実は私もあまり得意ではない。
高校生の頃、治療中に腹痛を訴えトイレに行った歯科医師がいました。
こっちは綿を入れられ、大口を開いたままなのに放置。
結構な時間待たされました。しかも何の詫びもなし。
数年前、当時かかりつけの歯科で、被せものの金属を削られている最中.そのかけらが喉に詰まりそうになった事がありました。
苦しくてうめき、むせこむ私に医師も衛生士も呆然。削りながらバキュームをしなければならないのに、見落としたのです。
椅子は深く倒されたまま。私は死にそうになりながら喘ぎ、ようやくバキュームしてくれて飲み込むのは免れましたが。
ひどく咳き込み苦しむ私に、まだ若いその歯科医師は、抑揚のない声で「大丈夫ですか?」と一言。謝罪の言葉もありませんでした。大丈夫のわけね〰だろ!!
恐怖と怒りで震えがきたのに、文句一つ言えなかった。
何故だろうといつも思います。肝心な時、きちんと怒りを出せないのです。
会計の時に言ってやろうかとも思いましたが、以前ご近所だったというのも関係してか何も言えず。後々クレームをつける事もできたはずなのに。
それなのに、時々思い出しては一人腹を立てている。情けない。
私にはやはり、アサーショントレーニングが必要なのかな。