の絆が強い。
特に珠城りょうさんはピタリと役にハマっている。
月城かなとさんはこれまでにはあまり無かったように思うやんちゃな三男坊だけど、こちらも好演!
鳳月杏さんは言わずもがなの素晴らしさ。
そして、ヒロインの美園さくらさんは気高い公家娘がこれまたピッタリとハマって素晴らしい。
しかも、ただプライドが高いだけではなく、哀しみを秘めながらも気丈に振る舞う健気さも垣間見える感じです。
そして、今回特に素晴らしかったのが、高師直役の紫門ゆりあさん!
狡猾で嫌〜な感じ満載の悪人!
最初の登場では誰か分からないほどでした😅
いやっ!紫門さん!上手い❣️
今更ながら、専科行きに大納得です!
さらに、いつもピカっと光る芝居人!千海華蘭さん!
からんちゃんには笑わされたり、泣かされたりしました😊
いやっ!いつも本当に上手い❣️
月組の一体感、上級生から下級生に至るまで、一丸となって舞台に挑む感じが伝わってきました。
そして、南朝の2人の天皇の描き方が対照的で印象深かった。
後醍醐天皇は激しく戦闘的。
吉野に籠り、南朝を開く信念の人。
死しても未だに闘う人。
この後醍醐天皇を演じるのは、専科の一樹千尋さん。さすがに存在感抜群で、怨念渦巻く雰囲気が凄かったです。
そして、その息子の後村上天皇。
穏やかで優雅で気品があり、静かな佇まい。
公家達や武将が対立しても、強く押さえることはない。
父親である後醍醐天皇とは真反対。
この後村上天皇を演じるのは、暁千星さん。
これまでのありちゃんの持ち味の可愛さを無くし、とにかく穏やか。
しかし、弱さは感じない。
穏やかさの陰に、苦悩が見えて、自分の気持ちを抑えているのが伝わります。ありちゃんは顔芸で苦悩する訳ではありません。
佇まい自体がそう感じさせるのです。
生まれた時から、天皇とはいえ侘しい吉野の皇子として育った後村上天皇の心が伝わりました。
正行と弁内侍にも心を寄せている優しい天皇でした。








『桜嵐記』新人公演、その他の配役発表!

2021-05-10 14:09:00 | 公演
『桜嵐記』新人公演、その他の配役が発表されました!



【画像はお借りしました】



宝塚歌劇公演再開

2021-05-09 00:15:00 | 公演

とにかく良かったです。ホッとしました!

 

5月10日の花組宝塚大劇場公演千秋楽は無観客なので、残念ではありますが…12日から再開されるのは何よりです。

 

そして、観劇する私たちは客席やロビーでは会話しないように、心しなければならないと思います。


昨年の花組公演『はいからさんが通る』の客席のように、誰一人喋らず、水を打ったような静けさの客席が戻ってきますように!🙏🏻


特に月組大劇場公演をご観劇の方々には本当に幕間の客席、化粧室に並んでいる時のお喋りは止めて頂きたいと思います。


以前、月組の『ピガール狂想曲』、『ダルレークの恋』を観劇した時に、客席、化粧室の列、色々なところでお喋りをする方々が非常に多くて閉口したことが何度もありました…。


お友達同士で観劇している場合には、話したくなる気持ちは良く分かりますが、今は静かに劇場内で過ごすことが第一だと思います。


どうか千秋楽まで、月組の皆さまが無事に完走出来ることを祈るばかりです!







来年の新トップコンビお披露目公演

2021-04-30 21:56:00 | 公演

月組新トップコンビの大劇場お披露目公演の演目が決定!

日程が明確にならずに予定となっているのは、このコロナ禍の中で流動的だから、でしょうか?

 

恥ずかしながら、大ヒット映画『今夜、ロマンス劇場で』って全く知りませんでした!🤣

 

 

ショーの三木章雄先生!凄く久しぶりの登板ですね!

