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アロエベラとは(7)有用成分③

2017年08月02日 | アロエベラ
アロエベラとは(6)からの続き

引き続き
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アロエベラとは(6)にて、アロエベラ内の有用成分の
ビタミン類について、種類と作用を紹介しましたが
紹介した有効成分以外にも下記の様な有効成分があります。

アロイン
健胃作用があるとされています。
主にアロエ表皮部分に多く含まれ、
胃の活動を活発にする他、腸の働きを活性化することによる
便秘改善効果や健胃効果があるとされている成分です。

効果が強い事から日本では薬事法により
アロインは医薬品として登録されています。
そのため、アロエベラを加工食品として販売する場合は、
アロインが含有されている表皮部分をカットしなければなりません。

過剰摂取により子宮が圧迫されるので、
妊婦は摂取に注意が必要であり、過度に摂取すると
必要以上にお腹がゆるくなることがあります。


アロエエモジン
健胃作用、腸の活性化作用があるとされています。
アロエエモジンはアロエの皮部分やゼリー状部分に多く含まれる成分。
アロイン同様にアロエの苦味成分。

解毒作用もあるといわれており、
二日酔いなどにも効果があるといわれています。

アロエエモジンは子宮を直接収縮させる作用もあることから、
妊婦が摂取すると早産や流産を引き起こす恐れがあると言われています。

※注意※
アロインやアロエエモジンは、
日本国においては「薬品」と指定されていますので、
加工食品に関しては、これらの成分は含有されていません。
生葉を使う場合は、十分な注意が必要です。



アロエチン
アロエチンはアロエに含まれている成分の一種で、
高い殺菌力と解毒作用があるとされ、外用により化膿や吹き出物の治療、
内容により風邪や肝臓病などに対しても効果があると言われています。
この他、メラニン色素の沈着を予防する効果もあり、
シミやそばかすの予防による美白効果も注目されています。


多糖体
多糖体とは、細胞と細胞を結合するゲル状の物質で関節や皮膚など
体内のいたるところに存在しています。

この多糖体については、特に重要な有効成分なので
アロエベラとは(8)で細かく紹介させていただきます。

アロエベラとは(8)へ続く


※注意点※
ここでご紹介する情報は、健康や疾患に関する一般的情報を提供するものであり、
医師や薬剤師等の資格を持った医療従事者が行う医学的なアドバイスやそれに代わる
情報を提供するものではありません。
紹介する全ての情報は、素材や成分に関する知識や理解を深めるために、
個人で学習することを目的としてご利用ください。




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