ホイッスルバード あいざわぶん

『小旅島旅独り旅』 松浦鉄道と並走したわい!

今回のバイク旅で行きたかった場所は二か所で、
一つは猫の島として有名になった福岡県「相島」。
もう一つは、九州地図の左肩部分の松浦半島を
バイクでゆっくり一周すること。
もしも雨の日ならばバイクは置き、「松浦鉄道」に
乗って一周すること、と決めていた。

よくぞ、こんな片田舎の旧国鉄が第三セクターと
して残ったものだ、と感心していたのである。
有田駅から佐世保駅まで、営業距離が100キロ
もあるのだから、残ったのは奇跡的である。

松浦鉄道とほぼ並行して204号線が通っている。
天気が悪くなかったからバイク旅にしたが、同一
方向に走る一両車両と並走したりして楽しめた。

福岡方面から松浦半島に入るので伊万里市から
左回りに半島を走ることになる。
半分と少し走ると、平戸島との出合いに到着する。
そこにある駅が「たびら平戸口」で、日本で一番西
に位置する駅である。
なんと女性駅長さんでしたぁ~。





最北の「稚内駅」。
最東の「東根室駅」。
最南の「西大山駅」。
最西の「たびら平戸口駅」。

おっしゃ~!
これで全駅訪問したどぉぉぉぉ。



この日は佐世保市に宿泊。
テレビで「昨日松浦鉄道の踏切で67歳の女性が
轢かれて、搬送先の病院で亡くなった。松浦鉄道
での死亡事故は17年振りのこと」と報道していた。
まだ惚ける年齢でもあるまいにと思ったら、女性は
耳が全く聞こえない障害者だった。

踏切遮断機がないから起きた事故として、地区長
は遮断機設置を当たり前のように要望していたが、
耳が聞こえないなら線路を渡る際は目で確認する
の方が当たり前じゃなかろうか。
遮断機が設置されたとしても、子供だって渡る時は
渡るのであり、絶対の安全対策ではないのである。
今も松浦鉄道が残っていることの有難味が解って
ない発言であり、聞いていて莫迦らしくなった。
警報機と遮断機を設置すれば約2000万円以上も
必要なのである。
警報機も遮断機も無い踏切を「第四踏切」と呼ぶの
だが、もしも踏切自体を無くしましょうと提案すれば、
それこそ住民は「不便になるから反対」と言うだろう。
・・・少しは考えろ、地区長だろうが・・・
と、余所の住民に腹を立ててしまった(笑)。

佐世保泊の翌日は、約450年前の隠れキリシタンを
偲んで教会を2か所と、中学の頃から愛読していた
遠藤周作の記念館に訪問する予定だった。
ところが10日間天気予報は外れまくりで、昼前から
広い範囲で西から雨が降るとのこと。

(じゃ、記念館に行ったら絶対に濡れるじゃないか)と
観念し、午前7時から大分市(東)に向けて走ることに
した。
結局、標高が高い日田市で雨に降られ、(ええいっ、
じゃあ松山まで帰ったろ)と300キロ以上も走ったの
である。
松山市に入る手前まで細かい雨は降り続いたのだが、
なんと市内に入ったら道路すら濡れてない。
・・・やっぱり松山は素晴らしい・・・
終わり良ければ全て良し!
湯船にたんと湯を張って、小一時間も楽しんだのだ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事