午後から窓拭きをしたが、汗だくになって矢鱈と
仕事をした気になった。
食事に気を付けているから、そのぐらいでヘタる
私ではないのである。
「明日も暑い」と予報が出ていた。
で、予報通り、確かに朝から蒸し暑い。
でも、元気はいいし、連休だから何かしたい。
ということで、自宅から５０キロの大洲市にラーメン
を食べに行くことにした。
原付バイクで約２時間で着く。
この暑い中、往復４時間掛けて食べたいラーメン
は「福ちゃんラーメン」。
写真を見ただけで行く気になったのである。
大洲に来たら、先ずはお城に挨拶をせねば・・・。
相変わらず綺麗なお城で、清流肱川（ひじかわ）
が涼し気に見せてくれる。
開店時間１１時３０分に合わせて、「福ちゃん」に
到着。
倉庫の一角を店舗にしたような味のある店構え。
６０代の爺二人が既にラーメンを啜っている。
開店時間前から並んだので店を開けたのだろう。
三人ぐらい人殺しをして務所から出てきたような
強面の男が店主である（申し訳ない）。
妻の人相が至って普通なので安心したのである。
「ラーメンの・・・普通盛りを、お願いします」
普通盛りなんぞ私らしくないのだが、糖尿病が頭
をよぎるから、約１秒ぐらい間が空いたのである。
三日前に写真で見た通りのラーメンが出てきた。
一口啜ると・・・美味い！
（失敗した！大盛りにすれば良かった）と思った。
（そうだ！もう一杯頼めばいいんだ）と思った。
（莫迦たれ！糖尿病手前の癖に・・・）と思った。
いや～、頑張って来た甲斐があった。
「福ちゃんラーメン」畏るべし！
血糖値が正常に戻ったら、二杯食べに来よう。
それぐらい人を感動させるラーメンだった。
