こんにちは。オバハン社労士のmyoumyoうです。
4月の下旬からLEC野畑先生の基本書『行政書士合格のトリセツ基本テキスト』を読み始めて約3週間。会社法を避けながら毎日ちょこっとずつ読み進めています。
基本書というのは大変ありがたいものですね。
資格学校などのスクールへ行かず独学をされている受講生の方の多くは3000円前後の分厚い基本書を購入されていると思うのでご存じでしょうが、これって、ほんとによくできてます!
(私は社労士試験を3回受けていますが基本書はいっぺんしか買ってないので、10年以上前のを1冊持っているだけです。今でもときどき細かい法律の規定を確認するときに使っていますが、あまり愛着はありません…)
法学部で学ぶ時のテキストは担当教官が執筆したものが多いですし、市販の法学テキストも大学の先生が書かれているものばかりです。
法学の解釈においては判例の他、学説がありますが、どのテキストも通説は必ず紹介されていますが、執筆者がどの学説の立場に立っているかで、書きようがずいぶん異なります。
判例と通説が対立している場合があります。
自分が参考書として購入したテキスト執筆者と担当教官の支持する学説が異なることもあります。
いっしょうけんめい読めば読むほど、執筆者の影響を強く受けてしまいます。
通説とはことなる学説に強く影響されてしまうと判例を読んでいても混乱します。
この点、行政書士の基本書はきちっと「通説」を押さえてあり助かります。
判例もきちっと要約してあり、結論がズバッと書いてあります。大変ありがたいです。
「ワンポイント」「あとまわしOK」「ズバッと解説」「ナビゲーション」など、補足説明が秀逸だと思いました。えーっと、私は野畑先生の本しか読んでませんので、これはLECの本ですよ。
テキスト、基本書なんだから当たり前と思うかもしれませんが、人に何かを教えるときに相手の立場をあまり考えないというのはわりと普通ですよ。
学校教育、職場での新人教育などを思い出してみればよくわかります。
LEC基本書のいちばんのお気に入り箇所は「ちょっと一息」コラムです。
やる気がでないときの対処法や早めに過去問に取り掛かる大切さや、勉強の順番のことなど、ちょっとしたアドバイスがとてもありがたいのです。
3000円というのは、本の値段だから高く感じますが(本はアマゾンでは1円~ブックオフでも100円~ですから)学びの値段としては破格です。
私がLEC野畑先生のテキストに心酔しているからといって他の人が同じように心酔するとは当たり前ですがいえません。この際、野畑先生のツラがイケてるとかそういうことはあまり関係ありません。
私は初学者ではないので、初学者にとってどうかというのは実はわかりません。
10年以上前にはじめて社労士の基本書を読んだときは何が書いてあるのか全く理解できませんでした。なので、半年や1年で合格というのは信じがたいのですが、初学者でありながら非常に早く理解できる人がいることは確かだと思います。ある一定のレベルまでの事柄を理解するのがすごく早い人というのはいます。そういう人はいわゆる難関資格もわりかしラクに取っています。ただ学問(仕事も)はどこまでいけば完了というものではないので、世間的に「頭のいい」人が仕事の実績を残せないということも当たり前のこととしてあります。
資格試験のサイトなどを見ていると、半年1年で一発合格!というのが多く、それらへの批判や疑問もあります。どちらもウソではないと思います。
テキストの内容をなかなか理解できなかった人が、一旦理解しかけると深く理解できることもあります。
学び方はほんとうに人それぞれです。
そうであるにもかかわらず、学校へ通って先生から直接教えてもらうという(金のかかる)方法があまりにも一般的過ぎます。資格学校に限らずです。
一般的な方法以外にどんなものがるのか?
学びのオプションは無限です。
がんばろうねーーーーーー
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