力強い姿に焼き上がった にらみ鯛
新聞記事から(12月28日)
正月の祝い膳に欠かせない縁起物
「にらみ鯛」を
焼き上げる作業が、
魚の棚商店街(明石市)の専門店で
ピークを迎えている。
各店では従業員が夜明け前から焼き場に立ち
辺りに香ばしさを漂わせている。
近畿などでは古来、
尾頭付きの鯛の塩焼きを正月の食卓に飾り
三が日の間は箸を付けないという風習がある。
各店には全国から注文が舞い込み
大晦日までには4千、5千匹を
販売するという。
ヒレが焦げないよう粗塩をまぶし
威勢良く跳ねる姿になるよう金串を打ち
約40分かけふっくらと焼き上げて
全国の食卓へ