ジャズオマージュ!楽しみです❣️

どちらかと言うと、ショーのほうが楽しみかもしれません!🤣

 

 

【宝塚歌劇公式サイトより引用】

 

2022年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。

 

月組公演

■主演・・・月城 かなと、海乃 美月

◆宝塚大劇場:2022年1月~2月(予定)<一般前売:未定>
◆東京宝塚劇場:2022年2月~3月(予定)<一般前売:未定>

ミュージカル・キネマ
『今夜、ロマンス劇場で』
原作/映画「今夜、ロマンス劇場で」(c)2018 フジテレビジョン ホリプロ 電通 KDDI 
脚本・演出/小柳 奈穂子

2018年に公開され、大ヒットを記録した映画「今夜、ロマンス劇場で」。映画愛に溢れる世界観と映像美、ファンタジックなストーリーで多くの観客の心を捉えた名作を、宝塚歌劇で舞台化致します。 
映画監督を目指し助監督として働く健司は、足繁く通っていた映画館・ロマンス劇場で、奇跡的な出会いを果たす。それは、映写室で見つけ繰り返し観ていた古いモノクロ映画のヒロイン・美雪──健司が密かに憧れ続けていた女性であった。突然モノクロの世界から飛び出してきた美雪に、戸惑いながらも色に溢れる現実世界を案内する健司。共に過ごすうちに強く惹かれ合っていく二人だったが、美雪はこの世界へ来る為の代償として、ある秘密を抱えていた……。 
月組新トップコンビ、月城かなとと海乃美月の大劇場お披露目公演としてお届けする、最高にロマンチックで切ないラブストーリーに、どうぞご期待ください。 


ジャズ・オマージュ
『FULL SWING!』
作・演出/三木 章雄

心躍る音楽ジャズで綴るショー『FULL SWING!』。スウィングのヒーロー誕生を祝うゴージャスなプロローグをはじめ、時にスタイリッシュに時にソウルフルに、バラエティに富んだ場面で構成する魅惑のステージ。新トップコンビ率いる月組の魅力を詰め込んだ、ファンキーでスウィンギーなジャズの世界をお楽しみください。

※詳細については、後日あらためてご案内いたします。


風間柚乃さん 宝塚バウホール初主演決定

2021-04-23 12:38:00 | 公演

【宝塚歌劇公式サイトより引用】

2021年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。

月組公演

■主演・・・風間 柚乃

◆宝塚バウホール:2021年10月7日(木)~10月18日(月)<一般前売:2021年9月4日(土)>
座席料金…全席5,500円

バウ・ミュージカル
『LOVE AND ALL THAT JAZZ』
作・演出/谷 正純

ナチス政権下で退廃音楽として禁止されたジャズを愛し、ユダヤ人の娘を護る為に命を懸けて戦ったドイツ人ジャズピアニストを主人公に、時代を覆う閉塞感に敢然と立ち向かう若者の姿を、ジャズの名曲に乗せて描くミュージカル作品。


第二次世界大戦下のベルリン。

かつてジャズの生演奏で欧州中にその名を轟かせたキャバレー「レベル」では、ジャズピアニストでもあるルーカスが、父から受け継いだ店を一人護り続けていた。

ある時、店へ逃げ込んできたユダヤ人の娘レナーテを気まぐれに匿ったことで、ルーカスの運命が動き始める。

ジャズの演奏すら禁止される祖国の歪んだ現状に反発し、突如レナーテと共に自由に生きられる国へ旅立つことを決意。偽造屋から身分証を入手したルーカスは、かつて同じ音楽院で学んだ友人でもあるナチス親衛隊ゾマー少尉の猛追を受けながらも、仲間のミュージシャンが集うパリ、そして彼女の祖父が住むカナダを目指して旅を続ける。そんな彼らを待ち受けるものとは……。


『桜嵐記』新人公演の主な配役発表!

2021-04-09 14:27:00 | 公演
嬉しい主な配役の発表です!
前回の新人公演は中止されましたから、同じ主演コンビの起用は本当に良かったです。
今回は無事に上演出来ますように❣️





月組次期トップコンビ決定

2021-04-06 21:26:00 | 公演
やはり、月組次期トップスターは月城かなとさんでした。
そして、トップ娘役には海乃美月さん!

おめでとうございます!

