最近になって音楽の素晴らしさとか、残酷さを感じることができるようになりました。
つい先週演奏した時のこと、
物凄く苦手なフランス音楽に挑戦しました。
サクソフォンと言えばフランス音楽を中心に勉強しますがもっと細かく言うとドビュッシーの作品なんかは手が出せません。
どう吹いたらいいかわからない、自信がない、完璧に逃げていました。
このままだと成長がないと思い挑戦しました。
本当難しい。だけど勉強をしている感覚がとても好きです。
まだまだ勉強できると言う喜びが味わえた感じがします。
その感覚が素晴らしさに繋がるのだろうと
残酷な面と言えばそれは音楽を使った人への攻撃。
はっきりと言ってしまえばコンクールの指導者など
コンクールを受ける意味は能力を上げるための試練であり修行であり経験でもある
自分はそうやって音楽をやってきた気がします。
間違った人の話を聞きました。
それは人間否定を含んだ指導法
その指導をして結果が出る=素晴らしい
そんなやり方で結果が出るのであれば自分だったら受けなくても良い気がします。
何人もの人が病んでしまったのを見ています。
きっと病んでしまう人が悪いと言うことになるのだろう。
だから決めました。
そんなやり方でなくても結果が出せる教育者であり、音楽家になることを
演奏でも見せてやります。
だから決めました。
これからの人生、間違った世界に挑み続けて行くことを目標に。