統一教会のカルト問題に端を発し、元首相が殺害され、
カルト教団と国会議員との繋がりまで話が進展した。
マスコミは統一教会の問題点を追及しなかったことへの
反省の弁を口にするけれど、それを聞く度に私の頭に
浮かんでくることがあるので釘を刺しておきたい。
国会議員などの政治家が、結果としてカルト教団をPR
することの危うさが問題視されているのである。
では、問題ばかり起こし、解決しようとする努力の欠片も
見せなかった日本大学があるが、大学の広告塔として
入学していた某女性水泳選手に就いては全く違う対応
をマスコミがしたのは、どういう根拠なのだろうか。
某水泳選手が入学した年にラクビー問題があり、のちに
学生が納めたお金を理事長らが詐取していたのだ。
一円も出さずに入学し、日本大学の広告塔だったのだ
から、「どう思う」のインタビュウぐらいされて当然である。
ところが、病気から復活した面ばかりが強調され、まるで
他の選手は目に入らないごとくに彼女だけをマスコミは
追い掛けたのである。
私に言わせれば、統一教会の問題を追い掛けなかった
点はあまりマスコミに問題は感ぜられないのだ。
仕方がなかった、と言うべきか。
統一教会を問題視すべきは、すり寄られた政治家の方
である。
すり寄られた政治家がマスコミに「すり寄られた。問題だ」
と言えば、今日のような問題にはならなかったのだ。
すり寄った統一教会と、利用した政治家が問題である。
だから、大いに利用した政治家は政界から去るべきだ。
さて、午後3時から統一教会の記者会見が行われたが、
裏で繋がっていた政治屋から頼まれたのだろう。
何を言おうが、誰も信じまい。