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指導者は自らを律し自信を持って指導を!

2013-02-10 21:08:46 | 日記

高等学校におけるクラブ活動の体罰問題がアマチュアスポーツ界でのパワハラや暴力行為にも広がり、文科省も実態把握を指示する中で各地で多くの体罰が報告されている。こうした問題は表面化しにくく報告も氷山の一角ではないだろうか。しつけや指導と体罰の境界も微妙な部分もあり、「明確な線引きが必要だ」と言う声も聞かれる。人権を無視するパワハラや自殺にまで追い込む暴力やいじめは当然排斥されるべきであるが「信賞必罰」はこれまでもあらゆる指導教養の中で取り入れられてきたことも事実である。「運動場を10周走って来い」とか「1週間トイレ掃除をしろ」と言われ苦痛を味わった経験は誰しも持っていると思う。「口で言うより手の方が早い」美空ひばりの「やわら」と言う歌の一節であるが、日本人は古来から自らを律すると言う意味合いから我が身をいじめ抜いて精神を鍛えなおすと言う風潮が正当化されてきた。とりわけスポーツの世界では指導者自身がそのような指導を受けてきており、保護者もこれを容認し後世に伝えて来た経緯がある。「侍ジャパン」と言う呼称を耳にする一方で国旗を掲げて競技場を走り回る選手の姿を見るが、これが全てとは言わないが闘魂、闘志等闘争心を鼓舞する意味合いから現在も続いているのだろう。「まあまあ、なあなあの生ぬるい指導で上位が望めるか」と言う反骨心が指導者の心の中に凝り固まっていることが、こうした鉄拳制裁と言う有形力の行使になっているのではないだろうか。指導者は自ら範を示し感情に流されることなく、自らを律して尊敬される人間でありたいと思うが、今回の問題で教師や指導者が生徒におもねる等自信を無くしたり、ことなかれ主義に陥って委縮することにならないよう、関係者は具体的で明確な指針を示すなどフォローや指導を怠らないようにしなければならない。


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1 コメント

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Unknown (おおるり)
2013-03-02 10:43:41
~いつの世も人の為にことを行う~
幼児は家庭で、幼稚園児・小学生の道徳教育は~国のため・人のためを叩き込む教育が必須
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