第二次パープル問題

<15代目フーシェ>が管理人のハンネです 

西洋史で好きなのはメッテルニヒ

2015年12月09日 | 日記
 <メッテルニヒ>についての本があって読み込んだんですが、メッテルニはナポレオンを追放した後のヨーロッパ世界の秩序を方向づけた<ウィーン会議>の主役だったのですが、イタリアの独立には反対で、ドイツ地域のプロイセン主導の改革にも反対していた。

 メッテルニヒが恐れていたのは、ドイツやイタリアでナショナリズムの芽(愛国心や強い郷土愛)が出てくることを警戒していました。19世紀後半の西洋史はプロイセンがドイツを統一して<ドイツ帝国>を作ったり、サルデーニャ王国がイタリア半島を統一して<イタリア王国>を作ったりしたことが大きく取り上げられていますが、それまでの中欧世界は、内陸国オーストリアこと神聖ローマ帝国がドイツとイタリア地域をおさえこんでいました。
 メッテルニヒが若い時代まではそれでよかったのです。ナポレオンが登場して、神聖ローマ帝国が解体されると、事情が変わってきました。

 ナポレオンがもたらしたのは<市民の自由>という概念で、まぁフランス革命の理想なんですが、そのフランス革命の理想とか自由思想をフランス以外の人たちも理解してきたことによって、ナポレオン帝国は急速に崩壊します(ポーランドもロシア帝国からの独立を目指していたし、ロシアでも、ナポレオン戦争で伝わった思想を持つ兵士のデカブリストの乱が起きましたしね)


 メッテルニヒは1848年にウィーンでも暴動といいますか革命が起きるのですが、それで英国のロンドンまで亡命します。ロンドンで民主主義とか議会は素晴らしいと感じたのに、自国オーストリアではまだ早い(笑)と感想を残し、また、ほとぼりがおさまったウィーンに帰国します。

 最晩年に(1859年あたりだっけ?)オーストリア帝国はイタリアでの戦争に敗北します。これは実は因縁深いことに、ナポレオン1世の甥っこ<ナポレオン3世>がオーストリアの力を弱めるために、イタリアの独立を助けたという背景があります。

 メッテルニヒは<保守の岩石>でしたし、自分は保守を守る岩石だと発言していますが、最晩年にはだいぶ時代遅れの人になってしまいました。しかしながら、私としては、仏のタレーラン外相とならんで、メッテルニヒ宰相もけっこう好きですね。

 ナポレオンがいなくなったつまらないヨーロッパ世界を牽引した人物ではありますが、1815年から1848年の<ビーダマイヤー時代>の代表格でした。第一次世界大戦までヨーロッパ世界で100年間戦争がなかったことから「100年の平和を構築した」「メッテルニヒ体制だ」という人もいます。

 これから注目されていくべき歴史上の人物かと思います。*ちなみに神聖ローマ帝国やオーストリア帝国の王族は<ハプスブルク>です。最近の漫画で7-GOHST(セブンゴースト・七霊)では、王族として<バルスブルグ>とかが出てきましたよね

民主党の細野さん<新党結成>発言

2015年12月09日 | 日記
新党結成が必要=民主・細野氏

12月08日 12:19時事通信


 民主党の細野豪志政調会長は8日の記者会見で、同党と維新の党が統一会派結成で基本合意したことに関し、「非常に大きな一歩だ」と歓迎した。その上で、「私の思いとして新党を作るべきだという考えは変わらない。そこにできるだけ多くの志を同じくするメンバーが入れる形を作っていく必要がある」と強調した。 
>>>>>>>

 民主党と維新の党の新しい泥船のできあがり もうタイタニックはごめんだ

女子高生のスカート切り裂き男逮捕<埼玉新聞>

2015年12月09日 | 日記
女子高生のスカート切り裂き、体触る 容疑の会社員を逮捕/大宮署

12月08日 23:31埼玉新聞

 女子高校生のスカートをカッターナイフで切り体を触ったとして、県警鉄道警察隊と大宮署は8日、器物損壊と県迷惑防止条例違反の疑いで、熊谷市久下、会社員の男(43)を逮捕した。
 逮捕容疑は、9月29日午前6時5分ごろから同45分ごろまでの間、JR高崎線上り熊谷―大宮間の列車内で、女子高校生が着ていたスカートをカッターナイフで切り裂いた上、体を触った疑い。
 同隊によると、女子高校生は県内の私立高校へ通学中で、登校後に教師に相談。その後、同隊に電話で相談したという。高校生にけがはなかった。
 男は容疑を認め「仕事などのストレスがたまっていた」と供述しているという。同様の犯行を1〜2件ほのめかしており、同隊で余罪について捜査する。

 >>>>
 埼玉新聞より

<維新>円満解散?どこらへんが円満なの?

2015年12月09日 | 日記
維新「円満解散」で合意=分裂の混乱収束―執行部・大阪系

(時事通信) 12月08日 15:40


 和解案に正式合意し、署名した文書を手にする片山元総務会長(左)と維新の党の松野代表=8日午後、国会

(共同通信)

 維新の党執行部と、除籍(除名)処分を受けた大阪系議員らは8日、分裂に伴う混乱の収拾策として、維新が特定の時期を定めず「円満解散」することや、野党再編が実現した段階で「維新」の名称を実質的に大阪側に返上することで合意した。松野頼久代表と、大阪系の馬場伸幸衆院議員らが同日、国会内でそろって文書に署名した。

 解党の時期については当初、大阪系の要求を踏まえて「年内」とする方向で調整していたが、執行部側が巻き返し、玉虫色の決着を図ることで落ち着いた。執行部の一人は「(参院選前の)来年5月ごろまでには野党再編により維新はなくなっている、ということで大阪側も納得した」と説明しており、当面の解党見送りを大阪系が容認した形だ。
>>>>>>

 ????????????