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合言葉はヒュッゲ

一昨日の寅さん 43

一昨日の寅さんは第43作【寅次郎の休日】マドンナは宮崎美子。今回も満男の彼女として後藤久美子とその母夏木マリが出ています。
夏木マリ、妖艶で綺麗だなあ。

後藤久美子演じる泉は、会社を辞めて愛人と暮らす父を訪ね大分に出向きます。そんな泉を気遣い満男も大学を休んで同行。
父役は寺尾聰で同棲中の愛人は宮崎美子です。平成2年当時の二人。さすがに若いな
あ。

父の事か大好きな泉は、愛人と別れてほしいと頼むつもりでしたが、二人の仲の良さを見て何も言えず。

そこへ寅さんと夏木マリ演じる泉の母が、夜行列車に乗り追いかけて来て無事合流。

寅さんシリーズとしては結構高級な旅館で寅さんと泉の母、満男と泉で一泊。宴会を開き盛り上がります。

酔った寅さんにはやされて満男が歌ったのが「踊るポンポコリン」

そうだ、平成明けてからちびまるこちゃんがブレイクしましたもんね。

満男と泉、いいムードですがイマイチ先輩、後輩の立場から動けない。

寅さんはいつも満男の人生の先輩で、満男のジレンマを上手に和らげています。

最後の場面、満男の語りで、幸せとは何なのかと問いかけます。

自分がそう思えば幸せか?でも人から見たらどうなのか?

寅さんのような人生は、傍から見れば安定せず心配が尽きない。

社会的な安定が幸せの基準だとしたら、人はそれを尊ぶ。でも心の中が満たされなければ意味がない。

母が在宅の頃、「みっちゃん、あんたは幸せだねえ、娘が二人とも近くにいて」と言われご満悦だった。

母にとっては、他人から見た基準が一番だったから。

娘が近くにいる→便利=幸せ

そうなのかな?

満男の心の声じゃないけど、人にとって何が幸せか?

患者さんの退院支援をするようになり、特に最近考えてしまいます。

今日から八月。朔日参りに行って来ます。



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