日本語は読める。だけど理解はできない。
それが調査で明らかになったと云う。
外国人のことではありません、日本の若者のことです。
「教科書が読めない子供たち」の著者が言ってるのだが、
ここから文章読解力の例題をお出しするので、皆さんも
ちょっとお付き合いを・・・。
※ 次の文を読みなさい。
Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名
Alexandraの愛称でもある。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる
最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
Alexandraの愛称は( )である。
(1)Alex (2)Alexandra (3)男性 (4)女性
さて、読者の皆さん、回答しましたね。
15歳の生徒なら理解できる簡単な問題である。
ところが調査では、進学校(高校生)の3分の1が間違えて
回答しているのだと云う。
時として意思疎通が微妙になるのでは、と心配になる。
解った振りなんかされたら最悪の状況にだってなるでしょ。
この問題は4択にしてあるけれど、【Alexandraの愛称は
( )である。( )の中に来る言葉は何】でもいい筈。
そういう設定なら、更に不正解の回答は増える可能性が
あるのでゾッとするばかりだ。
長文の読解力ならば人によって差は出るが、例題の様な
短文でも理解できないなら人と人の繫がりは危うくなる。
獣のようにくっつき、獣のように喧嘩し、獣のように別れる
だろう。それは誰の目にも明らかだ。
相手が何を言っているのか、実際は解ってない。
何も読解力ばかりではなく、聞いていて意味が解らない、
伝わらないのも同じことである。
だもの、選挙になんか行かないわな。
政治とは、見知らぬ人が、何か言っている、だけだもの。
やっぱり、終わってるなぁ。
念のため、問題の正解は、(1)
Alex ですが、まさか、
間違えたりしていないですよね。
【追記】選管の人が投票用紙の盗み撮りをしてXに投稿
していた。
それは比例の投票用紙で全て公明党と書かれているの
だが、どれも劣悪な書き方で「こめと」や、「こうめトウ」と
書かれてあるものばかり。
盗み撮りした人は創価学会に悪意がある人なわけだが、
それにしても酷い書き振りなのも事実。
そういう人たちって、教祖さんに簡単に騙されるよねぇ。
そういう人たちが「はげうたこいち」とか書いたんでしょ。
【追記 その2】今回の衆院戦の演説で、党首の話し方の
比較をしていた私。
聞き易く、解り易く、雰囲気が良いのかを注目したのだ。
(聞く気にもなれない保守党・参政党は除外した)
第一位 日本共産党・田村君
第二位 国民民主党・玉木君 (第一位と僅差)
第三位 自由民主党・石破君
第四位 日本維新の会・馬場君
第五位 れいわ新選組・山本君
第六位 公明党・石井君
第七位 社会民主党・福島君
第八位 立憲民主党・野田君
田村君と玉木君の声は聞き易く、解り易くて好印象。
石破君も上位二人と差は僅か。
馬場君の関西弁イントネーションは、やはりマイナス点。
山本君は声の張り過ぎで、こちらまで疲れてくる。
石井君は熱気(気持ち)が不足気味に感じてしまう。
福島君は演説慣れしてのワンパターンだから鼻につく。
野田君は蓄膿症みたいで聞き取りにくく、不快でもある。