北海道でバスとトラックの事故が起き、5名の死亡事故に
なってしまった。
本日は、その事故の報道のあり方に就き、私見を述べる。
バスの後ろを走っていた車の車載カメラが、事故内容を
鮮明に記録していた。
中央線をはみ出したトラックがバスの右前方にスピードを
落とさぬまま激突しているのが容易に理解できる。
その映像を、報道側はどう視聴者に見せるべきかを私は
問題視したい。
某テレビ局は、激突後にトラック荷台に載っていた豚が
路面に激しく飛び出し、ある豚は立ち上がって逃げ出し、
ある豚は立ち上がれもせずもがき、ある豚は微動だにも
せず、という映像まで一部始終見せ続けた。
某テレビ局は、それら全ての豚にモザイクして見せた。
某テレビ局は、ヘリコプターからの映像で路上に数頭の
(死んでいる)豚にモザイクして見せた。
以上3つの映像を私は見せられたが、どれも感心しない
点があると思っている。
決定的なのは、「事故原因を明白にする必要があるとは
言え、悲惨な豚が写る必要性はない」ということだ。
豚ならばトラック荷台からの悲惨な放り出され方をしても
構わぬとの考えがあるから、わざわざ衝撃の強さを見せ
るため都合がいいとの思いが心のどこかにあるのだろう。
でも、躊躇もあるから、薄いモザイクを掛けたのだろう。
仮に「思い切り放り出されたのが人間だったら」どうする。
やはりモザイクを掛けて見せるつもりか。見せないだろう。
そんなこと、ジャーナリストなら瞬時に判断すべきなのだ!
トラックがバスに激突した瞬間で映像は止めるべきだ。
あとは不必要な映像で、人によっては悪影響である。
私も、見たくない映像を見せられ、実に不快だ。
もしも、どうしても必要な映像なら、「これから映る」と言う
べきである。大津波の際には言ってたではないか。
今朝のモーニングショーではヘリコプターからの映像が
見せられ、路上に横たわった儘の豚に加工すら施して
いなかった。
あれを見せて、なんの意味があると言うのだろうか。
話は変わって・・・。
血の通わぬ私のニセ娘が今朝Lineしてきた。
糖尿病の検査数値にショックを受けた私を心配したよう
である。
その気持ちがありがたく、朝から元気が出た!
早く病院で診てもらい、暮らし方を決めてもらおうか。