トップ娘役については、下級生の娘役さんの名前がさまざま上がり、噂されていましたが、順当に経験豊富な海乃美月さんに収まりました。

良かったです。

新トップコンビのプレお披露目公演は博多座での『川霧の橋』に決定。

柴田先生の名作であり、月組トップ大先輩の剣幸さん、こだま愛さんのサヨナラ公演でこれまで再演されなかった『川霧の橋』。

次期トップコンビへの期待の高さが伺えます。

月組トップコンビ サヨナラ公演『桜嵐記』

2021-03-24 16:10:00 | 公演
【宝塚歌劇公式HPより引用】





※公演スケジュール見直しのため、公演日程が変更となりました。
ロマン・トラジック
『桜嵐記(おうらんき)』
作・演出/上田 久美子
南北朝の動乱期。京を失い吉野の山中へ逃れた南朝の行く末には滅亡しかないことを知りながら、父の遺志を継ぎ、弟・正時、正儀と力を合わせ戦いに明け暮れる日々を送る楠木正行(まさつら)。度重なる争乱で縁者を失い、復讐だけを心の支えとしてきた後村上天皇の侍女・弁内侍。生きる希望を持たぬ二人が、桜花咲き乱れる春の吉野で束の間の恋を得、生きる喜びを知る。愛する人の為、初めて自らが生きる為の戦いへと臨む正行を待つものは…。
「太平記」や「吉野拾遺」などに伝承の残る南朝の武将・楠木正行の、儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁内侍との恋と共に描く。
スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』
作・演出/中村 暁
“Dream Chaser”とは夢を追い求める人。夢を追うひたむきな情熱をテーマに、場面毎に異なった世界観の音楽とダンスで、月組生達の多彩な魅力をお届け致します。月組トップスター・珠城りょうが描く“夢”を詰め込んだ、煌びやかでゴージャスなステージ。

※宝塚大劇場公演、東京宝塚劇場公演 初日の日程が変更になりました。

宝塚大劇場
公演期間
一般前売
2021年4月24日(土)
座席料金(税込)
SS席 12,500円
S席 8,800円
A席 5,500円
B席 3,500円
新人公演情報
『桜嵐記(おうらんき)』
【公演日程】
2021年6月8日(火)18:00開演
【座席料金(税込)】
SS席 5,300円
S席 4,200円
A席 3,000円
B席 2,500円
東京宝塚劇場
公演期間
一般前売
2021年6月13日(日)
座席料金(税込)
SS席 12,500円
S席 9,500円
A席 5,500円
B席 3,500円

梅芸CD公演『ダルレークの恋』観劇

2021-03-17 17:02:00 | 公演
やっと、『ダルレークの恋』を観てきました✌️
昔、星組公演を観た時には物語的にはイマイチで、トップ麻路さきさんを始めとする出演者のカッコ良さと演技、そして舞台装置の美しさに感動しました。

しかし、今回は物語そのものにも感動しました😊

特に以前は全く好きになれなかったヒロインのカマラが全く違う印象に変わった!😆
以前は優柔不断でラッチマンを愛しているのか?いないのか?ハッキリせず、嫌いなカマラでした…。
ラッチマンには哀しくて、切なくて、同情さえする感じでした。

今回の海乃美月さんのカマラからは、ハッキリとラッチマンを愛しているのが分かり、その心情が凄く伝わり、共感出来ました❣️
180度印象が違った。

そして、どこまでもラッチマンはカッコ良く、男気に溢れていました。
ラッチマンの複雑な心情を月城かなとさんは表現していました✌️

さらに、脇を固める月組の皆さんが素晴らしい!
梅芸CDでの役替わりぺペルの風間柚乃さんは堂々演じていて、悪役を楽しんでいる余裕さえ感じました。

さらに、いつも上手すぎるカランちゃんの演技はさらに冴え渡っていました。
そして、なんと言っても初の老人役と思える、ラッチマンのパパ役、レンコン君が上手い。
ユーモアのある少し軽めのパパの好感度は大です✌️
しっかりとレイコちゃんのパパに見えました。

今回は酒井澄夫先生が監修、谷貴矢先生の潤色、演出という事で、私が観た24年前の作品から多少の変更がありました。
と言っても、24年前の舞台を全て覚えている訳ではありませんが!😅

24年前には無かった、水の少年と少女のイメージダンスシーンが加わる事でそれぞれの場面を盛り上げていました。

最後のショーもパワフルで良かったです。
2回あったレイコさんとうみちゃんのデュエットダンス。
1回目は少し挑戦的なキレのあるうみちゃんが素敵でした💖
お芝居での感情を押し殺して耐える感じとは違い力強い、うみちゃんでした。
レイコさん、うみちゃん!やっぱり素敵でした!💖

満足した『ダルレークの恋』でした!

さらに、宝塚バウ組の皆さんもご観劇でした。
マスクをしているし、誰が誰やらあまり分かりませんでしたが、黒いツバの大きな帽子を被ったのが、珠城りょうさんのようでした。
違っていたら…ごめんなさい!

【追記、訂正】

やはり、珠城りょうさんではなかったようです。
お詫びして訂正致します。