月色パラダイス

宝塚歌劇団月組を応援します。

宝塚舞踊会観劇感想その1

2019-10-30 00:39:33 | 公演
今日は宝塚舞踊会を観劇しました。

かなり辛口です😅
2年前の宝塚舞踊会とは雲泥の差!

特に出演者の実力の差があり過ぎ。
専科生の方々はさすがの上手さ。
ですが、宙組、星組トップコンビが、トップと名が付くのが恥ずかしい感じでした…。
辛口!!

特に舞空瞳さんは102期生という下級生だから…酷なことは百も承知していますが、でも悲しいかなトップなんです!😅

今回は大劇場公演中の月組トップコンビ、それぞれ次回公演のお稽古中の星組トップコンビ、宙組トップコンビとその組からの選抜メンバーの出演。

特に良かったのは前回に引き続き出演の月組メンバー。
専科生と月組メンバーが居なかったら、日本舞踊の会として恥ずかしいものでした。

特に更なる精進が求められる宙組、星組のトップコンビ。
真風涼帆さんは登場と同時に思いがけない客席の反応があり、気の毒ではありますが…。

いずれもトップコンビ同士で舞ったのではなく別々。

今回は第一部でトップ娘役3人で、「千鳥」を舞った。
トップ娘役最上級生の美園さくらさんはたおやかでしなやかに舞っていて良かった。
しかし、トップ娘役の経験が一番長いはずの星風まどかさんは所作も硬く、ぎこちない。
宙組は日本物の上演が非常に少ないとはいえ、トップ娘役の名が泣く。
表情も乏しく硬い。
手順のみ追っていて、踊り込んでいないのがありありと分かる!

まだプレお披露目公演もまだの星組新トップ娘役の舞空瞳さんも所作を追う感じが否めない。
娘役としては上背があるほうだけど、腰が高い。
ダンスの人だからか?機械的な日舞になっていて残念。
化粧もまだまだ!

二人とも、美園さくらさんに学んで欲しい。

そして…第二部のトップバッターは新生星組トップの礼真琴さん!
登場と同時に万雷の拍手で、客席の期待の高さが分かります。

舞ったのは、「共奴」。
身体能力の高さを生かして、軽快に軽々と舞う礼真琴さん!
くるくると回転すり場面では、客席から大きな拍手!
一見すると奴らしく踊っていますが…それは、日舞ショー日舞レビューのような感じでした。

礼真琴さんの腰が割れておらず、腰高。
こんなに腰が高い奴は見た事がありません。
もちろん、歌舞伎や日本舞踊の奴です😅
やっぱりダンスの礼真琴さんだからか?日舞レビューのダンスです。
身軽さ過ぎて日本舞踊の腰を割る所作を身に付けて欲しい。

そして、次に登場したのは「浦島」の宙組トップ真風涼帆さん!
小道具の亀に乗って舞台に登場すると…客席からは何と大きな笑い声が😱

可愛い亀ではありますが…ここは笑う場面ではありません!
まさか!!驚きました!

後見人が亀を引いて下がる時にも客席は大笑い!
真風君が踊っているのに…。
しつこいですが、笑う場面ではありません!

歌舞伎でも演目によって、亀やらがまがえるやら、可愛いようなグロテスクなような動物が登場しますが、演者の舞いや芝居の流れと関係ないところで、観客は笑ったりしません。

登場と同時に笑われたり、亀が引っ込むだけで、真風君の舞いよりも観客が亀に集中しては、立つ瀬のない真風君!😅

もちろん顔色なんて変えなかったけれど…相当同様したのでしょうか??

2つの扇を操っての舞いが小さい真風君。
特に扇の投げ方に勢いがなく、小さい小さい。
特に左手の使い方が緩すぎ。
何とか片方の扇を投げて、扇2つが重なる大技が成功したのもつかの間!
技の成功にホッとしたのか?次の瞬間に左手に持った扇を落としてしまった!
痛恨の極み。
本当に気の毒!!

真風君のあとに登場した月組の珠城りょうさんが、前の2人をフォローするような素晴らしい舞で、ホッとした😄

珠城りょうさんの舞いは「まつり」。
粋でいなせな男舞。上手い!
おかめとひょっとこの二人を上手く舞分けていた。

そして、次に専科轟悠さんの「振袖菊」、締めはご存知、松本悠里さんの「奉祝明治松竹梅」と安定の至極芸へと続き、最後は全員総出のフィナーレで、幕。

まだまだ語り足りませんので…
つづく…。

いつ次を更新するのかは未定です😅

専科
松本 悠里
轟 悠
京 三紗
五峰 亜季
美穂 圭子
凪七 瑠海
愛月 ひかる
月組
白雪 さち花
千海 華蘭
珠城 りょう
春海 ゆう
美園 さくら
星組
礼 真琴
紫 りら
瀬央 ゆりあ
朱紫 令真
舞空 瞳
紘希 柚葉
宙組
真風 涼帆
芹香 斗亜
星風 まどか
【出演者リストは宝塚歌劇公式サイトより引用】