文部科学省が昨日発表した全国学力テストの結果に
ついて本日は語りたい。
きっと私も小六・中三で受けている筈の、国語・算数
(数学)のテストのことだが、自分の成績なんかは全く
記憶にござんせん(笑)
中三・国語の平均正答率が前年度より11.7ポイント
下がって、過去最低の58.4ポイントになったそうな。
でも58.4ポイントもあるのだから悲観すべきじゃない
ような気がしないでもない。
それを毎年発表し、教師と親にプレッシャーを掛ける
のが全国テストの意図なのだろう、と勘ぐる私である。
全国テストに関して文科省に訊きたいことがある。
私立校の7割が全国テストに不参加なのは、何故か。
何故、文科省は不参加を認めているのか。
7割の不参加私立校があるのに、全国テストを続ける
意味をどう考えているのか。
ねっ、そういう隠れた事実を知ると嗤えて来るでしょ!
とは言ってみたものの、私にも気になることはある。
数年前に勤務していた病院清掃の仲間たちから耳に
した「自動車運転免許の学科試験」についての話で、
難しいらしいのが不思議でならないのだ。
あんな問題文、解らないなら不勉強過ぎるのが原因。
子供の頃の童話や学校に入ってからの読書が少ない
から読解力がまるで育っていないのだ。
それって個人の素質じゃなくて、育った環境の違いが
大きな原因なのだと経験的に私は結論する。
吾が家のように母親(吾が家は片親です)が愚かでも、
級友との関係から読書の楽しみに目覚める場合もある
からだ。
それから吾が妹のように少しずつ成長して目覚ましい
文章力を持つ場合だってあるからだ。
教育専門家も「全国学力テストには問題がある」と指摘
しているではないか。
早く、記憶力=成績のテストから脱却すべし。
教育は「じっくり」が一番いいのである。
つまり、教育の底上げが国にとって大切なのだ。