昨夕、パソコンのニュースで、元明石市長・泉房穂君の
意見を読み、「そうだ!よく言った!」と笑っていた私。
その意見とは、「TV局の政治部記者が悪い」である。
簡単に説明すると、政権与党のことを報道する場合が
多いわけだから自民党・公明党の議員には嫌われたく
なく政治部記者は切り込みにくい。それは、政権が長く
続いているからの弊害、ということである。
だから、東京新聞は社会部記者を会見に送り込んだ。
そして政治部記者なら訊きにくいことをズバズバ訊き、
官邸側は露骨に腹を立てていたのである。
(学生の頃から私は東京新聞が好き)
その記者とは、菅首相から蠅の如くに五月蝿がられた
望月衣遡子記者である。
あろうことか、望月君を邪魔者扱い・政治音痴扱いした
のは菅政権だけではない。
同業者である報道機関政治部記者たちも同じなのだ。
それだけ報道各社・政治部記者の殆どが政権与党で
ある自民党のスピーカー記者みたいなモンなのだ。
さて、今朝のモーニングショーに泉君がゲスト出演した。
で、テレ朝・政治部記者に食いついた。
政治部記者が、「早くも自民党内では、既にポスト岸田
でして小石河陽子なんですよ」と言った途端、「TV局が
すぐにそうやって言うから。国民はポスト岸田じゃなくて
ポスト古い政治やポスト金まみれの政治なんですよ」と
駄目出しをしたのだった。
玉川君も声を出して笑ったし、私も茶の間で笑った。
みんな政治部記者に対して同じ考えだからである。
さて、ここから本題に入る。
裏金事件が表沙汰になって政治資金法改正が焦点に
なっているのは良いことだ。
だけど、泥棒が作る法律は泥棒が困らない為の法律に
なるから、自民党案はハナから泥棒案である。
では、色々と改正は必要だが何を一番直すべきか、を
言わねばならない。
それは「企業・団体献金の廃止」なのである。
「献金とか寄付」と言うけれど、実際は「袖の下」と同じ。
「お金をあげたんですから、私たちのこと、頼みますよ」
でしかない。
だから、もしも今後も寄付を認めるなら、厳しい決まりを
作るべきなのだ。
言いたいことがまだまだあるので、続きは明日。
【注 小石河陽子】小泉進次郎・石破茂・河野太郎・
上川陽子の名前から部分的に繋げた名前。
次期首相候補たちと言われている。