ちょいと寄り道。
「アマテラス」は女性神か?男性神か?を調べて行く中で、
『延喜式』平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)では
自然神として神社などに祀られた場合の「天照」は「アマテル」と称されている。
天岩戸の神隠れで有名であり、記紀によれば太陽を神格化した神であり
皇室の祖神(皇祖神)とされ神社としては伊勢神宮が特に有名。(Wikipediaより抜粋)
とあり、「アマテル」はその名称の如く、
天地を照らすという太陽神らしい神の名に冠する名称であり、
自然の太陽をそのまま神格化した神と言えるのですが、
7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた、
日本に現存する最古の和歌集である『万葉集』で「アマテル」を使用した和歌として、
「久方乃天照月者神代尓加(久方の天照る月は神代にか)」(7-1080)
「久方天光月隠去(久方の あまてる月の隠れなば)」(11-2463)
「比左可多能安麻弖流月波見都礼杼母(久方の あまてる月は見つれども)」(15-3650)
との様に、久方の天を照らすのは、月であると表現され詠まれています。
「アマテル」は太陽だけに限定するのは考え違いなのか???
新たな課題が生まれてしまった、、、、、、、、、、。
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自然神として神社などに祀られた場合の「天照」は「アマテル」と称されている。
天岩戸の神隠れで有名であり、記紀によれば太陽を神格化した神であり
皇室の祖神(皇祖神)とされ神社としては伊勢神宮が特に有名。(Wikipediaより抜粋)
とあり、「アマテル」はその名称の如く、
天地を照らすという太陽神らしい神の名に冠する名称であり、
自然の太陽をそのまま神格化した神と言えるのですが、
7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた、
日本に現存する最古の和歌集である『万葉集』で「アマテル」を使用した和歌として、
「久方乃天照月者神代尓加(久方の天照る月は神代にか)」(7-1080)
「久方天光月隠去(久方の あまてる月の隠れなば)」(11-2463)
「比左可多能安麻弖流月波見都礼杼母(久方の あまてる月は見つれども)」(15-3650)
との様に、久方の天を照らすのは、月であると表現され詠まれています。
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