どういう風の吹き回しなのか、石破首相は昨日、「悪質な
裏金議員の公認はしない」と発表した。
現時点で確実に公認取り消しになりそうなのは約6名だが、
個人的に一番落選させるべきと思っているのは東京24区
から選出されている萩生田光一君である。
落選させたい理由は既に国民の知るところであり、改めて
書けば長くなるから省略させていただく。
東京24区は八王子市が票田で、創価大学もある「創価
学会の街」でもある。以下は、その数的根拠である。
2019年 八王子市議会選挙の有権者数は約46万人。
投票者数は約20万人。
公明党候補者10人の合計得票数は45.123票。
2021年 東京都議会選挙の有権者数は約46万人。
投票者数は約20万人。
公明党立候補者の獲得票数は45.053票。
2022年 参議院選挙の有権者数は約47万人。
投票者数は約26万人。
公明党の候補者の獲得票数は43.293票。
いずれも創価学会員票は43.000票~45.000票で、
投票者数20万人の22%が学会員票なのである。
では、萩生田君が当選した2021年度・衆院選の結果を
見てみよう。(年齢は当時のもの)
萩生田光一 58歳 自由民主党 149.152票 当選
佐藤 由美 49歳 国民民主党 44.546票
吉川 穂香 26歳 日本共産党 44.474票
朝倉 玲子 62歳 日本社民党 16.590票
ご覧の通り、野党三氏の得票数を合計しても萩生田君に
届かないのである。
だが今回、自民党公認を得られない萩生田君に公明党
(創価学会)は投票行動などの協力をするだろうか。
その点に就き、私如きにはどうなるのか想像もつかないが、
学会員の45.000票が当落の鍵を握っているのは私にも
容易にわかることである。
勿論、野党一本化が萩生田下ろしに必須条件であるのは
3年前の得票数を見れば言うまでもないことである。
だから先日当ブログでは、立憲民主党から立候補予定の
有田芳生君(72歳)には問題があろう、と指摘したのだ。
第一に、齢72歳に未来を託すのは無理がある。
当選しても、1回こっきり議員になるということを健全なる
有権者は望まないのだ。
第二に、有田君は安倍晋三君死去による欠員補充選で
山口4区から立候補し、安倍後釜候補にダブルスコアで
敗れたばかりである。
つまり、どこへでも立候補する「お気軽落下傘候補者」と
思われた時点で大いに不利になるのは明らかなのだ。
「第三に・・・」と書き進めたいところだが、長くなってしまう
ので、この続きは明日に書くことにする。