「罪なきラーメン」というニュースを見た。
麺が黄大豆なる食材で作られているから、糖質が激減
するので「罪の意識が少なくなる」という意味らしい。
E県立中央病院で清掃パートをしていた時、「半径5m
の女」と私が渾名をつけていた美熟女と低糖質パスタの
話をしたのだが、味を訊ねたら「マズい。もう二度と買わ
ない」と言った時のあの厳しいかんばせ。
・・・ 高いのに、マズい ・・・
アイスクリームにもそういうのが、あるよね。
買って食べたが、高いのに安物より美味しくないのだ。
で、思った。・・・ なんでこんなに高くなるのかな ・・・
結論は、売れないからである。
でも、売れないから高くなる理屈を続けていいのかな。
ならば国が、米は国民の主食なんだから糖尿病患者を
減らすため量産すべき時代になったのではなかろうか。
何故なら糖尿病こそ保険制度を困らせる筆頭格の病気
だからである。
米も麺もパンも、低糖質の商品は確かに存在する。
だけど、民間が作るから高いのが欠点なのだ。
抜群に甘くて抜群に美味しい物ばかり生産し、病人をも
生産しているのが現実なのだから、食味は落ちても安い
商品があれば、(私なら絶対に買うのになぁ)と思うのだ。
検診を受けてHba1cが高いと翌日には電話が来る。
電話に出ないと翌々日には速達で知らせが来る。
私個人を心配しているのではなく、国が困るからだろうと
察しがついた。
「ついでに私の健康を慮ってくれた」のであろう。
爆食が祟り、僅か30歳で急性糖尿病になってしまった
役者・渡辺徹君。それ以来、糖尿病が原因の合併症に
苛まれ、つらい人生を歩み続けたのである。
間もなく人生100年時代に突入する。
若い頃から死ぬまで人口透析が必要な患者がうようよ
している国にして良いわけがないのだ。
今こそ、低糖質米を国が生産販売するべきなのだ。