魚鳥木、申すか?申さぬか?

ぎょ・ちょう・もく、申すか?申さぬか?
申す!申す! 魚⇒ニシキゴイ。鳥⇒ニホンキジ。木⇒制定無し、花は桜と菊

神葬祭の死生観と葬祭史①

2017年08月10日 | 民俗学探究
「死者を悼む」とは、 からの続き



葬儀全体の9割程度を仏式が占めているなか、
残りの1割程度の葬儀が、神式、キリスト教式、
その他の宗教により執り行われていると言われています。

そんな中、近年では家の宗旨や信仰上からの理由ではなく、
神道式のほうが仏教式の葬儀よりも費用が安い、戒名料がいらない、
お布施の額によって死後の名前を左右されないのが良い等の理由から、
神道式の葬儀である「神葬祭」を希望する方が僅かにでは有るが増えつつある。

そこで、「神葬祭」と言う葬儀がどのような物か、
神道における死生観・神葬祭の葬儀史を通して説明して行きますぅ~

神葬祭とは
神葬祭とは神道の形式で行なわれる葬儀の事を言い、
人は亡くなった後も、その「御霊(みたま)」は不滅であり、
お祀りされた「御霊(みたま)」は、我々子孫をお見守り戴く
「祖霊神」として、永く久しくお鎮まりになるとされている。

「神葬祭」では、祭詞を奏上して、故人の生前の功績をたたえ、
遺徳を偲ぶとともに、その後の「祖霊祭」にて、亡くなられた方の
「御霊(みたま)」を丁重にお祀りすることを大切にしているのである。

神葬祭の死生観と葬祭史② へ続く


画像をクリックするとAmazonに飛びます。
神葬祭大事典 縮刷版
加藤 隆久
戎光祥出版


神葬祭総合大事典
小野和輝
雄山閣


神葬祭の死生観と葬祭史② に続く

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野菜の栄養素の減少を煽る表... | トップ | 右脳開発日記(8) »

コメントを投稿

民俗学探究」カテゴリの最新記事